ポップコーン実験

スクリーンショット_022114_110544_AM

2000年の
ある土曜日。

アメリカのとある映画館で、
ポップコーンとソフトドリンクの
無料サービスが行われました。

「上映後、売店に関する
 アンケートがあるので、
 少し残って下さい」

実は、そのポップコーンには、
仕掛けがあったのです。

それは、

激マズ

のポップコーンだったのです。

5日前に作られ、
異様に湿気た状態で、
ある観客からは、
「発泡スチロールみたいだった!」
と答え、、

ある二人組は、
無料でもらったことを忘れて
「返金しろ!」と要求したほどだったのですw

で、何の実験だったのか、
というと、

容器の大きさが違ったのです。
そして、両方ともに食べきれないほどの
量が入っていました。

つまり、、

食べきれない大量のポップコーン(Lサイズ)
or
食べきれない少量(?)のポップコーン(Mサイズ)

の2種類のポップコーンが
渡されていたのです。

結果

Lサイズを渡された人たちのほうが、
Mサイズの人たちよりも、
53%も多く食べていたのです。

なんと、1.5倍の違いです!

美味しくてどんどん食べたわけではありません。
(激マズなので、)
食べきろうとがんばったわけでもありません。
(どちらのサイズも、みんな残していた)

しかし、広大なアメリカの
どの州でやっても結果は同じだったのです。

つまり、大きな容器を
与えられた人ほど、食べる量が増えるのです。

クロッキー

話は変わって、、、

クロッキーとは、マサチューセッツの大学生が
発明した目覚まし時計。

車輪付きの時計で、
アラームが鳴るや、
部屋中を駆けまわるので、
追いかけて捕まえなければ
いけないのです。

つまり、
二度寝する心配がないのです。

結果は大ヒット。
価格は50ドルにも関わらず、
3万5000台を売り上げたのです。

チェンジ

食べる量に影響を与えたのは、
意思や欲求の違いでもなく、
ただ、容器の大きさの問題でした。

朝、起きれるかどうか?の違いも、
意思の強さではなく、
どんな目覚まし時計を使うか?
という違いだけでした。

僕たちは、
今の現状を向上させるために、

目標を設定して、
意志を持って
努力する

というイメージを持っていると
思います。

もちろん、
それは大切ですが、、、、、










環境や道具を変えるのが、
手っ取り早いこともあるみたいですね。

ー飯村匡博

P.S.
服装を変えると、
一瞬で世界が変わります。

これ、本当です。

証拠
http://www.nextleader.jp/4CS/

3 thoughts on “ポップコーン実験

  1. 環境を変化される事が、達成への近道という事ですね!

    貴重な学びをありがとうございました!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>