無理からできそうへ 

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FROM 岡崎哲也

1つ仕事が終わったら2つ押し寄せ。

さらに大きな仕事がやってきて、
そのうち「もう無理!」

そんな事を感じることはないですか?

困難な仕事がきた時、
無理できっこないと思うのと
やってやろうじゃないか
と思うのとでは当然ですが全然、
結果が変わってきますよね。

北海道で産業用マグネットを
作っている社員20名ほどの
植松電機という会社があります。

その会社は宇宙開発事業を
2003年から手掛け始めました。

3億円と言われた
無重力実験施設を
3000万円で建てたり、
1機2000万円といわれるロケット
を数十万円で作って飛ばし、

宇宙開発機構の人たちと議論を
互角にやりあったりしている
そうなんです。

社員さんは、特に宇宙開発の為の
教育を受けたわけでもなく、学歴も
様々で中には中卒の方もいる
とのこと。

では、いったいどうしてその会社は
そんな事ができるようになった
のでしょうか?

最初、そこの経営者が
宇宙開発事業をやると決めた時、
社員さんからは
「やった事がないからできない」
と猛反対されたそうなんですね。

人は前例がない事はやりたがらない
ので、自分が前例になるしかないと
思ったそうです。

そこで自分で工作機械を作ったり、
エンジンの燃焼試験を学び、
やってみるうちに、

自分たちが作ったロケットエンジンが
飛んだ時、「俺たちでもできるかも
しれない」と思い始めたそうです。

最初の小さな実験などで、
「できるかもしれない。だったらこうしてみたら」
と皆んなが思えるようになった時から
前に進み始めたと言うのです。

そこで一番大事なのは、
「できるかもしれない」と思い込むことで、
「できないかもしれない」と思ったら
絶対にできない。

その雰囲気作りが大事なんですね。

今後、その会社の本業のマグネット
開発の事業の将来性、そして仕事の
寿命は年々短くなっていくだろうと
予測していました。

誰も歩んだことのない新しい事業を
生み出すことができるか。

指示された通りに動く人材は、
新しいものを生み出すことはできない。

日本から海外に製造拠点が
移転していく中、日本が生き残る為には
「考える人」を増やすこと。

今、その会社は誰もが無理だと思って
いる宇宙開発の取り組みを通じて、
「考えること」の大切さを子供たちに
教えています。

子どもたちの
「あきらめない心を奪わない」
ことで、世の中を良くする仕事を
生み出す人たちになると信じて
活動されているんですよ。

ところで知り合いにアイデアが
豊富な建築設計士がいます。

彼は、お客さんと話しながら頭の中で
家の図面を組み立てるのですが、
困難にぶち当たると
いつも自分にしている質問が
あるそうです。

その質問とは、
「もしもできるとしたら
どうやったらできる?」

そうすると、それまでの価値観や
常識を一旦、置き、新しい視点で
考える事ができるそうです。

自分のできない思い込みを取り外して、
可能性をどんどん広げて
いきたいですよね。

岡崎哲也


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2 thoughts on “無理からできそうへ 

  1. 大切な事は出来る為の可能性を探す事!
    前例の無い事にチャレンジして、結果を残していきます!!

    貴重な学びをありがとうございました!

  2. 植松さんには、私たちのグループの為に、講演に来て頂きました。楽しく感動のお話しだったことを思い出しました。そうですよね!!出来るかも知れないの雰囲気づくりを常にしていく事ですよね!!いつもありがとうございます!!!!

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