From:小川忠洋
品川のスタバより、、
今から４００年ほど前の話
岐阜県の姉川という川で
熾烈な戦いが始まった。
織田信長と浅井長政の
有名な姉川の決戦だ。
この信長と浅井長政は、
実は義理の兄弟にあたる。
政略結婚で信長の妹と、
浅井長政は結婚していたのだ。
だから、兄弟同士なので
普通は合戦などしないわけだが、
最終的にこの二人は
戦う事になってしまう。
この合戦が有名なのは、
天下布武という名目のもと、
新しい日本を作ろうとする信長と、
それに抵抗しようとする旧勢力の
浅井軍の決戦だったからだ。
つまり変化を求める新興勢力と
それに抵抗する抵抗勢力
という図式をあらわす劇的な戦い
だったのだ。
政治でも会社でも何でもそうだが、
何かを変えようとすると、
必ず、抵抗勢力が出てくる。
一昔前の、小泉政権の時は、
TVを見れば「抵抗勢力」新聞を
読めばまた「抵抗勢力」と
この言葉がブームのように使われた。
こういった現象は
政治だけではない。
あなたの会社でも
起きているはずだ。
誰かが今の体制や今のやり方を
変えようとすると、
それを変えたくない
という人たちが現れて、
議論になる。
そして、なかなか物事は
前に進まなくなる。
しかし、政治の抵抗勢力よりも
会社の抵抗勢力よりも、
信長に対する浅井勢の
抵抗勢力よりも、危険で
強力でやっかいな、抵抗勢力がいる。
その抵抗勢力には十分
注意しなければいけない。
それは、あなただ。
自分自身だ。
あなたが何か新しい事に
チャレンジしようと思った時、
必ずあなたの中にいる
もう一人のあなたが抵抗する。
もう一人のあなたは
変化が嫌いなのだ。
現状維持を続けたいのだ。
なのであなたが変化しようとする度に
この抵抗勢力が現れてその変化を
阻止しようとする。
これに負けると、変化は起きない。
例え自分自身が現状維持を
望んでいなかったとしてもだ。
現状維持したいと言う抵抗勢力が
自分の中にいるからと言って
自分にガッカリする必要はない。
これは誰の中にもいる。
人間の機能なのだ。
この抵抗勢力に負けないためのカギは
セルフイメージと目標 だ。
具体的な目標がある人は
その方向に変化していく時に
抵抗勢力に勝つことができる。
それがない人は
必ず抵抗勢力に負けてしまう。
小泉首相は「郵政民営化」という
簡単で明確な目標をかかげたから
抵抗勢力を乗り越えることができた。
あなたももう一人の自分。
抵抗勢力となる自分を乗り越えるには
明確なゴールが必要だ。
なんとなく、、、、
では勝つ事ができない。
我々には変化が必要だ。
常に変化し続けること、
常に成長し続けること、
それだけが生きる道だ。
ー小川忠洋
PS：
新しい一歩を踏み出したいと
思っているなら、
それに対するゴールや理由が必要だ。
そのゴールや理由があれば
新しい一歩、新しい変化も着実に
踏み出せるだろう。
何故、彼女のガイドが必要なのか、
その理由はここで確かめてみよう。
http://www.milteer.jp/msc/book/index.html
常に変化し続ける為に、明確な目標設定をします！
絶対にコンフォートゾーンに嵌らずに、目標達成に挑んでいきます！
貴重な学びをありがとうございます！
小川さん、何時も斬新な気づきを有り難う御座います。就職したいと思っておりますが、家族や友人、知人の反対に遭います。「年金で暮らせばいいじゃないか。」と言われます。ダン・ケネディ氏が、「究極の法則」で語っておられたように岩場のロブスターで一生を終わりたくないですし、盲目でも自分を憐れまない、そんな本当のヒーローになりたいです。当方は、精神的病で２０年以上、苦しんできた者です。分子整合医学で殆ど癒されましたが、健常者の友人達の物凄い反対に遭っております。何社も受けて、やっと受かりました。でも、母が会社に電話をして取りやめにしてしまいました。何時か年金を頂かずに暮らすのが、夢です。叶う日が来ますように。
今回の文章組み立てと内容は大変良かった！
「潜在意識」について学んでいる方たちにとってはわかり易い言葉です。
気に入ったのは、出だしの姉川の決戦から始まっていること。
勉強になります。
ありがとうございました。
明確なゴールはぼーっとしていて、頭では解っているつもりでいるだけなんだと
自分の明確なゴールについて改めて考えてみることにしようと
小川さんのおかげで気が付きました。
ありがとうございました。
姉川の戦いの場所は滋賀県長浜市です。念のため。
エステルさんの夢が叶いますように‼︎1人で悩まず、先ずは市役所の障がい福祉課や基幹相談支援センターに相談してみて下さいね。きっと力になって一緒に考えてくれますよ。
1人じゃないですからね。新しい一歩を踏み出しましょうね。
エステルさん、夢が実現しますように祈ってます。
いつも読ませていただいていますが、今回のはすごく心に響きました。
私も今、まさに仕事上で抵抗勢力に攻められているからです。
改革を望まない人はいつでもどこにでもいて、
それは、たいてい過半数だったりする、と私は思っていましたし、
それを承知のうえで改革はしなくてはいけない、と考えていたのです。
頭では。
でも、抵抗勢力は自分の中にいる。
ドキッとしました。
ああ、それで『思ったほどうまくいかない』のか。
私自身がうまくいくことを、本当には望んでいないのかも。
心のどこかで『うまくいかなくて当然』と思っている自分がいるのか。
だから、結果、なかなかうまくいかないのだ。
いつも気づきをありがとうございます。