GWの楽しみ方

FROM 岡崎哲也


昔は、安・近・短、今年は高・近・短。

あなたはGWに、どこか小旅行を
計画されてますか?

又は、ゆっくり充電されてる方、
休みなく頑張られている方、
いろいろな 時間の使い方を
されていると思います。

例えば、日本三景をご存知ですか?

広島の宮島、宮城の松島、京都の天橋立。

数年前のGW、その1つの天橋立に
行ったんですよ。

夕方に到着後、駅前温泉に浸かり、
夕焼けを眺めながら、極楽、極楽。(^^)

翌朝、7時過ぎに行動開始。

昔の人達のように自分の足で歩いて、
深い松並木に込められた多くの想いを
感じ取りたかったのですが、
イベントが 目白押しだったので
レンタルチャリンコで行く事にしました。

松並木の手前の橋に差し掛かると、
今からこの道を通り、
そちらへお参りさせていただきますと、
心の中で軽く 会釈しました。

目的地は、籠神社(このじんじゃ)と
その奥の宮の真奈井神社。

実は、天橋立は、その神社の参道とも
言われているんです。

昔は今みたいに新幹線や電車・バス が無く、
歩きで全国を旅していたんだよね~
と、しみじみと文明の利器に感謝しながら、
自転車をキーコキーコ こぎました。

するとよっぽど楽しそうに見えたのか、
すれ違う人、すれ違う人が声をかけて
きたんですね。

「お兄ちゃん、どっから来たの~、
今日はいい天気で良かったね~。」

「はい、九州からなんです。
僕は天橋立に初めて来ましたー。(^^)」

「おや、遠いところから来たんだね~。
九州から来る人は珍しいな~
ゆっくり見ていってや~」

そしていよいよ目的地の籠神社に到着。

籠神社は、丹後一宮で元伊勢の
一つなんですよ。

元伊勢(もといせ)とは、もともと皇居内に
祭られていた天照大神を、紀元前70年頃、
皇女倭姫命(やまとひめのみこと) が
鎮座する地を求めて旅をしたんですね。

そして、伊勢神宮内宮に至るまで一時的に
祀った伝承を持つ神社・場所なんです。

その籠神社の本殿の前に立つと、
前方から心地良いそよ風が吹いて
きたんですね。

由緒ある神社や仏閣では、こんな心が
洗われるような清々しい風が
吹いていることが多いんですよ。

そして私はありったけの
“ありがとうございます”の祈りを
捧げました。

それから奥の宮の真奈井神社に
向かいました。

ちなみに天橋立にはこんな伝説も
あるんですよ。

大昔の神話の時代、男神イザナギ が
女神イザナミがいる真奈井神社 へ
天から通う時に造った梯子(天浮橋) が、
男神イザナギが 地上で一夜
寝ていた間に倒れて出来たのが
天橋立だそうです。

その為、天橋立は神と人をつなぐ
神聖なところとも言われているんですよ。

ところであなたは小旅行に行かれた
時は、どんなふうに楽しまれますか?

私は、その土地の歴史や神話を知った上で、
あたかも自分がそこにいるかのように
タイムスリップしてみるんですね。

そして全身でその空気感を味わうと
一段と感慨深くなるんですよ。

そうすると、年数が経っても、その時
の感動を思い出しやすくなるんです。

あなたも後半のGWを楽しんでくださいね。

岡崎哲也

PS.
GWにお金のメンタルブロックをはずしてみるのも
いいチャンスかもしれません。
http://www.nextleader.jp/okazaki/money/

One thought on “GWの楽しみ方

  1. 標高の高い場所から、周りの山や平地を見るのが好きです。日本神話によると、神様たちが作り上げた美しい山河。神様たちは作り上げたジオラマを見渡して、さぞやお喜びだっただろうと。ふと、そんなことを想像します。太古の昔にタイムスリップする瞬間です。

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