「木を見て森を見ず」の本当の意味とは!?

スクリーンショット_062614_103506_AM

こんにちは。岡田です。

「木を見て森を見ず」という言葉があります。

森全体を見るのか、
木の1本1本を見るのか、

これをビジネスの世界に当てはめると、
1本の木が自分だけ
成長しようと考えた時、

その木の周りの養分を
全部吸い取ってしまう可能性があります。

そうすると、伸びようとした1本の木が、
周りの養分を吸い取って、
近くにいる木から
枯れていってしまいます。


そしてその枯れる範囲が
少しずつ広がっていって、

やがて森全体が枯れてしまいます。

そして森全体が枯れると、
伸びようとした1本の木も
枯れてしまいます。

反対に、自分が成長しようと思ったら、
一番近い人から養分を与えていく。

そうすると、身近な人から
どんどん成長して、

そして段々と成長する木の範囲が
広がっていって、

やがて森全体が繁栄して、

そしてその森の中の1本の木が
益々繁栄していきます。


これを、「個と全体の融合」と言います。

「個」から「全体」を見るのではなく、
「全体」から「個」を見る。


自然界の法則と同様、
ビジネスの世界でも
同じ様な発想が求められます。

一時的には、
自分だけ良ければいいという
考えの人が成長しますが、

長期的には、業界全体が
無くなってしまったら意味がないですよね。


例えばですが、不動産業界の1社が、
自社だけ伸びようと思って、

業界の事を全く考えなければ、

一時的にその1社が伸びたとしても、
業界全体がなくなってしまう可能性があります。

業界全体がなくなれば、
その会社も存続出来なくなってしまいます。


会社で言えば、特定の社員だけが伸びようとして、
全部横取りをして、自分だけ繁栄する事を考えたら、
会社が倒産し自分も生活が出来なくなってしまいます。


「木を見て森を見ず」


これはあくまで表面的な
捉え方ですが、

これをビジネスに置き換えて
本当の意味を見ていくと、
見えてくるものが
あるのではないでしょうか。


では、養分を与える、と言った時に、
何を与えればいいのでしょうか。

例えば、社長が社員に
求めるものを与える、

新しいパソコンや
給料を増やしたとしても、
能力は伸びません。


本当に与えるものは何かと言うと、

「釣った魚」ではなく、

「魚の釣り方」です。


お金や物といった有形の物より、
それを実現するための
目に見えない無形な物、

目に見えない物の方が、
長期的には非常に価値があります。


ですから、
「教育」が非常に大切なんです。

釣った魚を得る方法ではなくて、
魚の釣り方を得る。

もちろん自己投資もそうですし、

社員教育も目に見えない所に
手をつけた方が伸びます


目に見える物やお金を与えていくと、
会社は一時的にマイナスにもなるし、
社員も育ちません。


いかに釣り方を継続的に伝える
教育システムを作っていくか。

自分に対する教育システムを
作っていくか。

それが重要になってきます。


最後に、成長するポイントとして、
3つお伝えしますね。

(1)身銭を切らねば身に付かず

 昔から言われていますが、
 身銭を切って学ばないと、
 大きな成長は望めません。


(2)目に見えない物に投資しないと成長しない

 お金や物という有形のものより、
 魚の釣り方、という無形の物の方が
 将来的に非常に価値があります。


(3)人にすすめられてからでは成果が出ない

 誰かにすすめられて仕方なく学ぶより、
 自ら望んで学ぶ方が
 はるかに身に付きます。


このポイントを忠実に守っている人は、
やはり大きく成長しています。

目に見えない、発想や言葉や知恵が、
その人の将来の収入を決めます。

ぜひ、永続的な繁栄のために
目に見えないものに<
手をつけてみてくださいね。

ありがとうございました。

岡田基良

PS.
ダイレクト出版から、
幸運・金運・人運を引き寄せる「3つの法則」を
伝えるDVDが発売となりました。

http://www.nextleader.jp/SSO/

3 thoughts on “「木を見て森を見ず」の本当の意味とは!?

  1. 立川談志さんがガンになった時だったと思うのですが、「あいつは馬鹿だ。本体が死んだらてめぇも死んじまうのに。」とか言われてたと思います。
    私も、人から奪い取った結果、結局は自滅した人たちや企業を見てきました。ひとから奪い取って、恨みを買うことをしていたりすると、一時的にいいだけで、やはり因果応報を認めざるを得ないです。

    ブラック企業の話は最近よく聞きますが、その企業を運営しているのはブラックメンですよ。
    ブラックメンは人から奪い取ることしか考えませんから、何も企業といった形ばかりでなくいろんな社会でイナゴのように何も生産せず食い荒らすばかりです。

    生産的な人間になって変な企業や人間に利用されないようにしないといけないと思います。

  2. 成長のあり方を学びました!

    貴重な学びをありがとうございます!

  3. 競争の時代から、共生の時代にシフト変換が必要な時代になりました。
    もっと鷹の目で自分と周りを見つめていきたいです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>