抑うつとの闘い

吉永賢一

吉永賢一です。

不安に対しては、小さい頃から
対処してゆく習慣があったみたいです。

それは、不安が多い生活と
感じていたせいかもしれません。

そして、

「未来への不安は、あまり意味が無い。
『こうすればいいんだ』という対処にまで
落としこめばいいんだ!」

という結論に落ち着いたのは、小学校高学年の頃。

これは、「不安」というのは、
リスクを計算に入れるために必要なのでは?
ということを考えていて、

「そっか、対策まで見えていれば
もはや不安じゃない!」

とわかった感じがしたのです。

これが、「つけくわえる」(『運命を拓く記憶法』)
という手法のもとになっています。

そして・・・大学に入った後、
しばらくはあまり感情がないような状態でした。

次に、意識的に「嫉妬」に対処しはじめて、数年。

しばらくして、怒りに対処しはじめました。

まだ、両者ともきちんと除けてはいませんが、
取り組んだ甲斐があって、改善が見られます。

特に、ここ数年は「怒り」に注目し
自分の中を見てきました。

これも、成果を感じ、
手ごたえを感じるまでに
数年かかっています。

そもそも、ぼくの場合は、大学に入った頃には
怒りは抑圧されていて、下の方に隠れていました。

嫉妬の場合は、手ごたえを感じた後に、
さらに探求し、もっと根深いものだと感じるに至りました。
(書籍『東大家庭教師が教える頭が良くなる勉強法』145ページ)

そして対処をつづけ、大分対処できています。
でも残っている。

それでも、成果を感じることができたので
これからは「抑うつ」への対処を重視したいと思います!

ここで言う「抑うつ」というのは、
ある種の落ち込みのようなもので、
ぼくの場合は「苦しみ」として感じられ、
胸がちょっとしめつけられるような感じになります。

これを、取り除きたい。
そう思いました。

これが、ぼくの人生において、
ぼくを苦しめているし、障害になっているからです。

ぼくの場合、抑うつは、恥ずかしさともつながっているし
各種の行動化を生んでいます。

このあたりを、今度はさぐってゆきたい。

自分の意見を言ったり、反対意見を言ったり、
あるいは、未知の分野に踏み出したり、
安定しそうになると、抑うつが出るみたいです。

相手が傷ついたように思えたりしても、
相当出てきます。
(これが、ぼくの場合は、ものすごい。)

たぶん、罪責感ともつながっていると思います。

ぼくの場合、抑うつは、
隠蔽されて怒りのようにもふるまうし、
実際各種の行動化を生んでいます。

「そういうのはイヤだ!」
と決意することからはじまるので、
決意したというわけです。

弱い決意ですが、その種(たね)は
これまでじわじわと育ってきています。

そして、この弱い決意は
これから徐々に、さらに育ててゆきます。

これもまた、一歩一歩です。

「そのとき目立つ心のマイナス」に対処して、
それがおさまってきたら、今度は
「そのとき目立つ心のマイナス」をやってゆく計画です。

あと何十年もすれば、
だいぶすがすがしくなることを期待して。

ー吉永賢一

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6 thoughts on “抑うつとの闘い

  1. 自分をこんなにしっかり掘り下げて見つめている人がいるなんて。自分も日常的に湧き上がってくる、自分の中の苦しみや悲しみ、独自のメランコリーな感情がどこから来るのか、掘り下げ見極め、対処していきたいです。自分がより、よい自分で、よりすがすがしく生きられるように。

  2. ホントに一歩一歩だなぁと思います。吉永先生のやるきセミナーなどのお蔭で、私も少しづつ変わっていっているみたいで、振り返ると随分楽にになったなと思うことがたくさんあります。毎日、小さな事にも達成感を感じたり、出来なかったことも今度はこうしようと考えたり、より良くなっていきたいし、たぶん続けていけばそうなれそうだなと希望を持って生きていこうと思います。

  3. メンタルコーチをやっています。掘り下げる克服も良いと思いますが。。。抽象度をあげていくとすべての感情をコントロールできるようになります。

  4. ボクも吉永先生のおかげで、感情観察が進み、「イライラ」の感情についてだいぶ解消してきた感じがします。小さい頃からの根強いものだったなーと気づき、前進していることに喜びです。まだまだ解消する部分はあると思います。そして、吉永先生のレベルでも、数年かけて、追いかけていられることに勇気をもらいました。ボクは焦って落ち込んでしまうところがあるので、先生のようにじっくり確実に追いかけていこうと勇気づけられました。それが周りの人や自分の人生全体を見たときにものすごいスピードで進化していることも意識しつつ。

  5. 自分の感情に意識を向ける必要性を感じました!
    今後はさらに意識していきます!

    貴重な学びをありがとうございました!

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