あるアメリカの大学で、
次のような実験が行われました。
「高額のアルバイト料を支払います。」
仕事の内容は簡単。
本の整理をするだけです。
そのアルバイトは、本当に通常のアルバイトの
給料よりも高い報酬を得る事ができました。
そして、仕事の内容は、、、
片方の部屋にある本棚にぎっしり詰まった本を、
隣の部屋にある空っぽの本棚に移し替えるだけ。
能力や才能、やる気に関わらず、
ただ本を移動しさえすればよいのです。
アルバイトにきた人に、
「このたくさん本が入っている本棚の本を、
もう一方の空の本棚にそのまま移して下さい。」
と仕事内容を指示します。
そして、移し終えるとつぎの仕事になります。
次の仕事
しかし、次の仕事とは、
「やっぱり本を元通りに戻して下さい」
という内容です。
そして、移し終えると、
「やっぱりまた元通りに戻して下さい」
とお願いするのです。
次も、そしてその次も。。。
この同じ事を何度も繰り返します。
最初は、楽で給料も高いので、みんな喜ぶのですが、
やはり、誰もが短期間で止めてしまうのです。
「楽で、簡単で、給料がよい」という
この上ない条件の仕事なのですが、
皆、長続きしないのです。
ちょっと、考えてみて下さい。
「あなたなら、この仕事を1年以上続けられると思いますか?」
おそらく、誰もがこの仕事を
長く続けることはできないと思います。
では、一体何故なのでしょう?
おそらく誰もが求める
「楽、簡単、高収入」な仕事なのに。。
理由
それは、、
人間は、
“意味のない作業に耐えられないようにできている”からです。
すべての人間は目的に向かって成長していることを
感じたい生き物なのです。
もし、あなたが今の生活が退屈で、
充実感を感じていないのなら、
それは、生きる事に意味を見いだしていない、
つまり、人生に目標を持っていないからかもしれません。
あなたが死ぬ間際になって、
その人生が充実した実りあるものだったのか?
それとも、退屈でつまらないと感じる人生だったのか?
その違いは、人生に
「目標」「夢」を持っているかどうかによる
といっても過言ではないかもしれません。
人は、皆「成功」を求めます。
「成功」を求めないと満足できないのです。
もちろん、「成功」の定義は人それぞれです。
どのような形の「成功」があってもかまわないと思います。
ただ、「成功」を目指す事は、
人間の本能であり、悪い事ではないのです。
あなたは「成功」してもいいんです。
もし、今の生活が退屈と感じているのなら、
それは、あなたに
「夢」や「目標」がないからかもしれません。
自分に心に正直になって、
あなたも「成功」を
目指してみてはいかがでしょうか?
ー飯村 匡博
PS.
小学生からの目標だった、
“英語を話す”を
20年後に実現させてくれたのは、この人でした。
www.honjo-e.com/HEH/summer/index.php
自由を手に入れた現代人は、楽を求める傾向があります。外からの制限がなければ、それを自分で作れない限り、楽へ流れることは仕方のないことでもあります。でも、楽の先にあるものが、自分にとっての幸せでない場合もあります。これに気づくことができない人は、本来の自分が望んでいない結果を手に入れてしまいます。それは、悲しいことですよね。知っていてそれを選び、納得の結果であればまだしも…。私は、常にその時の自分が望むものを探し、それを手に入れるための行動を継続させていこうと思います!
「さいの河原に石を積む」ような作業の時、消耗します。子どもが小さいと、散らかしたものを片づけ、片づける先から散らかされる、そんな時にその感じを味わいます。子どもの成長にとっては、大切なことなのですが…。日常の作業に意味を見出す。視点を変えて見ます。
臨床心理士として某大学病院の精神神経系の科に勤務しています。 数年前、とある在京大手鉄道会社から依頼があり、運転士に少なからず鬱状態があるとのことで調査に当たりました。
依頼を受けて医師・カウンセラー・心理士を中心としたチームで実態調査と統計、対策を打ち出すこととなりました。詳細は省略しますが、運転士といっても想像以上の高給で福利厚生もしっかりしています。老後の心配もまずありません。仕事自体は厳しいノルマもありませんし、正確さは要求されるものの一定の知識と経験を積めば単調そのもので誰でもこなせる仕事だといいます。ともすると業務への緊張感が薄れがちになるという声も多く出ました。ところが精査すると何と彼らの8割以上に何らかの改善すべき精神神経症状が発見されました。詳細は書けませんが、仕事は単調で生活の保障も十分にされているのにメンタルの部分がやられる。まさにこのアメリカの大学での実験と同じだと言えます。
結論としては服薬やカウンセリングの医療的対応の他に仕事の幅を広げる、趣味を持たせる等の対応が必要ということになりましたが、業種がら柔軟に仕事の幅を広げることもできず希望者には系列会社へ転籍してもらうなどの対策が精々で、実は現在も経過観察を含めて継続課題になっています。
実は昭和40年代の国鉄でも似たような調査が部内で行われ、チームの教授が入局した頃に指導に当たっていた当時の教授が担当したときにも同じような結果が出たと言います。
その仕事是非やってみたいです。通いなんですよね。単純作業で簡単で高額収入だったら余ったエネルギーと資金を副業に回せます。今バイトが結構楽なんで助かってます。もしめんどくさい人間関係とか、上司に余計な期待されたりとか、拘束時間を長くとられたら自分の時間がなくなります。
以前、歴史ある教会の門番の話をとある講義で聞きました。その人は来る日も来る日も、例え雨であれ、嵐であれど、そこへ来る人のために門を開け、締め続けました。そうして30~45年以上であったと思いますが、彼は一日も休むこともなく続けました。この話をした講師は、「彼はものごとを継続する根気の個性を持っていた。皆それぞれに特長があるということなのだよ。」と締めくくりました。その講義では、各自が各々の個性を探す内容であったので、そのような例を出されたのです。これを聞いて、確かに個性だけれど、誰もが持てるものでなく、特別なものだな、と思いました。今思えば、経験が、そのような特長さえ形成するものなのかな、とも言えます。
本の移動
来る日も来る日も
本の移動
でも 分類してみたら?
アイウエオ順
作家別
カテゴリー別
目的は自分で探したらOKなんじゃない?
表面の自我でとびついた事も真我に気づかされることがあるんですね。でも、その経験も成長させてくれる事象なんでしょう・・ね。
似たような経験をしたことがあります。
(上司が2人いて、その2人の意思疎通が上手くされておらずアベコベ。
しかもリニュアル後の間取りが固まっておらず、同じ日のうちに何度も何度も商品配置をぐるぐるぐるぐる)
そのとき、不満を感じて、
「結局、どうしたいんですか?最終的にどういう配置にしたいか決めてないのに、アチコチ動かしても疲れるだけだし、時間がもったいないと思います。」
といったら、
「唯のバイトが、そんなことは考えなくて良い。生意気だ。」
と、言われたものです(まぁ、歳下の女性に言われたら、男ってそう感じるものなんでしょーが)。
結局、その出来事がキッカケとなって、その仕事を辞めたのですが、
周囲には、
「お前がおかしい」「何も考えず黙って言われた事、やればいいだけなのに」「バイトにそんな事言う資格はないのに」
と言われ、なんだか自信をなくしたものです。
でも、今日の記事を見て、
(表に出すのは、一般的な社会人マナーとしては、よくない行動だとしても)、
そう感じる事自体は異常じゃないんだ、
そう考えること自体は自然なメカニズムなんだ…と安心しました。
この記事に出会えたことに感謝。