新幹線

新幹線

一昨日のこと、仕事で東京から大阪へ移動するため
いつものように新幹線に乗りました。

ご存知のように新幹線は東京大阪間を2時間半で行き来します。
ところが、この日はめずらしいことに日本全国で雪。
雪の影響で大阪への到着が30分ほど遅れてしまいました。

普段、何気なく新幹線に乗っていますが、
よくよく考えればこんな状況で200km超という
スピードで運行できるのはすごいなと感心してしまいました。

新幹線で事故が起きたというのもあまり聞きません。

そこで、ちょっと興味があったので
新幹線のことを調べてみると驚いたことに、、、

開業して46年経過した今でも
飛び込み自殺以外で乗客が死亡したケースは
15年前に起きた駆け込み乗車の際の死亡事故1例のみ。

それもこの事故は乗客が閉まるドアに手を突っ込んで
そのまま指が抜けなくなってはねられてしまうという
不幸な出来事だったそうで新幹線そのもののトラブルではありません。

安全神話

この驚異的な安全性をして
「新幹線の安全神話」と言われているそうです。

とはいえ、いくら新幹線が安全だからといって
完全に安全なわけではなく、
細かい事故はたまに起きているようです。

しかし、その都度、次は事故が起こらないようにと
問題を放置せずしっかりとその対策改良を行っています。

前述した死亡事故のケースでも
事故後、新幹線のドアにもっと高感度なセンサーに付け替え
そういったケースでもしっかり対処できるようにしていますし、
他の事故の場合でも同様です。

新幹線に今まで、重大な事故が起きていないのは
偶然といえばそれまでですが、こういった
長期に及ぶメンテナンスの賜物とも言えます。

そして、そのおかげで私たちは
安心して東京へ行ったり、大阪に行ったり
といった長距離の移動ができるわけです。

教訓から学ぶ

人が行うことに失敗は避けられません。
というよりも人間は日常的に失敗をする生き物です。

だからこそ、その失敗に対して
どう行動するかが成長するためにとても重要です。

失敗に対して、なんとなく運が悪かったと考えて
考えるのを放棄して、何もしないという
選択肢もあります。

しかし、その一方でしっかりと頭を使って
上手く行かなかった原因を考え、
上手く行くように改善を試みることもできます。

上手くいかなかった理由はなんだろう?
他に上手くいっている事例がないだろうか?
上手くいくために自分にできることはないだろうか?

失敗を放置せず、しっかり頭を使い
そこから学べる教訓を次に活かして
さらなる高みを目指すことも
リーダーとして重要なのかもしれませんね。

—森兼

PS.
リーダーのマインドを身につけるにはこれがおすすめです。
http://www.jamesskinner.jp/JMS.php

12 thoughts on “新幹線

  1. ごもっともです。自分の場合は失敗しないということは出来ないので最初にリスクは考えるけれども
    行動が早くて失敗してしまうことが多かったです。元々は引っ込み思案なところがあるため、「やれ!
    戦え!行動しろ!」と自分に発破をかけていたのが本当にそういうタイプに変わったので行動して
    失敗するタイプとなりました。さほどクレバーなタイプではないので経験から学ばないと頭になかなか入らないので失敗しても経験して学んでことでよしとしています。元々は人見知りもするタイプでしたが、
    積極的果敢に行動したことでいろんな経験をしたので面白い話もできるようになったため、今では
    全く初めての人に会うのに抵抗はなく、海外で言葉が通じない国でも飛び込み営業も出来るし、実際に
    数千万の新規取引も何件か決めてます。よほど凄い人はともかく、われわれ凡人は「行動して学ぶ」方が結局近道だと思います。多少、馬鹿でも後から成功がついてきます。

  2. リーダーは、自分が失敗に挑み、そこから分かった失敗しないやり方を皆に教える。
    だから、リーダーのサポーターは、そんなリーダーを身を挺して守る。
    この仕組みは、あらゆることに応用できますよね!
    この関係では、どちらが優れているというのはないと思う。
    あるグループではリーダーでも、そのグループ同士が何かをするとき、また、リーダーを立てる。
    優れたリーダーは、優れたサポーターにもなれる。
    と、私は思います。

  3. 全てを自分の責任としてとらえることからスタートするというのが以前あったが、

    これは、その延長線上にある物だと思う!

    何にでも失敗のリスクは、ある!

    失敗したときに、それを悔やんでみても何も起きないし変わらない!

    その失敗で学んだ教訓は何だったのか!

    と考えることで冷静に失敗の原因とその対策を考えられる!

    これが、次回の危機管理に繋がる!

    そういった思考の連鎖が成長の鍵なんだと思う!

    絶えず責任回避することなくチャレンジし、失敗したら教訓を得

    危機管理に応用する!それが、品質向上とかチームワーク向上に繋がる!

    これを「失敗は成功のもと」という!

  4. 成功を求めているのなら、
    失敗を克服することは
    避けて通れないところですよね

    私も実体験からこのことが
    よく分かります

    成功するために
    改善に改善を重ねる

    これからもそうあり続けます

    ありがとうございます

  5. 経験からしか知恵はつかないと考えているので、
    失敗したと感じるときの感情を
    成功に導いてくれるアイディアが湧き出てくる
    お知らせサインのセンサー点滅と
    思うようにしています。

    今日もありがとうございます!

  6. 脱線も、阪神大震災と中越地震以外では、保全用車両の脱線ぐらいですね
    人身事故も本文にある1件だけ
    韓国では、先日、脱線事故が発生していますね
    このあたりにも、日本の技術の高さと安全性の高さを感じずにはいられません
    これを武器に海外に打って出れば、日本の技術の高さと安全性の高さを世界に知らしめることが出来るはずです
    日本の新幹線の事故がない理由は、完全に立体交差になっているからです
    フランスやドイツの高速鉄道では、在来線を通る、日本でいえば、山形新幹線、秋田新幹線の形式なので、速度を充分に上げることが出来ない上に、踏切事故の危険はついて回るのです
    これは、1977年頃に発行された特急列車の本に書いてありました

  7. やはり、完全立体交差になるようにするのが、高速鉄道には必須です
    制御システムも必須ですね

  8. 失敗から学ぶ
    各国の政府はそれが出来ないで困りものですね

  9. 言いたいことはよくわかります。
    ただ、事故の例を出しているところで、
    >それもこの事故は乗客が閉まるドアに手を突っ込んで
    そのまま指が抜けなくなってはねられてしまうという
    不幸な出来事だったそうで新幹線そのもののトラブルではありません。

    この表記はいかがなものかも思ってしまいました。
    揚げ足をとるつもりはありませんが、
    もし万が一、あり得ないかもしれませんが
    遺族の方が見たら。
    同じような事故に関わった人が見たら。
    あまりいい気分ではないと思います。

    新幹線の安全神話はもちろんですし、伝えたい
    ことにはおおいに賛同します。
    ただ、新幹線に一切の責任がない、という
    ような今回の表現は少し気になりました。

    余計なことかもしれませんが、
    ご参考にしていただければ幸いです。

  10. 確かに日本の技術はすごいです。
    私のいるカナダのモントリオールは地下鉄がありますが、1970年代に作られたのにもかかわらず、すごい揺れで本も読めない、あまりのうるささに、声を張り上げないと話ができない状態です。しかも、突然、車両を出ろと言われる事もあるし、電車自体突然止まったり、来ない時もあります。
    本当に日本の技術、サービスは素晴らしい…

  11. 日々感謝と改善、この積み重ねですね。それが出来ている人と出来ない人との差が成功の鍵になる。
    新幹線の記事を見てそれを感じました。後、どれだけ成功している人が伝えていることにどれだけ素直になれるか?

    できていないな(-。-;と感じつつ、一つづつ前に足を進めます。

  12. まぁそうだよね。失敗の原因をつきとめさせないようにする。

    ところで新幹線にもある細かい事故ってなんですかねぇ?
    どんな改善策だろ・・。

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