質問の質が人生を決める

aso_staff

以前、こんなご質問を頂きました。

———————————————

ずっと悩んでいることがあり、
どうすればいいのか分からず
連絡させて頂きました。

実は、将来の自分の夢、目標などを
毎日想像してるのですが、
気付いたら過去のことばかりを
考えてしまっていることに気付きました。

あの時、こうすればよかった…
あの時こうしてたら、
こういう感情になれた…。

など、変えられない過去を
自分で好きに作り変えて、
ワクワクしてしまっています。

過去を変えることが
出来ないことも分かっています。

今現在の自分の思考、決断、行動で
将来の理想の自分を作っていくことしか
出来ないということも分かっています。

しかし、
何故か過去ばかりに
フォーカスしてしまう自分がいます。

何故なのかを考えていくと、
自分には過去の後悔や、
その時の出来事がトラウマのように
なっていることが、多々あるような
気がします。

そのせいか、昔から
つい過去ばかりにフォーカス
してしまうことがあったのですが、
最近酷くなってきてしまっています。

それにこのように過去を作り変えて
イメージするほうが、将来をイメージする
よりも鮮明にイメージ出来てしまいます。

それにその時のワクワクするような
感情もより大きいし、リアル感があります。

今の自分がしてしまっていることが、
過去ではなく将来のことになれば、
それは凄く明確にイメージ
出来ることになると思います。

是非そうなりたいです。

自分の焦点を過去ではなく、
将来にフォーカス出来るようにする
ためには、どうすればいいでしょうか?

何かいいアドバイスがあれば
教えてもらえないでしょうか?

—————————————-

良くないとわかっていても、
なぜかついついやってしまう。
そんなことってありますよね?

不健康な食事。
運動不足。
ダラダラTVを見る。
目的の無いネットサーフィン。
などなど・・・。

そんな時に、
『どうしてだろう?』
と自分に質問する事は、ほとんどの場合、
良い結果をもたらしません。

なぜなら、
『どうしてそうなるんだろう?』
という質問の答えは、

その好ましくない行動に対する
・正当化する言い訳
・強化するもっともな理由
になってしまいがちだからです。

そして、
『だから仕方ないよね』
『だから自分はダメなんだ』
というような答えに行きつきがちです。

ですが、これは、
あなたが悪いわけでも、
あなたが無能なわけでもありません。

何かができない時、
好ましくない行動や結果の時に
『どうして?』
『なぜ?』
と質問する事が良くないのです。

では、どうすればいいのか?

ジェームスは、
『質問の質が人生を決める』
と言います。

特に、あなたが無意識に
自分に投げかけている
質問の方向性をほんの少し
変えるだけでも、人生は
大きく変わります。

あなたは自覚していないかも
しれませんが、無意識のうちに
自分にたくさんの質問を
投げかけているのです。

そして、その答えとして、
イメージや考えが湧いてきます。

自分の行動が好ましくない時、
結果が好ましくない時は、

『なぜ?』
と問うのではなく、
『どうしたら?』
と自分に質問する事です。

『どうすれば、運動を継続
する事ができるだろうか?』

『どうすれば、もっと健康的な
食事をする事ができるだろうか?』

『どうすれば、時間を無駄にせずに、
自分の目標に進む事ができるだろうか?』

『どうすれば、自分の理想の体、
理想のエネルギー、理想の健康状態を
手に入れることができるだろうか?』

『どうすれば、理想の年収、理想の人生を
手に入れる事ができるだろうか?』

『そのために、今、何ができるだろうか?』

そうした、前に進める質問をしてください。

このご質問を頂いた方も、
将来の事を考えているのに、
いつの間に、自分が過去に
戻ってしまうような質問を、無意識に
してしまっているのだと思います。

だから、過去に戻らないためには、
その質問を変えることです。

そして、将来をイメージするための
質問を明確に自分にする事です。

『あなたが本当に手に入れたい
人生はどんな人生ですか?』

『すでに理想の人生を
手に入れたあなたがいます。
そのあなたは、どんな仕事をしていますか?
どんな家に、誰と暮らしているでしょうか?』

『あなたは目標を達成しました。
その時、どんな感情ですか?
周りに何が見えますか?

どんな音が聞こえますか?
誰が見えますか?
その人、その人達は何と言っていますか?』

こうした質問を自分の声で録音して
それを繰り返し聞くのも良いと思います。

さらに、人間とはパターンの生き物です。
同じ環境に入ると、同じ状態、
同じ感情に入り易いのです。

だから、悪い習慣に陥っている時は、

同じ行動パターン、
同じ環境、
同じ姿勢、
同じ音楽、
などでやっている可能性があります。

そして、そのパターンの一つを、
ほんのちょっと変えるだけでも、
不思議な事に、悪い習慣に
入れなくなります。

悪い状態、悪い習慣に入る時の
自分のパターンを分析
してみてください。

そして、そのパターンに入らないように
意識して行動を変えてみてください。

例えば、将来の事をイメージする時に、
普段、音楽をかけていないのなら音楽を
かけてみてください。

いつも音楽をかけているのなら、
音楽無しにしても良いし、
将来をイメージさせるような音楽に
してみるのもいいでしょう。

場所も変えてみてください。
いつもと違う席、座り方に
するだけでも構いません。

普段、家にいるのなら、
カフェでやるのも良いでしょう。

そして、一旦、悪習慣を
抜けてうまく行ったら、
今度は、そのうまく行った行動習慣を
パターン化して繰り返してください。

すると、良いパターンを
手に入れる事になります。

ぜひ、できるところから
今すぐやってください。

言い訳が出てくるような質問を
自分から排除して、今すぐ
やるような質問をしてみてください。

あなたの人生がさらに
素晴らしいものになる事を願って。

-麻生秀男

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3 thoughts on “質問の質が人生を決める

  1. 今日の、メルマガ内容は現在の自分にも当てはまること。
    「どうしたら」が判っているのに、「なぜ」に心が変わっていくことが多いです。
    自己責任の無さなんでしょうか?

  2. たしかに行動パターンをちょっと変えることで、何か変化が起きるような気がします。気持ちも前向きになりますね。

  3. 私の場合は、過去に良いコトがあまりなかったので、思い出ませんし、未来のことのみ考えてます(^◇^;)

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