過去の使い方

起業家
小川忠洋

From:小川忠洋

以前、友達と食事をした時に
ダイエットの話題になった。

僕ら男にとっては、女の人がどんな気持ちで
ダイエットに取り組んでるかなんて事は想像できない。

彼女達の話を聞いてると、
毎日体重計に乗って数百グラム単位で 太った
痩せたと言うのを気にしているとの事。

「300グラム太った!? 」

それって太ったって言うのか?

そして、その300グラムの脂肪を
数日中に落とさないと、自分が醜くなっている
ように感じて、自信が持てなくなると言う。

自分に自信が持てなくなると、
街を歩くのも嫌になるそうだ。

その場にいた男の僕らからすると、
はっきり言って異常事態にしか思えない。

なんでそんなにキレイになりたいのか?

彼氏や旦那がもう少し太ってくれと
言われてもそれは絶対に無理だと言う。

これは男にモテたいからではなく、
自分に自信が持てるかどうかの問題だと。

何故そこまで異常なほどにこだわるのか?

話を聞いてくと、異常なこだわりを持った人は
過去に太った時代があって、その時代に
ひどい目にあったという認識があった。

その過去の事が忘れられず、
今でもそうならないように必死の努力をしている。

トラウマのような過去にとらわれている。

痩せる太るの話じゃなくても、
「ある嫌な過去」が あなたの今現在の行動や
振る舞いに大きな影響を与えている事はないだろうか?

「嫌な過去」を否定するかのような
行動や考えを毎回取ってしまうとか。

――――――――――――――――――-
あなたの過去は
あなたの未来を コントロールするわけではない。
――――――――――――――――――-

嫌な過去は、簡単には忘れられないのかもしれない。

しかし、その過去ばかり思い出しては、
その嫌な過去ばかり考えていては、
その「過去の出来事」が、今現在の
あなたの行動をコントロールしている事になる。

そして現在の行動は、
未来のあなたを作っていく。

過去はもう終わった事だ。
二度とやってこない。

あなたに毎日やってくるのは
今現在だけなのだ。

嫌な過去があって、
それに戻りたくないという
モチベーションは恐怖だ。

もし、あなたがその恐怖を感じる事があったら
「その過去の出来事は終わった事。今は今。
それは今の自分をコントロールしない」
と言い切ろう。

「嫌な過去」は誰にだってある。

誰もが思い出したくない過去を持っている。
誰もが完璧な人生を送ってきたわけではない。

ただ、違いは、それにフォーカスするか、
他のものにフォーカスするかだ。

ー小川忠洋

PS.
この本を見て過去の良い使い方を学ぼう!
http://www.drmaltz.jp/13habits/

5 thoughts on “過去の使い方

  1. 終わったことでまで、自分をいじめなくていいですよね♪
    過去は今に至る過程にすぎないし、自分を進化させる体験ということで~♪
    となぜか、自然に思えてしまう・・ようになっちゃう、いっきに読み終えた本でした!

  2. 過去に囚われない…過去の幸せな思い出はどう昇華させたらいいのでしょう?
    今は今と、割り切るしかないのでしょうか?
    どなたか教えてください。

  3. 以前、とある人から頂いた言葉―
    「私の過去は正しかった(間違いではなかった)」

    始めは、意味が伝わってこなかったけれど、
    今では
    過去にとらわれずに、未来を見て、今を懸命に生きること
    だとこの言葉を解釈しています。

    自分の生き方は自分の気持ち一つ、視点一つで
    どんな色にも変化すると感じています。

  4. 私は小川さんの書かれていることをいつも読ませいただく、ファンです。多くのことを学ばせていただいています。「13の習慣」の本、最高の部類に入る本だと思います。
     さて、今日の「過去の使い方」を読ませていただき、体重をとても気にする人は、過去にそのことで忘れられない出来事があったのだろう、だから、それに囚われている。だから、過去に囚われずに,前に進もうという話かと思います。筋は通っていますし、確かにそうです。でも、もし、体重を気にすることを良しという前提にたつと、過去の「体重のことで辛い出来事」があったということは、違って捉えることも出来ます。そんな考えも小川さんの思考から考えてokなかと思っています。

  5. 嫌な過去に戻りたくないから今継続してやるというモチベーションにもなると思います。
    マイナスの過去を激励の鞭にする方法もありと思う反面、子供の頃に「デブ!ブス。」と言われてそれがトラウマとなって極端に神経質にやせ、やりすぎて骨と革みたいになって逆に
    魅力がなくなるケースもあるようです。「多少 太っていたってもっと愛嬌があっておおらかな
    方がかえってもてるよお。」ってこともありえます。そうするとやはり 小川さん理論が
    正解かな?

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