受験生のころ

吉永賢一
吉永賢一

吉永賢一です。

受験生のころ、
夜中によく数学の記述式答案を書いていました。

小論文もよく書いていました。

当時、東大の国語には「200字作文」があったので、
200字を体に覚えこませるために、
200字で書く練習もしました。

そのころの僕は(金銭的)報酬をもらっていたでしょうか?

答えは、もちろん否!

です。

どうして、それでも続けることができたのだろうか?

そういうことを考えます。

・将来への希望があったから

・自分を向上させたかったから

いろいろ考えることができると思います。

僕は「ゼロは無限」という言葉が好きです。

「1,000円もらわなくちゃ勉強しないよ」という受験生は、
たぶんあまり強くならないでしょう。

報酬ゼロでもできる人は、
どこまでも働けるひとだと思います。

もちろんこれは、あなたが報酬を支払う側の場合、
給料を安くする口実にするのは良いことではありません。

自分にやりたいことがあるときに、
自分が報酬ゼロでもやっていけるかということです。

これも挑戦だと思います。

「こんなことしていて、意味があるのか」と思う。

これは、無力感を生むでしょう。

そんなときに無力感を乗り越えて、
力を出してゆけるかどうか。

これも実践によって、身につく力です。

今、乗り越えれば、
今、乗り越える力を伸ばすことができる。

そして、過去の自分に実践していたときがあれば、
「あのときの俺はできたじゃないか!」と、
過去の自分が、今の自分を助けてくれるのです。

ー吉永賢一

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7 thoughts on “受験生のころ

  1. 深いですねぇ…。~「報酬」とは何でしょうか?自分にとって必要なものとは何でしょうか?何に「価値」を感じるのでしょうか?~これは、私がいつも自分にしている質問です。2年前の私と比べて随分絞りこまれた気がします。これらを考えていると、謙虚さや意欲、勇気、愛、プライド、使命、自他、常識、感情、潜在意識、第六感や直感…などなどのことを見つめてしまいます。~多くの人は、このきじについて、どのような感想をお持ちなのだろう?~と素朴に思ってしまいました(^^)~犬の散歩をしながら記入~

  2. この内容は、すごく考えさせられました。
    人は何のためにやり続けるのか?
    お金、自己満足、使命感、いろんな目的があるのだろうと思います。
    自分もここ最近の現状にいろいろ考えることがありましたが、この記事を読んで
    自分の原点は何だろうと考えるキッカケを頂けた気がします。

  3. 今、ちょうど『子供のやる気を引き出す方法』に関する書籍をたくさん読み込んでいるんですね。自分の体験や経験だけでなく、ある程度体系的にまとめないと人に話ができないな~と思っているので…。この「報酬」のところがかなり引っかかっていて…。私自身は、まったく報酬目当てで勉強をしたり、スポーツをしたりした経験がありませんので、子供のやる気を引き出す方法について「報酬」をあげる本を読むとどうも心の奥に引っ掛かりがあるんです。でも、この記事を読んで少し納得しました。これ以上書くと長くなりますし、哲学的になるので控えますが、ヒントをいただきありがとうございました。

  4. 「あの時の俺はできたじゃないか!」いい言葉ですね。やはりそういう苦しい経験を積むからこそ、今の自分があり、乗り越えられる力がつくと。やはり、過去よりも現在、現在よりも未来へと、成長していきたいものですね。

  5. .
    近所の方から聞きました。孫に何か頼むたびにお金を渡していたら、其のうち幾ら貰わなくては、御使いをしないと拒否するようになってしまったと・・・・・・。
    私の50年以上昔の話ではありますが、役付き(係長・主任レベル)になってからは残業申請を殆どしませんでした。それは、残業することの原因が自己責任ではないかと常に反省をしていたからです。又、上司も其のことで対応もして呉れませんでしたので、私の評価が其の程度かと理解することにしていたものでした。根底にはお金よりも大切な一人の人間としての誇りというか尊厳を守りたいという潜在意識があったものと思います。現在の会社でも法的な制約はありますが、監査役のいらない会社にすることが私の一番の役割と考えて事にあたるようにしています。それに一つ自慢があります。それは、家内は私がどんなに遅く帰っても夕食を待っていてくれたことです。夜中の12時1時に夕食を済ませ翌朝は7時には出勤出来るよう準備も出来ていました。そして私の給料が少ないとは一度も言ったことがありません。其の上私の両親への仕送りも今年母が101歳で亡くなるまで続けてくれました。
    又私には、二人の男の子が居りますが勉強しろとはついぞ言いませんでした。学校の勉強が全てでは無いので義務教育だけでも立派な社会人としてその道のエキスパートにも成れると言い聞かせましたが、二人ともそれに反発したのか、それなりの国大を経て技術屋になりました。吉永さんの文頭のお金を貰わねば勉強しないなどは私にとっては論外です。こんな躾では、社会に出してもまともな仕事が出来ずに親の心配が絶えない事になるように思います。現在の会社でも給料を取りに来ていると思える者も居ますが、戦後教育と近年の規制緩和や行過ぎた市場原理主義で日本人の良い特性が失われていくように思うのは私だけでしょうか。私は日本人にの「情」を大事にしたいと思っています・・・・。半分愚痴になってしまいましたが・・・皆様のご意見も伺いたいところです。

  6. 確かに何事も報酬ばかり気にしていたら実施する機会が減りますが、実際に仕事を取ってくと
    段々名前も広がって仕事のお声がかかりやすくなり、報酬も自然と上がっていくため、結果として高収入に結びつくことになります。「経験」を積むことも報酬のうちです。

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