「種まき」と「刈り取り」とは？

こんにちは。岡田です。

弊社には、前職が林業だった
セールスマンがいます。

今は本部長を務めていますが、
１０年間、林業に従事していました。

そのスタッフに聞いたのですが、
林業で木を伐採したらそのままにせず、
必ず植林をするんだそうです。

刈り取ったらそれ以上に
種まきをするんだそうです。

切ったままだったら
未来に繋がりませんからね。


…話が少し逸れてしまいましたね。


今日は営業的
「種まき」と「刈り取り」について
お話したいと思います。


ビジネスでいう「種まき」

これは、
お役に立つ情報提供や、
定期的な訪問、電話、メール
プレゼントなどが思い浮かびますね。

一度ご縁のあったお客様との
関係構築や、
新しいご縁を広げていくことが、
ビジネスでの「種まき」であり、
まいた種への「水やり」です。


それに対し「刈り取り」は、

種まきであなたの商品を
欲しくなってきたお客様に対して
クロージングをし、
商品を買って頂くように導くこと。

この刈り取り作業によって、
あなたの売上が決まりますよね。


一般的には、
この「刈り取り」の時間が
最も大切、と思われがちですが、

しかし実は、
刈り取りよりも大切なこと、
それは「種まき」なんですよ。


「刈り取り」はタイミングを間違うと
もの凄く力を必要とします。

バナナも実が熟していないうちに
もいて食べようとすると、
固くてもげなくて、
美味しくありません。

しっかりと実が黄色く熟して、
ちょっと触っただけで
ポロッと収穫できるころが
一番の食べ頃。

その前に刈り取りをしようとすると、
お互い辛くて嫌われて…

せっかくの関係が壊れて
しまうことさえあります。


出来るビジネスマンは、
「刈り取り」に労力を
割くのではなく、

「種まき」でまいた種に、
しっかりと手をかけて育てる事に
全力を注いでいます。

種まきの量が、
刈り取りの量に比例するんです。


伸び悩んでいるビジネスマンは
一つでも多く
「刈り取り」たい、と
考える方が多いです。


今自分が活動している事は、
「種まき」なのか「刈り取り」なのか
ぜひ意識してみてくださいね。

ありがとうございました。

岡田基良


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