FROM 岡崎哲也
「元気ですかー!!!」
アントニオ猪木に張り手されて
吹き飛んでいる若者。
「僕もお願いします!」
次々並んでいる人たちの中には
おじさんたちの姿も。(笑)
ところで仕事や人生には情熱が
必要だと言われていますが、
あなたはどうですか?
最近こんなコンサル事例がありました。
(許可を得てシェアさせて頂きます)
40代男性、精密機械製造業の経営者
(家族含めた社員5人)Aさんのテーマは
こうでした。
「前回のメンタルブロック解放セッションで
社員や変なお客さんへのイライラやストレス
はあまり感じなくなりました。
そのエネルギーロスしてた分、仕事が
はかどるようになりました。
ただ、毎日、雑用に追われてて
あまりやりがいを感じられないんですよ。
以前は感動してたんですけどね。」
首をかしげながら言うAさんに、では
メンタルトレーニングしてみますか?
と持ちかけてみました。
「はぁ」と軽くうなづくAさんに現在の
お仕事の状況を聞いてみました。
「注文が入っても、社員が発送するだけで
私は雑用をこなしてて充実感がないんです」
そこで起業時はどんな感じだったのか
聞いてみたんですよね。
「約5年前、親、兄弟、親戚や友達、
銀行に頭を下げて2000万円以上の
資金集めに駆けずりまわりました。
そして小さな工場を買い取って始めた
んですけど、採算のあてもなく本当に
無謀でしたよ。
何も分からないまま本で調べて
少しでも信頼を得られるように
写真や文章を考えてホームページ
を作りました。
そして弟と二手に分かれて軽トラで
営業して回ったんです。
それから思い付く事、人からアドバイス
してもらった事、できる事は全部やって
みました。
やってもやっても結果がでず、何が
悪いんだろうと悩み続けましたよ。
そしてようやく1番最初の注文はたったの
3000円だったんですけど、このお金が
入った時、嬉しかった~」
その時、Aさんの表情がパッと明るく
なったんですね。
そこで最初の注文が入った時、一緒に
喜んだのは誰でしたか?と聞くと、
Aさんは嬉しそうに答えてくれました。
「ほんとに嬉しくて嬉しくて社員と一緒に
飛び上がって喜びましたよ。
そして神棚にあげて家族と一緒に手を
合わせたんです。」
ふと見るとAさんの目が赤くなってました。
「いや~、完全に忘れてました。
あの時は毎日が感動の連続でしたね。」
「ではその過去の感動を感じながら
5年後は、どうなってそうですか?」
そう尋ねてみるとこんな場面が浮かんだ
そうです。
「・・・バカな仲間に囲まれてます。^^
7~8人ぐらいでしょうか。
ハーレーに乗ってツーリングしながら
一緒にバカなことをやってます(笑)。」
では今の仕事の原点・感動を感じながら
理想の未来の場面を味わってみて、
それを今の仕事に活かすとしたら何から
始めますか?」
すると興奮した感じで答えて
くれました。
「いや~、人目を気にし過ぎてました。
社長なんだから、ちゃんとやらなきゃいけない
と思ってましたけど、もっとやりたいように
やってもいいんですよね。
今の新鮮な気持ちを社員たちと語り合います!」
私たちは日々の仕事に追われてしまって
仕事の原点や感動も忘れてしまう事って
ないですか?
どんなに高性能なスポーツカーでも
エンジンに燃料が無かったら走れない
ように私たちの心にも燃料が必要なん
ですよね。
仕事の原点、感動を理想の未来
(夢・目標)に活かせたらどんなに
可能性が広がるでしょう。
ところであなたの原点はいつだった
でしょうか?
それを理想の未来に活かすとしたら
どんな事ができそうですか?
ぜひ心の原点を理想のなりたい自分
や目標につなげてみてくださいね。
岡崎哲也
PS.
心の原点を見つけて
理想のなりたい自分や目標につなげるには
このモルツ博士のプログラムも
オススメですよ。
すっごく共感できます。一生懸命目標に向かって頑張っていた自分がいました。坂道を上って平坦な所に辿り着くと、なんだか目標を失ったみたいになって・・・。感動的に生きることも忘れてたみたいです。そう、周囲の視線ばかりいつの間にか気にしている自分がいました。