from 杉本
・ 集中できるときに、頑張りましょう。
高い集中力とは、基本的には、
90分ぐらいが限度だと覚えておきましょう。
集中力が高まっているときは、
すばやく的確な判断ができます。
短時間で仕事を終わらせることができるのです。
途中で集中力が切れたと思ったら、
無理に仕事を続けようとせずに、
気分を入れ替えてみましょう。
体を動かしたり、
別の環境に移動して気分転換することも重要です。
・ やる気が出ないときは?
まずは、脳の基礎体力をつける必要があります。
机を整理したり、部屋をかたづけたりすること。
つまり、日々の雑用をしっかりとこなすことが
脳の体力をつけるためのトレーニングとなります。
私の場合も、
仕事をする机のまわりを片付けると、
さっぱりした気分になります。
整理整頓を心がけることで、
脳の「選択力」や「判断力」を、
鍛えることができるのです。
脳のやる気を出させるのは、
前頭葉の役割と言われていますが、
前頭葉はまた、
何かを分類する役割りもあるとのことです。
整理整頓が、選択力、判断力を鍛えることに、
つながっているのですよ。
・ アイデアが出ないときは?
空や山などの景色を眺めてみたり、
都会であればビルを遠目に見てみましょう。
それから今度は、小さなものに焦点を定めるのです。
アクセサリーのデザインや、植物の細部などを、
じっくり観察してみるのです。
このように、目の焦点を切り替えることで、
脳が活性化するというわけなのです。
・ 記憶力の低下を実感したときは?
覚えたい知識は、資料を暗記しようとするよりも、
それを職場などで話すほうが記憶できるものです。
つまり、記憶力を高めるには、
アウトプットの機会を、
多くつくることが望ましいのです。
・ 番外編
脳を活性化するコツは、
「息を止める」ということにあると言ったら、
驚かれますか?
息を止めると、
脳は酸素が減少していると錯覚し、
頚動脈が大きく開いて、
多くの血液を脳に運びます。
それによって酸素を含んだ血液が、
通常以上に脳にいきわたるのです。
どうやら脳は、息を止めることで、
血液中の二酸化炭素が増加すると、
「酸素の在庫が減ってきている」=「生命の危機」と解釈し、
血管を広げ、血管網を濃密にし、
脳に、酸素がいきわたりやすくするよう、
命令を出しているようなのです。
深呼吸をするときに、
大きく息を吸って、息をしっかり止めて、
少し苦しくなって来たら、吐きましょう。
発明家の、
ドクター中松こと中松義郎さんは、
プールに飛び込み、
できるだけ長く水中にもぐって、
もう限界というところまでくると、
水面から顔を出すという方法によって、
世界的発明の基となる、
様々なインスピレーションを得てきたといいます。
ご本人はこれを、「死ぬ寸前までもぐる」
と言っていらっしゃるようです
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋(すぎもと しげひろ)
PS.
「7つの習慣」からも肉体的、知的能力のスキルアップの為の
法則が学べます。
http://www.nextleader.jp/the7habits/movie/
新たな学びがありました。
ありがとうございます*
なるほど!
素晴らしい知恵ですね。読ませていただいて心を切り替えることができました。ありがとうございます!