7つの習慣

私は1776年以降アメリカで出版された
「成功」に関する文献をすべて読むことにした。

自己改善や一般向けの心理学などに関する分野で、
何百冊という本・記事・論文に目を通した。

その結果、驚くべき傾向に気がついたのである。

それはアメリカ合衆国の最初の
150年の繁栄を支えた文献のほとんどは
「成功の土台は人格である」と
していることであった。

この人格主義ともいえる文献の数々は、
アメリカ人に誠実・謙遜・忠実・節制・
勇気・正義・忍耐・勤勉などの黄金律を教えていた。

当初の成功文献と比較して次の50年間の
執筆内容は薄っぺらなものといえる。

それは社会的イメージづくり・テクニック・
応急処置的な手法に集中しているのである。

これらの問題解決策は
人格主義によるものではなく、
個性主義といえるものである。

それによれば、成功は公のイメージ・
態度・行動・人間関係をスムーズに
進めるためのスキルに起因するとしている。

それらのスキルが大切でないと
言っているのではないが、
それらはあくまでも二次的なものである。

行動の裏に深いレベルで誠実と廉潔が
なければ人生の大きなチャレンジに
直面したとき、必ず真の動機が表面化し、
短期的な成功の代わりに人間関係の
決裂が生じるのである。

自分自身を変えるプロセスを
始めるにあたり焦ってはいけない。

これは決して応急処置ではない。

しかし、それでも直ぐに
現れてくる結果が必ずある。

このプロセスを最後まで見届ける
忍耐があれば、十二分にその価値を
知るであろう。

ースティーブン・R・コヴィー(「7つの習慣」より引用)

==========

「成功の土台は人格である」


どうしても僕たちは小手先のテクニックに
走りがちですが、それはあくまでも小細工でしかない
ということをコヴィー博士は教えてくれています。

あなたの周りにはいないでしょうか?

有名だし、実績もあるし、優秀だけど
どこか「人格」に欠くという人が。

そういう人からはいずれきっと
人が離れていくのではないでしょうか?

人格についてどうだこうだということは
もちろん僕が言えるようなことではないですが、
このコヴィー博士の言葉を意識しておくことは
生きていく上で非常に重要なことだと思います。

あなたはこの言葉から
どんなメッセージを受け取りますか?

ー磯貝優

追伸:

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9 thoughts on “7つの習慣

  1. やはり人格ですね。でも人格は改善出来るでしょうか?私も人徳を身に付けたいです。

  2. 人格でしようね。
    でも、なんだか自分自身に疲れそうな気がするな。
    70点以上80点未満がベストかと。

  3. 7つの習慣は、10数年前に読みましたが、今回紹介された内容は覚えています。
    やはり人格が大切ですよね。「できる人」より「できた人」という言葉も聴いたことがあり、同様のことを言っていると思います。そういう人はなかなかいませんが、自分はどうか?を常に意識して「自分の行動に責任を持つ」ようにしていきます。

  4. 心以外なにもないです。

    感情がなければ、お金があってもなにも感じないでしょう。
    思考がなければ、お金があってもなにも考えないでしょう。

    心を善にもっていくか、悪にもっていくかで体験が変わってきます。
    出来事も変わります。付き合う人も変わります。

    善と悪、どちらがよいということはありません。
    お好きなほうを選びましょう。
    自分で選ぶことが大事です。

  5. 私は今までいろんなタイプの医者を見てきたのですが、ものすごく優秀で本なども多数出されて第一人者と言われている人でも会うとなんだか今一という方が多いです。
    医者という世界は独特で、「自分が一番偉い」と思っていないとやっていけない世界だと思うんですけど、人格的にこの人はいい人だ、と思える人は少ないですね。むしろそういう人は出世しないというか。

    「人格」。これは私にとって非常に奥の深いテーマです。

  6. 人が離れていってもいいのではありませんか?
    餓鬼のように仕事して、守銭奴になる必要はないと思うのです
    1人に集中するから、その人物はしんどいし、他には機会が与えられなくなる
    足を知る
    これに尽きるのではないでしょうか?
    自分が生きたいように生きればいいのでは?
    後進に道を譲るのも必要だし、人材を育成するのも必要だと思う
    最近、独裁者が政権を追われるという事態に陥っていますが、最初は、理念を持っていたのが、いつの間にか、我田引水になる
    革命というもの、その結末を辿っていく
    現在、起こっている反政府運動も、指導者が政権の座に就けば、すぐに同じ道を辿る
    人の人格はみなそういったもの
    大多数の愚民と少数の考える力がある者とに分かれ、後者で争うという構図になる
    既得権益と特権階級が生まれ、そこからこぼれた者には機会はない
    人は如何に生きるか?
    そうすれば、自ずから、人格もついてくるでしょう
    有名だし、実績もあるし、優秀だけどどこか「人格」に欠くという人は、見せかけのものではないでしょうか?
    本当にそういう人なら、人格はついて回るもの

  7. 人格か・・・。
    そして、黄金律・・・。
    ただ今、ネガティブの海にドップリつかっているので、これらの言葉を響かせることが水かしい。
    でも!これがチャンス。こういった逆境時に、これらを直視できるか!
    それに尽きる。
    ふ~~~、でもダメ・・・。
    こういうときは、音楽や好きなことをする。本気でする。
    そして、脱出の糸口を探る。
    って、言っても、視野を広げてみれば、今のことも取るに足らない。
    ~プロセス~最後まで見届ける!

  8. その人の人格によるところは
    大きいですね

    リーダーとなる人は
    カリスマ性というその人独自の
    雰囲気を持っている

    かっこいいと思える人は
    みな人格が出来てますね

    自分の人格という軸を持った
    人間になります

    ありがとうございます

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