冷めた飯

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数年前の話になりますが、
僕はある一冊の本に
出会いました。

そして、そこに書かれていた言葉に
僕はちょ~影響を受け、
その後の人生が根底から変わってしまったのです。

もちろん、よい方向に。

その言葉とは、、、

「刺激と反応のあいだには
スペースがある。」

これだけでは意味がわからないかもしれませんが、
補足すると、、

“刺激(=何かしらの出来事)”と自分の反応の間に
スペースがあって、そこには
自分自身の反応を「選択する自由と力」がある

ということです。

==

ある晩、僕は仕事が終わって、
家にメールしました。

「20時くらいに家に着く」

しかし、その後
ちょっとした用事ができてしまい、
20分ほど時間がかかったのです。

当初の予定より、
20分ほど遅れて帰宅すると、
妻の機嫌がよくありません。

どうしたのか尋ねると、

「連絡くれた時間より遅かった」

ということなのです。

僕としても、
仕事の都合で遅くなったわけですし、
しかも、たった20分ほど遅れただけで、
どうして、そこまで不機嫌になられないと
いけないのか理由がわからず、
すこし「ムっ」とした様子で、

「別に遊んでいたわけでもないし、
 仕事で遅くなったのに、なんでそんなに苛ついてんの!?」

と答えたのです。

しかし、その後、
しばらくして、自分の今の態度は、
まさに”反応的”なものだったと気づいたのです。

相手の怒りに対して、自分も怒りで反応したのです。

よくよく考え直してみて、
周りを見てみると、

食卓に出されていた食事は、
まだほのかに温かい状態だったのです。

つまり、妻は、
僕が帰ってくるタイミングを計って、
出来立ての料理を
食べさせてくれようとしていたのです。

そこで、ようやく
自分の行動が、妻にとるべき態度では
なかったことに気づいたのです。

いらいらした気分は消えて、
感謝と理解の気持ちが出てきたのです。

感情

人は感情に流されやすい生き物ですよね。
出来事に対して、
反応的に抱いた感情に支配されてしまうことが
たくさんあります。

しかし、人は少し立ち止まって、
考えなおしてみることもできるわけです。

反応的になるよりも、
もっと良い選択をすることも
できるのです。

例えば、、

雨が降っている→「濡れるし嫌だな」
風邪ひいた→「しんどいよー」
フラれた→「悲しい、、、orz」

だいたいこんな反応に
なってしまいますが、

雨が降っている→「雨のおかげで水が使えるんだ、ありがたい」
風邪ひいた→「コレが治ればさらに免疫が強くなるぜ」
フラれた→「悲しいけど、これを機にもっといい男(女)になってやる!」

こういう考え方も可能です。

刺激と反応のあいだには
スペースがある。

つまり、僕たちは、
これから起こる出来事を

ポジティブに捉えることも
ネガティブに捉えることも
できるわけです。

2014年もいろんな出来事があると思います。
良いこと、悪いこと。

だけど、自分次第によっては、、、

良いことだらけの
2014年にすることも可能
ということですよね!

ー飯村匡博

P.S.

その本とは、
「7つの習慣」
そして、それを世界に広めたのはこの人↓
http://www.nextleader.jp/8keys/full/

8 thoughts on “冷めた飯

  1. 私も、気をつけて行動しているのですが、なかなか、うまくいきません。反省の毎日です。

    ありがとうございました。

  2. なんだか目頭が熱くなって、激しく共感しています。こんな風に心はほぐれ始めるんでしょうね。

  3. 全ての出来事を良い事にしていきます!

    貴重な学びをありがとうございました!

  4. 飯村さま、ありがとうございます。私も家内の言葉につい自分勝手に反応してしまうことがあります。やはり、そんなときでも相手の言葉の言っている言葉の裏の本当の意味を察しなければいけないことを教えていただきました。

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