泥棒が学校を訴えました。

小川from杉本

ここはカリフォルニア州サンフランシスコ郊外の小学校。

夜中に強盗が入って、
盗んだものを運び出そうと、
荷物運搬用のエレベーターに乗って、
2階から1階に降りようとしました。

ところが、エレベーターが故障していたため、
1階に落ちたのです。

当然、泥棒は大けがをして、逮捕されました。

事件は一件落着かと思いきや、
何と、泥棒は獄中からその学校を訴えたのです。

怪我をさせた慰謝料を払えと言うのです。

そして何と、泥棒が勝訴しました。

この話を聞いたとき、
一体この国はどうなるのだろうと、情けなくなりました。

とにかく裁判沙汰が多くて、
近所の子供に注意するだけでも、
気をつけなければなりません。

裁判沙汰を起こすと、補償金が入るかもしれませんが、
決して、幸せは手に入りません。
それどころか、不幸を呼び込んでしまうかも知れないのです。

ドクターモルツは、不幸を習慣にできると言っています。

自分が不幸になるためには、
・ 自分、また他人を批判すること。
・ 他人に冷たく接すること。
・ 日々、何事についても穏やかに対応することを学ばないこと。
などを挙げています。

彼はまた、自分以外の誰も、
あなたを不幸にすることはできないとも言っています。

幸せとは人間の心の状態です。
人間がほとんどの時間、
楽しいことを考えていられる状態を言います。

そうなるために、まず次のことをやってみましょう。

「後ろ向きで否定的なことを、心の中に置かない。」

今日は、後ろ向きで否定的なことを、
心から追い出すための方法をお教えします。

1. まずリラックスするために、腹式呼吸を5分間、
できれば横になってやってみましょう。

2. 次に、リラックスできるシーンを頭の中で思い描いてみましょう。
私は、温泉でゆっくり浸かっているところを思い浮かべます。
これは潜在意識を呼び覚ます練習です。

3. そして否定的な思いを持つ原因になった、
嫌な出来事もしくは憎しみなどをゴミ袋に入れて、
それを燃やしているところを想像してみましょう。

温泉でゆっくり浸かっているところを思い浮かべることができれば、
それも想像することができます。

これを毎日実践してみて下さい。

3週間もすると、
あなたは「心のゴミ捨て名人」になっていることでしょう。

さて、あなたはどんなことを捨ててみたいと思いますか?

私に教えて下さい。

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)

PS:
ドクターモルツはまた、幸せも習慣にできると言っています。
幸せな時も、逆境においても役立つのがこのプログラムの特長です。
http://www.0stresslife.com/zrl/

6 thoughts on “泥棒が学校を訴えました。

  1. >夜中に強盗が入って、

    強盗ではなく窃盗では?
    強盗と窃盗は明らかに違います。
    強盗(ごうとう)とは、脅迫や実力行使などによって他人の財物を無理矢理奪う犯罪のこと。
    今回のテーマにおいて,「脅迫・実力行使」の有無は話の展開に関わってきますので,修正された方がいいのでは?

  2. >カピバラさんに賛同。。。 冷静な視点、素敵です。
    それと、耳を疑いたくなる情報(先進しすぎた感のあるアメリカ事情)にはビックリでした。
    あと、思ったのですが・・・ものは考えようで、学生さんや学校関係者が事故らずに良かったですね。
    それと泥棒さんに対しては、盗もうとしたものも落下で壊れたでしょうから、ガッチリ賠償金をふっかけても宜しいのではと思いました(慰謝料と同等ぐらい)。
    私の持論ですが、”こんなことやっても割が合わない”くらいの刑罰でも科さないと、同じようなことが
    再発すると思うのですが・・・。

  3. 身近なところで、訴訟中の事例があります。争っても、お互いいいことないなぁ~、と感じます。
    「心のごみ捨て」だいぶ上達してきました(笑)これができると、自分がとても楽ですね。以前より、生きやすくなった気がします。

  4. 心の中の否定的な思いを常に意識して、それをきちんとゴミとして分別して、処理していく!

    貴重な学びをありがとうございます!

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