良い友達になれるコミュニケーション

from 杉本

「あんたが悪いのと、違うよ」を、
誰かに、ふてくされた態度で言われたら、
そのメッセージを、どう受け取りますか?

アメリカUCLAの、
心理学名誉教授、アルバート・メラビアン博士は、
人と人とが、
直接相対して行うコミュニケーションには、
基本的に、三つの要素があると言っています。

1. 言語(口から出る言葉)
2. 声のトーン(声色や口調)
3. ボディー・ランゲージ(表情やしぐさ)

そして、これら三つの要素は、
彼によれば、
言語と、
非言語(声のトーン、ボディー・ランゲージ)が、
矛盾した内容を送っている場合、
(つまり、冒頭にご紹介した例です。)

言葉がメッセージ伝達に占める割合は7 %、
声のトーンや口調は38 %、
ボディー・ランゲージは55 %
と言う事です。

ですから、
言語は「あんたが悪いのと、違うよ」なのですが、
声のトーンと、ボディー・ランゲージは、
「あんたが悪いんやで!」と言っています。

この場合、
非言語コミュニケーションのほうを、
言ったとおりの言葉よりも、
信用するということです。

どちらともとれる、
視覚や聴覚と、
言語のアンバランスさを感じた時にのみ、
メッセージの受け手は、
視覚や聴覚を重要視するという事です。

ですから、
この「口から出る言葉」、
「声色や口調」、
「表情やしぐさ」の、
3つのシグナルを調和させることが、
人と人とのコミュニケーションをはかる際に、
大事なことです。

この3つを調和させれば、
ありのままの自分を、
上手に伝えることができるわけです。
 
この3つがちぐはぐですと、
あなたは言いたいことを伝えることができませんし、
なにかを偽っている、
混乱していると、
相手に思われてしまいます。

もう1つ、
人ともっと深いコミュニケーションを、
取ろうと思うときに、
重要なことがあります。

それは、「なにが」「どうやって」「なぜ」を、
使いこなすことです。

「〜ですか?」、
「〜をなさいますか?」という質問を、
「なにが〜なんですか?」、
「どうやって〜なさいますか?」
といった質問に変えれば、
もっと深い会話をすることができます。

「札幌の暮らしはいかがですか?」を、
「札幌のどんなところが気にいっていますか?」に、
変えてみましょう。

「あの業者はおすすめですか?」ではなく、
「あの業者のおかげで、
どのくらい生産性が上がりましたか?」と、
尋ねてみましょう。

人から好かれるには、
まずその人を好きになること。

相手に誤解されるような、
コミュニケーションの取り方を避け、
相手ともっと深いコミュニケーションを取れるように、
してみること。

ビジネスでも、プライベートでも、
あなたを大好きになってくれる人が、
たくさんできますように。

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)

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4 thoughts on “良い友達になれるコミュニケーション

  1. 好きな人を増やすこと。最近の私は、これが趣味のようになっています。それも、自分が選び抜いた目的に向かうために必要な技術をお持ちの方々
    厳選して、お一人お一人と深く向き合い、その人の現在、未来の夢、過去を教えていただきます。その中で、その人のペースを守りながら、私の現在、夢、過去もお伝えしていきます。ここ数ヶ月、相手を知るための技術~心を重ねる方法~を連日使ったりします。以前は、ぶっ倒れていましたが、同レベルで5~6日は続けてできるようになりました。ただ、このあと、2週間くらい間をあけないと次のこれができません。家事や子育てにしわ寄せがいくので、このくらいの期間が必要なのです。その人を最短で知るには、何をどのように質問するかで決まるので、その質問を考えたり、会話の流れをイメージする時間が必要なため前準備の時間が相当かかります。そして、私の今の実力と精神力ではこの技術を使った後の休養も欠かせません。まだまだ鍛えなければなりません。以前よりは格段技術アップしましたが、まだ満足のいくものではありません。一日にお一人を目安にしていますが、どうしてもそれ以上になるときもあり、そういうときはエネルギー消耗が激しいです。こんなとき、回復力の必要性を感じるので、今後は、こちらの技術も研究しようと思っています。~犬の散歩中、スマホから~

  2. 「質問力」のアップに具体的な事例を挙げていただいて感謝しています。聞き方が悪いと相手から引き出したいこちらに役に立つ話が聞けないですからね。

  3. 言葉がメッセージ伝達に占める割合は7 %、とは・・・
    これを受け入れることはむずかしいですね。

    わたし自身極度のアガリ症ですし、
    声のトーンや口調、ボディー・ランゲージ共に、
    どちらもわたしにとって刺激が強すぎます。
    心が不安定になります。

    だからしっかりと
    それを私が受け取ることは容易ではないでしょう。

    それだからこそ、わたしは、
    言語(口から出る言葉)をずっと重んじていました。
    そしてそれをできるだけ正確に伝えようと
    血のにじむ様な努力をしてきました、

    そうなると、
    その5%の人の中で一緒に一生やっていくか、
    刺激に対して、自分を成長させるかのどちらかです。

    はっきりいって、キツイです。
    刺激に対して慣れるというのはキツイです。

    心も動揺するし、
    ずっとそうし続けなければならならいのでしょうか、

  4. プライベートでもビジネスでも、私に好感を持ってくれる人を増やすこと、続けています。おかげさまで、以前に比べ、格段に快適です♪プライベートでプレシャスな存在を見つけることが、今の課題です。

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