from 杉本
マネジメント学の権威、
ドラッカー博士はこう言っています。
「一流の仕事をするには、
まず自己の強みを知ること。
そして、仕事の仕方を知り、
学び方を知る。価値観を知る。
自己を知ることで、得るべきところがわかり、
なすべき貢献が明確になる。」
その「自分を知る」ということのために、
セルフ・マネジメントという考え方が、
とても役に立ちます。
セルフ・マネジメントとは、
「自分自身という貴重な資源を最大限に活かし、
まず自身が成果を上げる」
というような意味です。
○ 自分の強み
○ 自分自身の価値観
○ 情熱を持って取り組みたいこと、貢献したいこと
を自分で認識し、
それらを実際の仕事や、
人生のいろいろな局面で、
発揮していく必要があります。
そのためには、
「自分自身は一体何を成し遂げたいのか?」
「自分独自の強みは、発揮できているのか?」
といった問いかけを、
自分自身にし続けなければなりません。
ドラッカー博士は、
次のようなことも、
学生に向かって言っています。
「まず君たち自身が何者なのか、思い起こしなさい。
そしてそれに対し責任を持ちなさい。」
また、
「肩書きや所属先にはあまり関心はない。
あなたたちが何を目指していて、
どんな強みを持っている、
どのような人か、
に関心があるのだ。」
とも言っています。
自分に向かって問いかけるための、
具体的な取り組みとしては、
「自分にメッセージを送る習慣」
を持つことです。
まずは「自分の夢」を書き出してみましょう。
夢を書き出し、
計画するというプロセスが、
自分への強烈なメッセージになります。
そして、継続的に、
その夢を読み返したり音読したり、
具体的なアクションを検討したりすることで、
届けたメッセージを消し去らないようにします。
でも、やってみるとわかりますが、
これはひどく面倒なことなので、
段々やらなくなっていくことが多いのです。
しかし、これを疎かにすれば、
あなたの情熱の炎は、
すぐに消え去ってしまうことでしょう。
続けると、
あなたの脳は夢に向かって、
あなたを導き始めます。
必ず導き始めます。
自分にメッセージを送り続けましょう。
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋(すぎもと しげひろ)
PS.
頭の中にある自動誘導システムについてもっと知りたければ・・・
http://www.0stresslife.com/zrl/