娘を号泣させた親

これは、ちょうど2年前。
我が家で、実際にあったお話です。

当時、上の娘は5才。
幼稚園の年中さんだった、娘に
『年長さんになるまでに、自転車に乗ろうね~」
と補助輪なしの自転車練習に励んでいたのです。

しかし、仕事で忙しかった僕は時間が作れずに、
自転車に乗るのは、月に3,4回。
時間は1回30分位、
1時間にも満たない時間です。

そんな練習時間では、なかなか上達しないですよね。

「成功の原則」

僕自身が常に心がけている人生の鉄則として、
何かをする、始めるのなら、
「上手くいっている人からアドバイスをもらう」
というものがあります。

そこで、自転車の練習をする前に、
”お子さんが最近、自転車に乗れるようになった”という
人から方法を聞き出しました。

その方法とは、、、

坂道を無理やり

「ブレーキをかけるな!」
「足をつけるな!」

と激を飛ばす、というスパルタ方式。

「ちょっと、どうかな~??」と思いながら、
初めて補助輪なし自転車の
練習をしようと、家族全員で近くの河原に
行こうとしていました。

すると、近所の男の子(6才)が補助輪なしの
自転車に乗って、お父さんとお出かけするところでした。

グッドタイミング♪と思い、聞いてみたのです。
自転車の練習方法を。

すると、

「河原の坂道を使って練習していたら、
すぐに乗れるようになりましたよ☆」

とのこと。

実は、先述のスパルタ方式の場合も、
1日で乗れるようになっているのです。

「成功へのキーワード」

ここで僕は、自転車に乗れるようなる方法の
キーワードとして、「坂道」「1日」であると
認識しました。

「なるほど、人間はゴールを設定すれば、
やはり何でもできるんだ!
よし!今日、一日で乗れる!
乗れるまで帰らない」

と心に決めて
早速、坂道で練習♩

しかし!!

実際は、怖がって、泣いて全然、
降りてきません。

「ペダルはこがなくていいから、降りてくるだけでいいよ~!」

と言ってみたり、
僕自身が子どもの自転車に乗って、

「こんな感じ~」

と、実践してみたり、
サドルの後ろを持ってあげたり、
と、いろいろやってみましたが、
全くダメです。

ビビりまくって、ビビりとおしで、
全く進みません。

号泣する娘を見て、
周りの人からは、

「冷たい親やわ~」
「教えるのが下手なんやな~」

などと思われていたでしょう。。

しかし、人間はゴールを設定すれば、
必ずできる!と思っていたので、
極めて冷静に、

「~ちゃんなら、今日一日で乗れるようになるよ。
  乗れるようになったら、おやつの時間にしようね」

と、ほめ言葉 + ご褒美をちらつかせ、
かつ、リミットを意識させる言葉がけをしていました。

結論

ですが、結局ダメなものは、ダメなんです。

平坦な道で試してみても、ダメ。

これ以上続けると、自転車に対して、
恐怖心を植え付けてしまうかも、と
切り上げました。

~~

後日、補助輪を片輪にして
練習することにしたのです。

しかし片輪でも怖がり、時間がかかりましたが、
1日かけて(30分くらいの練習ですが)
乗れるようになりました。

そして、数日練習し、今度は、逆の片輪へ。

やはり左右反対になると、感覚が違うので、
また怖がって、30分くらいかけて、
乗れるようになりました。

そこから何度か、娘に補助輪なしの練習を始めようかと、
提案してみましたが、
賛同は得られないのです。

もはや、この時点で諦めかけています。

「ま、いつかは乗れるから、気長にいこ~っと」

しかし!ある人との出会いによって、
娘は3分で自転車に乗れるようになったのです!!

ある人とは、誰なのか?
そして、その人は、どんな一体どんな指導をしたのか?
この答えは、木曜に発表します。

ー飯村匡博

PS.
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16 thoughts on “娘を号泣させた親

  1. 子育ては、人材育成やマネジメントに深くかかわると思ってしまうこの頃です。
    こういったクイズは大好きです。
    もし、私なら…指導側、指導される側で考えてみます。
    娘さんはなぜ、泣いているのでしょう?
    怖さの種類はなんなのでしょう?
    練習方法はそれだけですか?
    練習環境はそれだけですか?
    練習仲間は?
    時間配分やスケジュールの順序は?
    ご褒美の種類は?
    …このくらいが、すぐにおもいついたことです。
    まだ、あるかなぁ?

  2. おはようございます。
    自転車の乗りかたを教えるときは、普通自転車のうしろをささえてますが、頭を支えてやると早く乗れるようになるみたいですよ。
    バランスのとりかたをすぐ覚えるみたいです。
    なにごとも、知っている人に聞くのが一番ですね。
    いろんな過程をとばせるし、なにより簡単です。

  3. 私も似たような経験があります
    こつをつかめばすぐに出来るのです
    私は、逆上がりが5年になっても出来ませんでした
    でも、ある日、地面を蹴るタイミングを覚えたのか、出来るようになると、それからすぐに高鉄棒でもできるようになりました
    自転車でも、私は乗れるようになるのが遅かったですね
    でも、そのとき既に乗れるようになっている者達よりも遙かに乗れますね
    空港までは自転車というのが普通になっています
    宇治から伊丹で40km、神戸なら80kmです
    本来なら、私より早く乗れた者ならこれぐらい分けないはずですが、やったという話を聞いたことがありません
    おかしいですよね
    埼玉では2004年頃から健康ブームとして、自転車通勤用の自転車が売られていました
    今ではこれが普及しつつありますが、私は1981年に試み、1983年にはそれを確立させています
    移動手段が自転車になっていますね
    漸く、私のスタイルに世の中が追いついた感じです
    追いつくのが遅すぎです

  4. 娘さん、可愛いですね
    私にも姪がいますが、5歳になったばかりなので、丁度こんな感じです

  5. 我が家の娘は小学一年生ですが、
    未だに補助輪無しは乗れません。

    最近はあまり練習をしていないので
    そりゃあ乗れるわけないんですが。

    ほめたり、ちょっと脅したりしながら
    色々と試していましたが、効果なし・・・
    難しいですね。

    まあ、いつかは乗れるだろうと
    最近は気にもしなくなっていましたが、

    子どもにも成功体験を味合わせてあげたい
    と思っていますので、また練習再開
    しないといけないですね。

    3分で乗れるようになる方法があるなら、
    今すぐにでも教えれいただきたいです!!

    が、木曜日を楽しみにしています。
    そして、今週末、早速練習に行きます。

  6. 何でも、本質をつかむと言うことが重要だと思います。
    本来、自転車に補助輪が有る方が不自然。
    我が家はご近所から頂いた子供用自転車のサドルを足が着く所まで下げ、
    ペダルを取り外し、足で蹴って進む様にさせバランスを身に付けさせました。
    彼を放って置いても遊び感覚で、自分で蹴り進む内にちょっとの間で
    足を上げたりも出来るようになり、自転車に対しての抵抗感も消えた頃を見て、
    ペダルを戻しこぎ方をちょっとレクチャーしたところ、勝手に数日後には乗れてました。

    バランスさえ身に付ければ、子供は勝手に乗れるようになります。
    昔から親がなかなか子供との時間を作れない家の子は皆、勝手に乗れるようになったんです。
    ただ、ほっときっぱなしでは無く、分からない内にこちらがガイドを敷いてあげるだけ。
    子供は勝手に自分が乗れるようになったという自信も持ってくれます。

  7. 自分が初めて自転車に乗れた時のことを思い出しました!

    補助輪なしだったので、後ろを母が持っていてくれてました。
    私「ちゃんと持ってる?」
    母「持ってる、持ってる。大丈夫だよ」
    私「本当に?」
    母「うん、本当。」

    だけど、なんかフラフラするような気がする。
    なぜか不安になり、後ろ振り向いたら…
    私「持ってないじゃん!!(泣)」
    母「あんた、乗れてるじゃん!よかったね~」

    なんて会話、忘れませんね。(笑)
    一種の暗示かけられていたんですね。
    私はちゃんと母が後ろをしっかり持っていてくれている、
    と思って、安心しながら自転車に乗っていた。
    でも実際はもう自分ひとりで乗っていたなんて!!
    なんだか懐かしいですね。

  8. 答えは、ペダルをはずす!です。

    要はバランスの問題なので、ペダルをはずした状態で
    両足で地面をけり、そして片足で・・・
    をくりかえす。

    これだけで確実に一日で乗れるようになります。

    みなさんお子さんに教える時に試してみて!

  9. 娘さんに、「自転車に乗る楽しさ」を伝えてあげたって事かな。

  10. 娘さんに「自転車に乗れると、どんな楽しいことがあるのか」を伝えたってことでしょうか?

  11. 娘を号泣きさせた親?-->自転車乗り^^

    『自転車』実は・・・私は今だ~に乗れないのです?
    自慢では無いのですが・・・^^
    同じ年齢の頃・・・いきなり! いきなり! 補助輪なし自転車!!
    ーー>もちろん結果は!! ”転んで”おまけ付き?? 擦り傷が?
    ーー>そして『恐怖心』が、潜在意識の中に・・・刻まれてしまい・・・

    もしかして~この年齢で?トライしないと・・・イケナイの~かしらん><

    唯パート-ナーも、やはり変わらない年齢の時トライとか?
    やはり最初は、補助輪を・・・
    これを、つけていた時は、いつまでも頼り~っぱなし?
    ですから?『進歩性なし』で・・・いたとの事

    やはりある時!!補助輪を同時に取り外され?
    右にヨロ~ヨロ~♫ 左にヨロ~ヨロ~♫ コワイ!!という感覚!!
    それでも『バランス・・・』という事で・・・
    両足を地面に付けながら・・・取り合えづ『人間両足補助輪』
    これで『バランス感覚』ーー>把握ができまして・・・
    あっと~!!短時間でクリアーとの事でしたが・・・^^

    木曜日の解答編『秘密策』・・・楽しみに致しております。^^
           ありがとうございます・・・。    (・・・SAKURA )

  12. とても興味深いお話ですね。わたしも実際に子供に自転車の乗り方を教えたことがありますので、懐かしいです。うちの下の子なのですが、あまり器用なたちではないのと最初はやはり恐怖心が先にたつのか、なかなか自転車にのるのは難しかったようです。補助輪もなかったし。
    上の子は器用なたちなので、すぐにコツを覚えて、自由に乗り回していました。その経験から
    人は、一人一人物事へのアプローチの仕方や習得に必要な時間が違うのではないかと感じました。下の子が乗れるようになったのは、小学校2年生位の時です。多分自転車の習得平均年齢よりは、少し遅いのではないかと思います。最初は全く駄目でしたが、怒らず騒がず、子供がもう帰ろうというまで、ただ付き合っていました。少しづつコントロールできるようになってくると面白くなってきたのか、次第に練習する時間が長くなって、二か月ほど経った頃には、自由に乗れるようになりました。とてもいい思い出です。

  13. 私自身小さい頃、
    保育園にあった補助輪なしの
    子供用自転車を丘の上から
    補助なしで下りまくってたら、
    自然と乗れるようになりました

    怖さよりも下るスピードに
    快感を覚えたから
    繰り返し繰り返し反復し、
    自然と乗れるようになったのだと
    思います

    やはり恐怖以上の快楽が
    目的としてあると
    多少怖かったり、苦しくても
    達成に向けて行動できますね

    この気持ちを思い出せました

    ありがとうございます

  14. 補助輪についている金属製のL型のシャフトを一日数㎝ほど角度を付けて曲げてあげてはどうでしょう。
    つまり数日経つと「L」が「レ」みたいになり補助輪のタイヤ両輪とも浮きあがって、結局は補助輪の力に頼らなくても乗れるようになっています。

    実際は子供の頃僕がそうでした。
    父親が夜中にこっそり毎晩、シャフトを曲げて角度を付けていたらしいのです。
    そのお陰で、練習なんてまったくする気のなかった
    補助輪があっても恥ずかしくもないし、このままでいいや~なんて思いながら乗ってた幼い頃の僕が
    いつの間にか、練習なんてすることもなく乗れるようになりました。

    その頃から僕の怠け者の癖を見抜いてた父親の作戦は成功したということでしょう・・。

    でも一番大事なのは、「練習」していると自覚しないことが上達、成功へのカギだったんだなと思います。

    上達への近道はやはり「楽しいと思うこと」
    これに尽きると思います。

    たぶん

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