誰と話しているんですか?

「大工と話すには大工の言葉を使え」
         ソクラテス

この言葉に、コミュニケーションの
秘訣が隠されています。

例えば、隣でロシア人同士が話していたり、
スワヒリ語で会話がなされていた場合、
あなたは理解できるでしょうか?

コンピューターのシステムエンジニアが、
システムのトラブルについて話し合っていたら、
あなたは理解できるでしょうか?

たとえ、それが日本語だったとしても。。

この会話の意味が分かりますか?

最近あった実際の会話をみてみると、、、

「PPCで出しているランディングページの
クリック率が低いので、広告文のコピーを
変更したら、数字が改善されて、コンバージョンも上がった。」

これは、PPC広告を知らなければ
全く意味がわからない会話です。

他にも、野球用語で例を作ってみると、、、

「カウントがワンスリーになったので、
ピッチャーが”置き”にきたところを、
フルスイングしたら、微妙に球がシュート回転してて、
インコースに食い込んできたので、
ひっかけて、ショートゴロの
ゲッツーになってしまった」

野球を知っている人にとっては、
当たり前の会話ですが、知らない人にとっては、
これもまた意味不明の言葉だと思います。

つまり、僕たちが普段、自分の中で
当たり前と思っている言葉も、相手にとっては、
意味が分からない言葉かもしれませんし、
考え方のベース自体が、全然違えば、
理解する事は難しいかもしれません。

結果、相手にとってよかれと言ったことも、
それが相手に伝わらず、結果的に、
逆効果になってしまうこともあったりするわけです。

コミュニケーションで考えるべきは、、、

僕たちは、コミュニケーションの場においては、
常に、相手の立場、相手の考え方、相手の気持ちを
考える必要があるわけです。

ピータードラッカーも
コミュニケーションに関して、
次のように語っています。

「コミュニケーションの主役は、
自分ではなく常に相手だ。」

ちょっと考えてみてください。

あなたが話している言葉は、
相手が主役ですか?それとも、自分が主役になっていますか?

ー飯村匡博

PS.
もし、あなたがビジネスで成功したいと
思っているのなら、この教材は、
ピッタリかもしれません。

http://www.milteer.jp/sp/OFJ_LMC/

4 thoughts on “誰と話しているんですか?

  1. 意識しないと、自分が主役になってしまいがち。相手の立場に、イメージを広げます。
    コミュニケーションは、自分の立ち位置(自分目線)がわかった上で、相手をわかろうとすることが肝なのかなぁ。。。人とのコミュニケーションには、バイアスがかかるので。

  2. すごくいいコメントです。まずは相手が話さないと始まらないのでビジネスでも
    合コンでも広い分野で話題を振って相手が感心を持った反応があったもので
    話を盛り上げてお互いに「話したい!」という状態を作る。そこで自分の感情を抑えて相手に話させて適度な質問をするとうまく行きます。合コンならいいけど
    商談の時も盛り上がり過ぎて「何か関係ないこと話しちゃったね。」と言われても相手はまた会いたいと思ってくれます。因みに合コンでは話が盛り上がる方が勝ちで自分よりはるかに高給で高学歴相手でも勝ちます。会話の力は大きいですね。相手に合わせて会話を楽しく盛り上げましょう。

  3. ビジネスにとっては必要はことと思う・でも、私生活においては、私語も大切。常に「相手に合わせてばかりのコミュニケーションだと、気がつくと「自分の努力よりも、ヨイショされる事ばかり望む人」しか周りにいなかった・・・ということになりますので(半世紀生活して感じました)・・・まあ、相手を見極めてのコミュニケーション法ですね。

  4. 常に相手の立場にたって、コミュニケーションを実施する必要性を学びました!

    ありがとうございます!

ベンジャミン にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>