自律神経が乱れたら・・・

妻と一緒に

from 杉本

前にも、私が、
自律神経失調症を、
患っていたことについて書きましたが、

その経験から、
自律神経を整えることについて、
人一倍熱心に勉強しています。

そして、それらを実践するように心がけています。

自律神経失調症を改善するためには、
日常生活の習慣を改め、
交感神経、副交感神経のバランスを、
とる必要があります。

特に、「活動の神経」である「交感神経」が、
優位になりがちな生活習慣を、
「休息の神経」である「副交感神経」を、
優位にするように改めることが大切です。

自律神経失調症は、
今までの生活習慣が
本来の自然なあり方からはずれていますよ、
というメッセージです。

日常生活の食事、睡眠、労働、休養、運動などの習慣を
見直す必要があるのです。

● 控えるべきもの

・甘いもの

砂糖をたくさん含んだ甘いものの摂りすぎは、
ストレス、無気力、イライラ、疲労などの原因になることは、
あまり知られていないかも知れません。

甘いものの摂りすぎは、
血液を酸性に傾け、
疲労や無気力の原因になります。

また、血液中のカルシウムをうばうので、
イライラしやすくなります。

・ カフェイン

コーヒーや緑茶など、
カフェインを多く含む飲み物は
自律神経失調症状や、
パニック症状を強める場合があります。

カフェインは
副腎を刺激するので
アドレナリンが放出されます。

アドレナリンが交感神経を刺激し、
イライラや興奮状態を引きおこします。

また、不眠を引き起こす原因にもなりますので、
カフェインを取り過ぎないようにしましょう。

・食べ過ぎ

前にも書きました。

私が一番注意していることです。

お腹が空いていなくても、
時間が来たからといって食事を摂ると、
胃腸の休む暇がありません。

空腹感をしっかり感じてから
食事を摂るようにしましょう。

この空腹感をしっかり感じるというのが、
とっても大切だと、
実感しています。

1口、30回は噛むようにして、
腹八分目を心がけます。

とにかく、
よく噛むことは自律神経失調症に限らず、
すべての不調を改善するために、
非常に大切なことです。

自律神経失調症仲間の1人で、
一口最低50回噛むことを実践した人が、
数日で、めまいや吐き気が改善したこともありました。

・ 睡眠不足

太り過ぎて、
いびきをかくようになった方は、
要注意です。

自律神経も乱れているはずです。

朝起きても、
疲れが十分取れていないと感じる方は、
睡眠時無呼吸症候群を、
疑ってみるべきかもしれません。

「睡眠外来」という言葉を検索して、
それをやっている病院で、
一度診てもらってはいかがでしょう。

CPAPという治療法で改善される場合があります。

CPAPとは、
鼻に装着したマスクから、
空気を送りこむことによって、
ある一定の圧力を、
気道にかける方法です。

健康な人であれば、
息を吸うと横隔膜が収縮して胸腔がひろがり、
胸腔の中が陰圧になります。

この陰圧によって空気が鼻の穴からのどを通り、
気管から肺に流れこみます。

しかし睡眠時無呼吸症候群の人は
この陰圧によって、
のどのやわらかい組織が内側にひきこまれ、
気道が狭くなってしまうのです。

狭くなった気道を空気が通ると、
まわりの組織が振動します。

これがいびきです。
完全に狭くなってしまうと、
無呼吸となってしまいます。

CPAPを使うとその風圧により、
のどの中にスペースが確保され、
やわらかい組織を強制的に押し開きます。

そうやって、鼻でスムースに呼吸をすることが、
出来るようになるのです。

私の友人は、
始めて使った時の、
次の朝の爽快感が忘れられないと言います。

車を運転すると、
すぐ眠くなったり、
会議のときにも
こっくりこっくりやったりすることがなくなったと言います。

人生やる気満々でないと、
幸せに生きることができません。

健康であり続け、
幸せであり続けましょう。

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)

PS.
人生がやる気に満ち、幸せに生きるために
このプログラムもお役に立てるかもしれません。
http://www.0stresslife.com/zrl/


One thought on “自律神経が乱れたら・・・

  1. 無呼吸症候群の原因がはっきり分かりました。肥満により、気道周辺の柔らかい組織が内側に引き込まれるのですね。無呼吸症候群と肥満といびきの関係が良く分からなかったのです。ありがとうございます。

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