ヒラメキのプロセス

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「ユレーカ!」

古代ギリシャの物理学者アルキメデス
は王様から「この冠が純金製か、混ぜ
ものが入った偽物か調べるように」と
命じられました。

あれこれ悩みに悩んでいたところ、
湯船からあふれる水を見てひらめき
ました。

「ユレーカ!(分かった!)」

そう叫びながら喜んで裸で街中を走り
まわったそうです。

今の時代じゃなくて良かったですね(^^)

ところでどうやったら私たちはひらめく
ようになるのでしょうか?

生涯で1300もの発明をした発明王
エジソンの代表作は「白熱電球」と
言われています。

それまでの明かりだった石油ランプ
(火を使用)から、電球(電気
エネルギー)の技術革新でした。

最初に白熱電球を発明したのは
イギリスのスワンですが、寿命が
短か過ぎてフィラメントが課題でした。

エジソンが完成させた白熱電球も
最初の寿命は45時間ほど。

その後、7600種類にも及ぶいろんな
材料をフィラメントとして実験した
そうです。

実験材料では、友人のヒゲも試して
みたら、すぐに燃えつきたそうですよ(^^)

そんなある時、机の上にあった竹の
扇子にピーンとひらめきます。

その竹をフイラメントに使ってみると、
なんと200時間も灯ったのです。

「これだ!!」

その後、世界中の竹収集に奔走。

そして1人の黒ずくしの
エージェントが、来日します。

当時の首相伊藤博文と会い「竹なら
京都」とアドバイスを受け、持ち帰り
ました。

世界中から集められた1200種の竹の
中から京都・八幡男山付近の竹が
約2450時間灯ってトップに輝き、

京都の竹は、1894年までエジソン
電灯会社に輸出され、全世界の明かり
となったのでした。

エジソンの有名な言葉
「天才とは1%のひらめきと99%の
努力」

これは、1%のひらめきがあってこそ
努力が有効になってくるという意味
なんですよね。

ところでこのアイデアがひらめくには
3つのプロセスがあるようです。

1.準備
2.熟成
3.ひらめき

1.準備
関係するたくさんの情報収集、
それまでの実験結果、熟考の時間

これをカレー作りに例えると、具材
(ニンジン、タマネギ、ジャガイモ、
お肉)などを集めている段階

2.熟成
知識・考えを一旦、置き、無意識に
任せる時間

カレーの具材(知識・結果・考え)を
コトコト煮込んでかき混ぜて、いい
香りが漂っている状態

3.ひらめき
アイデアが頭の中でパッと花火の
ようにひらめく感動の瞬間。

カレーがお皿に盛られて出される
段階(^^)

これは無意識から意識に上がって
くる瞬間なんですね。

あなたもこのプロセスに思い当たる
ことはありませんか?

これらを参考に、
ひらめきやすくする為には、

自由な発想を受け入れ、自分を信じて
(無意識の可能性を信じる)、感性を
磨くこと(感度アンテナを高くする)だと
思って私も実践中です。

これらを日々、実践すると、もしか
するとアルキメデスのように喜び
ながら街中を走りまわる時がくるかも
しれませんよ。

岡崎哲也

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One thought on “ヒラメキのプロセス

  1. 私もヒラメキを得るために、今日一日一日を大事にして、自分自身を熟成させていきます!
    貴重な学びをありがとうございました!

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