「3日間、ひじきを食べ続けました。」

妻のお母さんと、次女の家族と

FROM 杉本恵洋

結婚して間もない頃のことです。

妻が、申し訳なさそうに、
「今日はひじきやねん。」と言うのです。

「ええよ、ひじき大好きやで。」

・・・・

「それと〜、明日も、ひじきやと思うわ。」
「どういうこと?」

妻は、2人分のひじきを作ろうと思って、
ひじき2束を水につけました。

しばらくすると、ひじきを浸けておいた入れ物から
ひじきが膨らんで、溢れていたんだそうです。

「2人分やから、2束でいいと思ったんやけど・・・・」

「あんなに膨らむもんやとは知らんかった。」

それから、3日間、9食、ひじきを食べ続けました。
気のせいか、髪の毛も増えたような気がしました。(笑)

彼女は、新婚の頃、
料理のことでは、たくさんの失敗を繰り返しています。

それも、初歩的な失敗が多くて、
もう、料理することを止めてしまわないか、
心配になったこともあります。

でも失敗するたびに、何かを学んでいるようで、
何か楽しそうです。

ひじきを3日間食べ続けながら、
「私ら、髪の毛、黒なってんのと、ちゃうやろか!」
とか言って、喜んでいます。

しかし、学費を全額、自分で稼ぐために、
いくつものアルバイトをこなし、
ボランティア活動にも時間を使い、の毎日でしたから、
無理もありません。

できないことや、知らないということを、
そんなに恥ずかしいとは思っていなかった妻は、
彼女のお母さんや、料理上手の友達に、
いろいろ教えてもらい、
どんどん上達していきました。

妻から学ぶことは、
失敗することは、恥ずかしいことではない
ということです。

失敗は、失敗ではなく、
次に成功するための、大切な情報です。
サイコ・サイバネティクスでは
これをネガティブ・フィードバックと言います。

何かを達成するために、失敗は付き物です。
失敗を通して、一歩ずつ成功に近づくことができます。

「夫に、ひじきを3日間食べさせて、申し訳ない。」と、
ちょっとは考えても、

「ぎょうさん、ミネラル摂れて、良かったね!」と、
思う気持ちのほうが強い妻は、
今でも、いろいろなことにチャレンジして、
自分のものにしています。

あなたは、失敗から得た教訓や、
失敗を繰り返して、成功した体験がありますか?
ありましたら、私に教えて下さいませんか?

コメントお待ちしています。

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)

PS.
失敗は失敗では無く、次に成功するための大切な情報です。
失敗を通して、一歩ずつ成功に近づくことができます。
このプログラムによって、その事について学ぶことができます。
http://www.0stresslife.com/zrl/

4 thoughts on “「3日間、ひじきを食べ続けました。」

  1. 失敗ではありません。

    それは、”経験”です。

    経験を重ねて成長(成功)するのです!

  2. 次に成功するための、大切な情報。今日も、仕事で一つありました。次は上手くいくよう、やり方を変えてみます。

  3. 本で読んだ失敗論を部下に言うより、自身の失敗論の方が相手に響いている感じがします

  4. やはり失敗は成功の元ですね!
    貴重な学びをありがとうございます。

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