病院で見つかった・・・

ogawa02
From:小川忠洋
品川のオフィスより、、

ここの所、あまりに咳が止まらないので
たった今、病院に行ってきた所だ。

結婚してから、食事が良くなったので
けっこう健康体だったのだが、今回は久しぶりに
風邪を引いてしまった。

だから、病院も久しぶりだった。

久しぶりに病院に行って、とても驚いた事がある。

それは、料金の安さだ。

診療費が1080円で、かなり大量の薬をもらったにも
かかわらず、たったの2000円くらい。・・・安い。

当たり前だろうと感じるかもしれないが、
確かに当たり前の事だ。じゃあ、何故そんな事に
驚いたかと言うと、数ヶ月間に「シッコ」と言う、
マイケルムーアの映画を見たからだ。

この映画は、アメリカの医療問題を
テーマに取り上げた映画なんだけど、
まあ、単純にアメリカの医療制度が
いかにボロボロなのかと言う事を延々と取材している。

アメリカには日本のような国民みんなが
入る保険制度というものがなく、民間の保険会社が
それを代わりにやっている。だから、今現在でも
5000万人近くの人が保険に入ってないらしい。。

そして、この映画では保険会社がめちゃめちゃ悪者に
なっているのだが、詳しくは映画を見てみるといい。

この映画を見終わった時、
「あーオレ日本に生まれててよかった!」
と思ったくらいのイカれた医療制度だった。

そんな映画を見た後だったので、
今回、病院でみてもらった時、
安っ!と感じてしまったわけだ。

別に医療費が以前よりも安くなったわけじゃないのに
僕にとっては何だかスゴい安くなったように感じた。

これは、映画によって新しい知識が入って、
他のモノと比べることができるようになったためだ。
また別のアングルから物事を見る事ができるようになったためだ。

「日本は恵まれているなぁー」

普段はそんな事には気がつかない。
それはあまりにも普通の事で、
あまりにも些細なことだからだ。

でも、実際、僕らの周りには
恵まれたものや環境があふれている。

普段、僕らはとても恵まれた環境にいるが、
その環境にさえも不満ばかり言ってしまう。
どうやら、人間には足らないもののほうが、
あるものよりも、よく見えるようだ。

それでも、実際、僕らは恵まれている。
たまにはそっちに目を向けてみては?

あなたが、
いかに恵まれているか・・・

ー小川忠洋

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7 thoughts on “病院で見つかった・・・

  1. アメリカの医療制度は確かにめちゃくちゃで、アメリカ在住の友人も保険料が高くて生活が大変だと話していました。
    保険料が払えない人は、治療よりも死を選ぶ、という話も衝撃的でした。

    私も日本の医療制度はありがたいな~と思います。
    歯の治療も気軽にできるし、盲腸で死ぬことなんてほとんどないし。
    あたりまえだと思っているけど、当たり前ではないですよね。感謝しないと。

    とはいえ日本は、簡単に医療を受けられ、薬も手軽に手に入るので、逆に薬漬けになっています。

    世界で最も薬を使う国民になっています。

    結果、年をとって死ぬころになっても薬漬けなので、ず~っと苦しみながら生きてしまいます。

    世界一長寿で、世界一寝たきり老人が多い国です。

    医療保険も破綻してますしね。

    こと命や健康や個々の幸せに関係することなので、
    さらに良い制度と比べて、
    改善されていくことを期待したいな~と思います。

  2. 主旨と異なることは承知ですが、一言。

    国民皆保険は日本の誇れる制度です。恵まれています。
    でも、個人の支払額が安いだけで、国民医療費は膨大な額だし年々急激に増え続けています。
    労働実態に比較した看護師等パラメディカルの低賃金で何とか今は続けられていますが・・・。
    個人が本当に必要な医療を選択して利用していかないと、この国民皆保健自体の継続が難しくなるのです。自己支払医療費が“安く”ても、保険制度の継続は年金同様危機的な状況だということです。

    ちなみに、風邪には症状を抑える薬しかありません。
    私は、インフルエンザを歌だった場合には受診し、インフルの場合のみ抗ウイルス薬を処方してもらいます。そのほかの薬は「いりません」とお断りします。
    風邪は、安静・栄養で治るからです。

    「医療費が安い」という認識が、過剰医療をすすめ、恵まれた国民皆保険の存続を難しくしてしまうのです。
    加えていえば、毎月支払っている保険料は安いですか?医療をほとんど利用しない我が家は、とても高い保険料を毎月自動的に給与から天引きされています。こちらは、これからもどんどん高額になっていくことでしょう。

  3. 友人が 東南アジアのある国で ゴルフの最中心筋梗塞になり救急車ではこばれました。
    すると 病院は先ず患者に支払い能力があるのか調査をしてから治療に取り掛かります
    先日テレビをみていると 救急車で運ばれた患者が 支払い能力がないために そのまま
    治療もされず病院に放置されて死に至る映像が映っていました。
    日本は実にこの保険制度確立されて幸せです

    ただ安いので 患者が様々な病院を回ることもあるらしい これはどうだろうか?

  4. 人間は「失って初めてその有り難味が分かる存在だ」と言われているが、今回の記事を読んで「欠乏の状態と比較して初めて分かる」ということも理解した。
    具体的には、「空気」「水」「奥さん(配偶者)」等はその例であろう。

  5. 医療費の安さゆえに
    本来かからなくていいような症状でかかる患者が増えて
    医療費を膨らませている。
    医者の側も検診や軽微な症状で来た患者を
    いろいろな検査でほじくりまくって
    無理やり「病気」に仕立て上げて治療費や薬代をせしめるのが多い。
    これを「医療化」というのだそう。

    ところで現状に感謝することは大切。
    でもそれで進歩が止まってしまう危険性もまたはらんでいる。

  6. 医師がどんなに過酷な状況で働いているかということにも心を馳せてください。

  7. 常に自分の内側に⇨を向けます!

    貴重な学びをありがとうございました!

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