いっぱい、いっぱい遊ぶ

ブランコのエレナ

from 杉本

孫のエレナは、
活発な女の子です。

写真のように、
遊び疲れると、
ゼンマイのねじが切れたように、
寝てしまいます。

クタクタに疲れはてるまで、
子供が遊ぶことは、
健康のためにも、
非常に良いことです。

erenati.jpg

動きまわってお腹がすくので、
沢山のご飯も食べる、
そしてヘトヘトに、
疲れ果てているので、
眠りにつくのも早く、
ぐっすりと眠ります。

すると、眠るのが早かったので、
次の日の朝の寝覚めも良く、
快適な朝から、
スタートすることが出来ます。

遊びの重要性は、
よく言われていることですが、
人間の基本動作(36の基本動作:とぶ、なげる…)は、
身体を動かすことで養われます。

遊びをいっぱいする子供は、
こけるのがうまいです。

そもそも普段から、
いっぱい、こけてます。

こけて、手がうまく出せない時も、
頭をそらすとか、
身体を反転させて、
背中で着地するとか、
頭と顔を、無意識に守っています。

それに、いっぱい遊ばないと、
疲れないので、
夜遅くまで、
ゲームやTVに熱中してしまい、
十分に睡眠時間を取らないため、
朝起きても体温が上がらず、
寝ぼけてボーっとした状態で、
朝食も摂らずに、
家を出ることになります。

午後10時以降に就寝する
5~6歳の子供の割合が、
20年前の10%から、
40%まで増えている
という調査結果もあります。

昼の活動に適した体温まで上がらないために、
授業中も集中できず、
成績も上がらず、
スポーツをしても、
自分で考えることができないために、
なかなか上達しないという、
悪循環に陥る可能性があります。

子供の成長には、
生活リズムが重要なので、
そのためにも、
いっぱい、いっぱい、
遊ぶ必要があるのです。

人間は、
1日を一つの周期として、
体温が、規則正しく、
変化しているのだそうです。

睡眠中に下がった体温が、
朝日を浴びることで、
これからの活動に備えて上がり始め、
昼間活発に活動をした後、
夕方にピークをむかえて、
体温が下がり始めて睡眠へ、
という流れになっています。

子供は日々成長していますので、
大人よりもしっかり睡眠をとることが大切です。

そして、良い睡眠をとるためにも、
昼の活動を充実させるためにも、
子供の成長には
いっぱい遊ぶことが、
重要だと思うのです。

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)

PS:このプログラムを進めることで
大人も成長できます。

http://www.0stresslife.com/zrl/

6 thoughts on “いっぱい、いっぱい遊ぶ

  1. 杉本様
    いつも貴重なお話ありがとうございます。
    うちには3人子供がいます。とりわけ、末の子はやんちゃです。ゲームも好きですが、友達と外で遊ぶことも大好きで、しょっちゅう泥だらけになって帰ってきます。
    その子は、小さいときから自分で納得しないと行動しないし、納得するまでやり通します。親との根競べです。自分で考えることは良いことだと思うので、本当に危険なこと以外は、黙って見守っています。しかし、学校など集団行動になると、その性格が仇になり、ときどき問題になったりします。社会や集団になると、伝統や規則があり、理に合わなくても、みんなと上手く付き合うために、自分を抑えることも大事だと教えていますが、なかなか思うようになりません。
    一部の父兄さんから、そのことに対して注意を受けると凄く落ち込みます。
    私は、もっと強くならなければいけませんね。
    これからも、育児についての素敵なお話楽しみにしています。

  2. デイリーインスピレーションの方は卒業し、こちらも卒業しようかと迷いながらやってきました。でも、やっぱり、『ネクストリーダー』だけは、これからも「学び場」にさせてください。次世代のリーダーに必要な・・・そんな気がするからです。いつもながら勝手に言っていてすみませんm(__)m~本題です。『遊び』と聞いて、連想することはどんなことでしょう?杉本さんの言われる子供の遊びなら、真剣そのものですよね!でも、大人として使った場合、いい加減な部類に入れられることが多いのが「遊び」でもあります。今の私に言えることは、これではいけないのでは?ということです。大人も、子供達のように真剣に遊ぶことが必要なのではないでしょうか?「はっ!遊んでなんていられないよ!」と思ってしまう人も多いかと思います。そのような方は、「遊び」と言う言葉のとらえ方が私と少し違うのかもしれません。『子供の遊び』は、子供にとって仕事です。それを観察する時、自分の現在関わっている状況を解決するために応用できる部分があります。大人なら、息が詰まってしまう状態になってしまうことも多々あるのが普通です。でも、それを遊びに変えられたとき、本当の成長につながるのでしょうね!・・・そう、これは今の私自身のこと・・・。悩みから抜け出せない自分。何を悩んでいるのかさえ曖昧。なら、子供を観察しよう!きっと、そこに答えがある!「模倣」これも技術です。脱出してみせます。そして、もっと大きくなります!よし!遊ぶぞ~~~~~~!!!

  3. 深夜の居酒屋に幼稚園くらいのコドモを連れて来る母親の多いこと!・・・全くこの国はどうなってるんだ、と思います。

  4. 深夜の居酒屋に幼稚園児のコドモをつれた母親の集団が!・・・この国はいったいどうなっているんだ、と思います。

  5. 姉が英語の学習塾を経営し、親友が空手道場の師範兼経営者ですが、どちらも子どもを上達させるのがとてもうまい。どちらも子どもをよくほめます。自分の過去を振り返ると家でも学校でも批判されまくって育ちました。本当に面白くなく、ストレスでいっぱいの生活でした。
    会社員になっても何事も人のせいにする上司に恵まれてダメなリーダーという実例も目の当たりにしています。だから逆に自分が指導する立場の時にはちょっと「むかっ」と来ても感情的にならないようになるべくほめてやる気を出させるようにしてます。野球に例えれば積極性がありがんばってもしてしまったエラーは怒らない。あまり口うるさく言うとやる気そのものを
    失って行動すらしなくなってしまいます。失敗しても失敗の苦い経験から学習して人は育つ。
    口うるさい指導は子どもやる気も損ない、頭も心もふさいでしまいなにもやらないからミスもしないけど学習もしない。そして得るものもない。子どもの脳は柔らかく、充実したときには
    その能力がものすごく開花します。ちょっとやる気がなく心が充実していないときには覚えも
    悪くて成績も伸びない。それを親など血縁が近い人ほどはがゆくいらつき子どもを批判する。
    そしてますます子どもは伸びない。子どもにはがんばって成し遂げた喜び、解けなかった問題が解けたうれしさ、スポーツなら全身がその競技にマッチした動きができるようになったときの喜びを満喫できるようにせっかく子ども才能の芽を摘み取らないようにして欲しいと願います。

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