きっかけはピグミー族

「ピグミー族に会ってみたい」

戦場のカメラマンとして、今大人気の渡部洋一さん。

その渡部さんが、大学一年生の頃のお話。
生物学の講義で、いまだに狩猟生活をおくる人たちが
アフリカ中央部にいることを知りました。

その部族はピグミー族と呼ばれ、平均身長150cm。
上半身裸、弓矢や槍を持ちワニやサルを捕りながら
生活をしているということ。

想像を越えるピグミー族の話に
渡部さんは強烈に引き込まれたそうです。

もう一つ。

今はもう亡くなられましたが、
動物写真家の星野道夫さんも
19歳のとき、神田の洋書専門店で購入した
アラスカの写真集を見た事により、人生が変わります。

同書に掲載されていたシシュマレフ村を見た時に
「こんなところにも人間が住んでいるんだ」と感激。

訪問してみたいと村長に手紙を送ります。
半年後に村長本人から訪問歓迎の返事が届き、
翌年の夏、日本から何度も航空機を乗り継ぎ、
シシュマレフ村に渡航されたのです。

ーー

世界は広いです。

世界地図を見てみると、世界における
日本の割合は、とても小さいものです。

そこで、もう少し視点をフォーカスしてみました。

日本の中の僕が住んでいる
京都、大阪周辺を見てみました。

世界の中の小さな日本の、
さらに小さな範囲です。

そこで、更にフォーカスしてみて、
私たちが普段生活している辺りを見てみました。

多くの人は、広い世界の中の
その周辺を行ったり来たりして、
毎日生活しているわけです。

で、私たちが持っている「常識」というものは、
あくまでその範囲内での「常識」なのです。

一歩、外へ目を向けてみると、
その「常識」が180度違っていたりします。

だけど、外へ目を向けなければ、
自分の思っている常識が、「常識」になってしまいます。

だけど、、、

実は、あなたの知っている常識が、
あなたにとって窮屈かもしれませんし、
ちょっと視野を拡げれば、もっとベターな
生活、考え方があるかもしれません。

今現在の周りの常識では、
評価されないことも、
場所が変われば、すごく評価されることも
あるかもしれません。

日本で活躍しているのは、、、?

考えてみると、日本で活躍している企業や人物は、
世界を様々見てきた人なのではないでしょうか?

国内だけの活躍で評価されている人、企業は
あるのでしょうか?

・トヨタ
・(昔の)ソニー
・マクドナルド
・ディズニーランド
・ドコモ、au、ソフトバンク

などなど、でっかい企業は、
それぞれ世界のビジネスを日本持ち込んだものばかりです。

また、有名なスポーツ選手を挙げてください。

と言われれば、世界にでて活躍している人しか
名前が出てこないと思います。

世界をいろいろ見てきたからこそ、
私たちが知らない視点からの新しい
世界を提供してくれるからこそ、
魅了されるのではないでしょうか。

もし、世界地図や地球儀があるのなら、
一度見てみてほしいな、と思うのです。

そして、少し考えてみて下さい。

自分の人生を、どれくらいの範囲で収めますか?

ー飯村匡博

いろんな世界を見てきた、渡部陽一さんと、
EQ英会話本城先生のラジオ番組。
ボクも現場で聞いてましたが、
笑いあり涙ありで超良かったです。

http://www.jorf.co.jp/PROGRAM/sekasui.php

これも超おすすめ
http://www.eqenglish.jp/DVDbook/

One thought on “きっかけはピグミー族

  1. 自分の範囲を自分の見える範囲に留めるのでは無く、自分が見えない広い世界にフォーカスします!

    貴重な学びをありがとうございます!

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