せいじ君のお面

せいじ君

from 杉本

少し前のことですが、
孫のせいじ君は、
お面を付けると、
シンケンジャーに変身していました。

お面を付けていないと、
ダッコをおねだりしてくるのに、

お面を付けると、
鋭いパンチ攻撃を浴びせてきます。

私たちも、
変身の術を身につけて、
結果を出して行く、
というのはどうでしょう。

この場合、
お面を使わないで、
別のものを用います。

「ルーチン」という手です。

「ルーチン」というのは、
「成功につながる習慣」ということができます。

例えば、横綱の白鳳は、
土俵に上がってからは、
仕切りに入る直前に、
左足を見てから、
右足に目を移し、というように
いつも同じ動作をします。
これが白鳳のルーチンです。

ルーチンが、
潜在意識にしっかりと落とし込まれるまで、
繰り返すと、
ルーチンは、自分を落ち着かせてくれます。
いつもの力を発揮できるように、助けてくれます。

白鳳のメンタルコーチによると、
白鳳が負けた試合では、
ルーチンを、
怠っていることが多いと言っています。

ルーチンを忘れるぐらい、
興奮し過ぎて、
相手をにらみ続けたりしていると言うのです。

私のルーチンの1つを、
ご紹介します。

部下が大変な失態をしでかし、
上司の私が、お客様のところに、
お詫びに伺うようなときに使う手です。

顧客の会社に着くと、
まずお手洗いに入り、
鏡を見ます。

髪を手グシで整え、
ネクタイを直し、
「クレーム対応は、
顧客と強い関係を結ぶための大きなチャンス!」
「私は、偉大なクレーム処理係!」と、
自分につぶやきます。

変身した私は、
平常心で、
お客様の大きな怒りのエネルギーを、
しっかり受け止め、共感し、相手の気持ちを理解します。

理解されたと感じた相手は、
徐々に怒りを静め、
こちら側の誠意を、
受け止めることが、
できるようになります。

朝一番で、やる気を出させる「ルーチン」、
いいアイデアを浮かばせる「ルーチン」、
トラブルが起こったときに行う「ルーチン」
いろいろなルーチンを持っている人もいます。

あなたには、「ルーチン」がありますか?
どんなときに、どんなことをしますか?

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)

PS.
気持ちを切り替えたり、落ち着かせるには
心を鍛えることが一番です。
このモルツ博士のプログラムがオススメですよ。
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5 thoughts on “せいじ君のお面

  1. お面をつけて変身するせいじくんのお話、ハッとさせられました(笑)。

  2. ルーチン→アンカリングを思い出しました。新しいアンカーをたくさん作ります。

  3. 私事で恐縮ですが、以前コンサルタントに
    そういう意見を頂き、自ら徹底しておりました。顧客の立場からすれば事の如何はどうであれ、直ちに、それも管理職以上の人間が駆けつける訳ですから、驚かれるでしょう。クレームこそ、大ファンになっていただくチャンスだ! と捉えていました。

  4. う~ん。言葉って難しい、だから楽しい。今日はキムタクの仮面をかぶろうかな♪

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