
from 杉本
「息の長い企業と、それほどでもない企業との差は、
壮大で、意欲的な目標を持っているかどうかである。」
(ジム・コリンズ、「ビジョナリ−・カンパニー」)
つまり、長生きする企業は、
「社員にやる気を起こさせる目標を持っている」
と言っているのです。
社員が、意欲的になる目標を作るコツの1つは、
「社員のあるべき人材像、企業の姿勢」について、
表現している文章があることです。
これを一般的に、
「バリュー(価値観)」と呼びます。
成長し、社会に貢献している企業の社員は、
「こんな人間なんだ」
ということを、言い表す文章のことです。
同じことが、
個人の目標達成についても言えます。
目標を立てる前に、
自分の理想の姿はこうだという
「自分の価値観」を明確にしておくのです。
目標を立てたのに達成できないのは、
心の奥底で、本当にやりたいとは思っていないこと
(例えば、新しいビジネスを立ち上げて、
収入をアップさせる)を、
自分の目標だと、
思い込んでしまうということがあります。
このような場合、
目標達成のための努力は苦痛なので、
達成できないわけです。
そして「自分には、目標を達成する力がない」と、
思い込んでしまうのです。
セルフイメージが低くなると、
持っている力を、
十分に、発揮できません。
何かを成し遂げるには、
自分の価値観を明確にし、
それにあわせた、
正しい目標設定をすることが必要なのです。
自分がありたい姿に近づこうとして、
設定した目標を、
追い求めることは、
苦痛にはなりません。
うまく行かない時があっても、
楽しく忍耐して、
続けることができます。
1年の初めの月が来るまでに、
価値観を明確にして、
なりたい自分に近づく目標を立てましょう。
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋(すぎもと しげひろ)
PS.
セルフイメージを高めるためには
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はじめまして。私は三十二才の企業経営者です。初めてコメントします。杉本さんからのメッセージにはいつも勇気を頂いています。いつもありがとうございます。明確に達成感を持てる、貢献できるという自己重要感と申しますか、一人ひとりが楽しくやりがいが持てることが大切ですね。