成功する感情

aso_staffFrom:麻生秀男

 

先週のメルマガで、
飛行機のチケットのトラブルに
ついて書いたところ

「私も先日、同じような経験をしましたが
感情をコントロールできませんでした。

どうしたら感情を
うまくコントロールできるのですか?」

というご質問を頂きましたので、
感情をコントロールする方法に
ついて
お話したいと思います。

 

「人間は感情の生き物」と良く言われます。

他の動物にも感情はあるのだと思いますが、
人間ほど喜怒哀楽を表現する生き物は少ない
という事かもしれません。

実際、感情は人生において
とても重要な要素の一つです。

普段、どんな感情を感じているかで
人生の幸福度が大きく違ってくるのはもちろんですが、

目標を達成したり、
成功する上でも感情の違いが
大きな結果の違いになります。

というのも多くの人が
目標を達成できなかったり
成功できない大きな理由の一つは、
挫折感や絶望感だからです。

何かにチャレンジして、うまくいかないと
多くの人は、挫折したり、絶望して、
夢や目標をあきらめてしまいます。

 

一方で、うまく行く人、成功する人は、
同じ出来事や失敗に出会っても、
あきらめる事無く、またチャレンジして行くのです。

と言っても、うまく行く人達が鈍感で、
挫折したり、絶望したりしないという訳ではありません。

もちろん、中にはそういう人もいるかも知れません。

ですが、うまくいく人の多くは、
意識して感情を切り替える事で、

落胆や挫折感、絶望感を感じる時間を短くし、
その代わりに、希望や好奇心、成長という別の感情を
感じるようにしているのです。

そうする事で、また歩き出し、
行動できるようになる。

あきらめ、歩みを止めれば、そこでおしまいです。

ですが、あきらめずに、歩き続ければ、
いつかはゴールにたどり着く。

これはマラソンと似ています。

 

では、怒りに我を忘れて、
後で後悔するような言動をしたり、

挫折感や絶望感で夢や目標を
あきらめてしまわないにはどうすればいいのか?

その代わりに、
どんな時も、本当に欲しい結果、望ましい行動を
選択する事ができ、あきらめずに目標や夢に向かって
ある続けるにはどうすればいいのでしょうか?

 

自分の感情をコントロールしたいとき、
次の3つのステップを試してみてください。

1.感情を認める

2.質問する

 

私達には感情があります。
それは素晴らしい事です。

感情によって問題が起きる事もあります。

ですが、感情があるから幸せも喜びも
感じる事ができるのです。

怒りや悲しみという感情も必要です。

自分を外敵や危機から守るには、
怒りという感情はとても役に立ちます。

悲しみがあるから喜びや幸福という
感情がありがたく感じるのです。

 

これは、火に似ているも知れません。

火は人間の生活や進化においてともて
重要な役割を果たしますが、
同時に、火事ややけどの危険もあります。

感情も火も問題は、どちらも自分で
コントロールできるか、コントロールできずに、
逆に支配されてしまうかという事。

ですが、多くの人は、
自分の感情の状態に無頓着です。

そのせいで、自分の感情に気付かず、
気付いた時には感情に支配され、
コントロールされている。

 

だから、感情をコントロールする第一歩は、
コントロールできない程大きくなる前に、
自分の感情に気付き、認めるという事。

「あ、自分は今、イライラしているな。」
「がっかりしてるな。」
「怒ってるな。」

と認識し、認める事。

これをポジティブシンキングを
勘違いしている人は、そんなものは存在しないと、
見て見ぬふりをしてしまいます。

ですが、火が燃えてるのに、
「燃えてない。火なんかない。」
と見て見ぬふりしたらどうなりますか?

気がついたら大火事
なんて事になりかねません。

きちんと認めて、認識する事で、
コントロールする事ができるのです。

 

では、どうやってコントロールするのか?
その方法が質問です。

質問にはいくつかの種類がありますが、
例えば、最初は

「なんで俺は怒ってるんだろう?」

と状況を診断する質問をしてみます。

そうする事で、状況に対して反応している
自分を客観的に見る事ができるように用になります。

 

コヴィー博士が言うところの

「刺激と反応の間にスペースを空ける」

事が出来るのです。

 

そして、状況を診断するだけで
感情をコントロールする答えが出る事もあります。

人の感情は、状況や他人の言動と言った
刺激によって起こります。

ですが、その刺激と感情の間には
解釈が存在します。

つまり、刺激を解釈した結果として
感情が湧きあがってくるのです。

そして、その解釈の仕方は人によって違います。
その人の価値観や、過去の経験によって違うのです。

 

例えば、
列に並んでいて誰かが割り込んだとします。

多くの日本人は、列に割り込むのは
悪い事だと教えられているので、
怒るかもしれません。

ですが、別の国では、列に並ぶなんて
習慣が無いかもしれませんし、
急いでいる人は割り込んでいいという文化の
ところもあるかもしれません。

そういう文化で育った人は、同じ状況に
遭遇しても怒らないわけです。

 

つまり、自分が感情をコントロールしたい場合、
どんな感情を感じているかを認識し、
なぜ、その感情を自分が感じているのかを考える。

どういう解釈をしてその感情を
感じているかを把握する。

割り込まれて馬鹿にされたと感じたのか?
損をしたと感じたのか?
間違った事をしているのに腹が立つのか?

 

そして、その解釈を疑うのです。

別の解釈は無いだろうか?
本当に、相手はそんなつもりがあるのか?
別の解釈をする人は居ないだろうか?

と自分に質問してみる。
そうするだけで感情がおさまる事もあります。

対人関係であれば、

「自分が相手の立場だったらどう考えるだろうか?」

と質問したり、

「何か特別な理由や状況があるのかもしれない」

と自分の解釈を疑ってみるだけでも感情を
コントロールできる様になる事もあります。

 

他にも、こんな質問も有効です。

「ここで本当に得たい結果は何だろうか?」

これは、感情に振り回されている時は、
目の前の結果に集中し過ぎている事がほとんど。

1回のチャレンジがうまく行かなかったとか、
今の自分にはできないとか。

 

でも、長期的に考えた場合、
失敗する事で学んだり、
経験が増える事もありますし、
成長する事でうまく行く事もあります。

その解釈の仕方を変えるだけで、
感情も変わってきます。

「この経験で学んだ事は何だろう?」
「得た事は何だろう?」
「この状況で何が素晴らしいだろう?」

という質問は、絶望や挫折を希望や成長、
好奇心に切りかえる良い質問です。

 

人は、質問をすると焦点が変わります。
そして、焦点が変わると感情も変わる。

質問は焦点をコントロールし、
感情をコントロールするとても有効なツールです。

ぜひ、質問を使って、あなたが本当に欲しい結果や
成功を手に入れやすい感情を手に入れ、
そして、夢や目標を次々と達成して行って下さいね。

 

幸せで豊かな人生を手に入れる事を願っています。

 

 

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