From:小川忠洋
東京ミッドタウンのスタバより、、、
以前、マラソンの有森裕子さんの
講演会を聞きに行った事がある。
有森さんはマラソンランナーとして
銀メダルを取った時
「自分で自分を褒めてあげたい」
と言う言葉を残し日本中で有名になった。
そんな彼女だが、
決して生まれつき体格がよかったとか
才能に恵まれていたとかそんな事は
なかったと言う。
現実はその逆だった。
彼女は生まれつき、
マラソンには向いてないような
体型で生まれて来た。
そして、何をやっても
人より上手にできる事がなく、
自分は短所ばかりだなぁーと
いつも悩んでいたと言う・・・
そんな中、彼女が小学生の時、
その時の体育の先生に
「先生、私は短所ばっかりじゃ・・・
みんなはできるけど、私はできんかった・・」
と言うような愚痴みたいな事を
毎日のように言っていたと言う。
毎日のように有森サンの愚痴?を聞いていた先生は、
ある日彼女にこう言った。
「短所の何が悪いんだ?
それはお前にしかない特徴じゃろ?」
「人がどうこうとか関係ない。
お前はお前のままでいいんだよ」
その日。
彼女の人生は変わった。
この先生の近くにいたいと
思った彼女は向いていないにも関わらず
陸上の世界に入る事になった・・・
お前はお前のままでいいんだよ。
一体、何人の人がこの
とても愛情の深い言葉を
受けて来てるだろう?
ほとんどの人は
常に自分と他人を比べている。
そして、
自分のダメな所と他人の良い所、を比べている人は、
いつまでたっても自分に自信を持てるようにならない。
自分のダメな所と他人の良い所を比べては、
落ち込んだり、嫉妬したり、
そんな事を繰り返す。
しかし、
お前はお前のままでいい。
と言うような事を言われたり
それを理解して、腑に落ちた人は
自分との競争を常にする。
自分と他人を比べなくなった時。
嫉妬や焦り、落胆などの無駄な感情にまどわされずに、
自分自身と競争する事ができる。
そして、日々
自分自身との競争に打ち勝てば
自然と揺るぎない自信が身に付いてくる。
その揺るぎない自信が
次のあなたのチャレンジを後押ししてくれる。
実業団に入った時、
何の実績もなかった才能的にも恵まれてなかったのは
有森裕子一人だった。
他の選手は輝かしい実績の持ち主だった。
その後、ご存知の通り
彼女はオリンピックで銀メダルを獲得する・・・
どんな時も、
たった一つ自分の心の中にある
揺るぎない自信を持ち続けた。
全ての障害をはねのけて、、、
全ての悪条件をはねのけて、、、
全ての困難を乗り越えて、、、
彼女は表彰台に立った。
-小川忠洋
PS:
他人と比べる必要はない。
サイコサイバネティクスで自分の中で揺るぎない自信を育み、
それをもっていつの日か自分自身の表彰台にたとう。
http://www.0stresslife.com/zrl/
ただ、自分だけを拠り所とし、ありたい未来を実現していきます。目の前に現れる、すべての困難と悪条件を乗り越えて。。。
小川様の久しぶりに素晴らしいコメントを拝見して嬉しいことです。人間の根幹がしっかり抑えられています。ご健闘祈ります。
「自分っていいやつだな」と無理やり言い続けて数年経ちました。なんとなく他人に振り回されなくなったように思えます。自分を褒めることは難しいいですが、やってみる価値はありますね。
予選の早い段階で負けた高校の野球部の後輩で先日、日本一になった大学の野球部に入部して
甲子園出が補欠なのに1年からレギュラーになったもの、空手の後輩は母が寝たきりの病人、
父親が酒乱、弟が身体障害者ながら全日本チャンピオンになったものもいます。二人とも人間性
にも魅力ある出来た後輩でした。もっとも野球部の後輩は自分にはかわいい後輩だったけれども
高校の監督になったら鬼と化してましたが。
現代では自信を失うようなことが多いですが、本来の自分の価値は変わりませんよね。皆、生まれてくるときは、「元気で五体満足であればいい、それだけでいい」。といわれたはず。それがいつのまにか、「もっと、もっと!」、「早く早く」、「良い成績、良い大学、良い会社・・」キリがないですね。
自分は宇宙に一つしかない価値のある者だ!と思いたいものです。
貴方のお母様はこれを読んでこう感じて居ると思います。
五体満足に生まれて来てくれてありがとう。
毎日頑張ってるね、ありがとう。
今生きていてくれて、本当にありがとう。
貴方は私のかけがえの無い、唯一無二の宝です。
きょうの記事は、すごく自分を励ましてくれる記事でした。
『お前はお前のままでいいんだよ!』と言ってくれた先生がそばにいたことは、
有森さんにとってとても幸せなことですね。
他人との比較をやめて
『ありのままの自分を愛してあげる。』
私もそうしていきます。
小川様 今日も感謝。ありがとうございます。