13度の日本一

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暴力、タバコ、いじめ、ナイフ
理不尽な上下関係。

すさまじく荒れた中学に
赴任した後、校内の立て直しに奮闘し、
指導する陸上部において、
13回の陸上日本一に導いた熱血教師。

その先生の名前は、原田隆史。

その原田先生が、
とても面白いことをおっしゃっていました。

その名も

「くじ引き理論」

いかにして、荒れた学校の生徒を、
13回も陸上日本一に導いたのか?

その秘訣を探るべく、
やはり、多くの先生方や
企業の人たちもその活動の様子を
視察にこられたそうです。

原田先生は、せっかく来ていただいているので、
チーム作りのノウハウ、
選手育成のコツ、
結果を出させて自立型人間を育てるメソッド
などなど、全てを
余すところなく見てもらうために、
練習メニューも、
全てそのままのものを渡されました。

しかし、何人かの人からは、
次のような言葉が
返ってくるというのです。

「本当は、これで全部じゃないんでしょ?」
と。。

原田先生は、
「これで全部ですよ。
 毎日これの繰り返し、反復練習ですよ。」と

しかし、そういう方は、
なかなか納得されないようです。
「もっと特別な何かがあるはずだ」と。。

成功する人、できない人の違い

僕たちのほとんどの人が持っている思い込み。
それは、成功している人は、
何か特別なことをしているに違いない・・・
ということ。

しかし、実際に成功している人の日常をみてみれば、
それほど、特別な毎日を
送っているわけではないのです。

そして、もっと重要なことに、
成功には
学歴、才能、資金、人脈、身長などの
身体的特徴などは、
ほとんど関係ないのです。

実行すること、そして、続けること。
これが、成功できるかどうか?
の違いなのです。

しかも、今は
インターネットなどの発達によって、
いつでも必要な情報を
手に入れることができます。

・ビジネスで成功する方法
・投資で勝つ方法
・コミュニケーションがうまくなる方法
・お金を引き寄せる考え方
・外国語を習得する勉強法
etc.

世の中には、成功するための情報があふれています。

しかし、いつまで立っても、
思うような結果を出せない人がいます。

そう、誰もが「当たりくじ」が
どれなのかを、知っている、
もしくは、知る事ができるにも関わらず・・・。

実際に、成功している人に会っても、
とんでもないオーラを感じる「スゴイ人」ばかり、
というわけではありません。

本当に、普通っぽい人ばかりです。

しかし、成功している人とまだ成功していない人との
違いは何かと言えば、
成功する人は、上手くいく方法を聞いたら、
その通りにすぐ実行している、という点だけなのです。

成功するための方法は簡単。
難しいことは何もありません。

ただ、それをすぐに実行し、
継続させることが
できないことが多いのです。

僕たちはみんな、「望む結果」というものが
きっとあるかと思います。

しかし、その結果を達成できるか、どうか?
ということではなく、
とりあえず実践してみる、ということを、
ゴールとして設定してみれば、、、

ひょっとすれば、半年後、1年後、
大きな結果がでているかもしれませんね。

ー飯村匡博

P.S.
そんな原田先生の講演会が、
東京品川で行われます。
僕も今から楽しみです。
http://www.business-training.jp/harada/seminar/

残席わずか、、

2 thoughts on “13度の日本一

  1. 成功する情報を得たら、その情報で成功すると決断して、決して疑わずに結果が出るまで続ける事!

    これにつきますね!!

    実践していきます!

    貴重な学びをありがとうございます!

  2. 歎異抄の最初の方を思い出していました。
    確か、その中で親鸞はこんな意味のことを言っていたはずです。

    命がけで国境をいくつも越えて、はるばる関東から京都へ来てくれたのは、ひとえに往生の要諦を聞こうという熱意だと思われます。
    その熱意は尊いものですし、素晴しいと思っています。
    とはいえ、この親鸞が念仏以外に極楽往生の方法をご存知だと考えておられるのであれば、それは大きな誤解です。
    わたくし親鸞は、法然上人から聞かせていただいた阿弥陀様への信心による念仏以外のソリューションは持ち合わせていません。
    もっと他の説を知りたいのであれば、都には多くの優れた学僧がおりますので、彼らに聞かれたらよいでしょう。
    その結果として、念仏を捨てるのも、念仏を続けるのも、みなさんのお心のままに。

    というような内容だったと記憶しています。
    700年も前のことなのに、今とあまり状況が違わないように感じるのです。

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