From:小川忠洋
appreciate(アプリシエイト)
という英単語がある。
これには面白い意味があるんだが、
意味を知ってるかな?
appreciateとは感謝するという意味である。
感謝するといっても、何らかの行動に対して
感謝する時に使われるようだ。
I appreciate your cooporation.
(ご協力に感謝します)
みたいな感じ。
これの何が面白いかっていうと、
appreciateという言葉には違う意味もある。
それは、
「正当に評価する」
という意味。「真価を認める」「理解する」
とか言う感じでもある。
Her great ability was fully appreciated by her friends.
(彼女のすごい能力は友人たち皆に十分認められていた)
こう言うような使い方をする。
さて、感謝するっていう意味と、
正当に評価するっていう意味が同じ単語に
使われているのって非常にふかぃぃぃと思わないか?
つまり、、、
昔の人は感謝すると言う事は、
その人の価値を認めるという事だと
思っていたという事だ。
仕事で言えば、
誰かがやってくれた仕事の価値を認める。
その人の仕事の成果を正当に評価する
という事になる。
なんとなく、
確かにそれは感謝すると言うことに
非常に似ているような感じがするよね?
仕事の価値を認めれば、
あるいはその人の能力を認めれば、
「ありがとう」という気持ちが
自然と出てくるものだし、伝わるもんじゃないか。
部下の仕事、同僚の仕事、
上司の仕事、業者の仕事、
それらに対して、正当に評価する、
appreciateすることができれば、、、
相手もより一層あなたのために
がんばってくれるのが自然な人間の心情ってもの。
さて、あなたはどう考えただろうか?
appreciate.
ー小川忠洋
PS.
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普段の仕事の中できちんとやる、結果を出すのが当たり前だと考えたりすると感謝したり、その成果を正当に評価する事ができなくなってしまうので、いつも感謝の気持ちで部下や業者に対応したい。
英語の話しならばこれが大きな壁ですね。所謂ニュアンスです。
ThankとAppreciateは辞書では同義語に見えるけど、少し違う。 Appreciate の方が特定の行為に対してより深い感じの感謝。英語が母国語の人はちゃんと使い分けが出来るけど学校で習った英語では難しい。
話の焦点を一般論にと言う事であれば、同じ感謝でも何に感謝するのかをハッキリさせてAppreciateするのが良いでしょうね。
なるほどなぁ。映画でもappriciateが使われるシーンは深い感謝をする、と言う時だったなぁ。してもらった行為に深く感謝することは、その相手の能力を高く評価している、というのも痛く納得しました。
誰かがやってくれた仕事の価値に感謝する。その人の仕事の成果を正当に評価する。仕事をしていると、ついつい”それをして当たり前”となってしまって、いちいち認識することもないように思います。粗末にしているなぁ~と、自省しました。
子どもの関係の役員などは仕事ではないけど、役割として仕事があります。その行為に対して報酬は無いけれど、「いつもお世話になります。ありがとうございます。」という保護者からの一言で、苦労が報われた気がします。自分の働きを認められたようで、単純に嬉しいです。
感謝することの意味を、あらためて考えてみる良い機会となりました。ありがとうございました。
相手に感謝の気持ちを率直に行動で伝えていくこと、ビジネスやプライベートなどの場面によって表現法は変わってきますよね。
その場に適切な行動って、どのようにしていけばいいのだろう?と自分に当てはめて考えてみたいと思います。
現代社会では、仕事はこなせて当たり前、健康管理もできて当たり前、1日3食食べられて当たり前、こっちは金を払っているんだから相手は最大のサービスを提供して当たり前など、自分のできることやアシストしてもらえることに対して、何も言わないことも当然のような空気が漂っているような気がします。でも、やってもらえたこと、助かったことなどに対して、たった一言の「ありがとう」「助かったよ」などの感謝の言葉は相手の活力や労働力の再生産の源になることは案外知られていない。いや、多くの人が忘れているような気もします。幼稚園児や小学生でも言えることを、大人たちはやらない…両親や学校の先生にも教えられてきたはずなのに、いつの間にか自分の殻に閉じこもったり、傲慢なプライドがそれを邪魔していることにも気づく機会が少なくなっている。大人になるにつれて、難しいことや大変なことをこなしたり達成することに意味を置きすぎて、簡単なこと、シンプルなことは批判的になったり馬鹿にしたりする傾向もあったり…僕らは今一度、幼少期にできたことをもう一度思い出すことも必要じゃないかと改めて考えされました。よくよく考えてみると、「ありがとう」「助かったよ」を言うのに、何十万円、数億円のお金もかからない、必要なのはほんの数秒間と感謝という感情、単純ですが生み出すエネルギーや信頼は大きいです。
「正当」というのが、またまた、はっきりしない言葉ですが、さらに「評価する」とは、上から目線な感じを受けます。 本当に感謝という言葉は難しいですね。 「有難う」もめったにないこと、ということから、感謝を表す言葉。 そもそも「感謝」という言葉も「謝りを感じる」といことで、日本人が使う「ごめんごめん」みたいな感じがする。言葉の意味を考えると深くて大変(笑)