プロの共通点

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From:ネクストリーダーチーム 近藤

プロってどんな人だと思いますか?

原田先生のお話では、

自分で「私は〇〇のプロです」
と胸を張って堂々と言えることが、
プロではないそうです。

プロの考え方、仕事とは?

 

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私は、中学校で教員になったときから
「プロ」を目指してきた。

保健体育指導のプロ、
陸上競技指導のプロ、
生徒指導のプロ、
学級経営のプロ。

 

人からも そう認めてもらい、
自分でも自分がプロであると誇りを感じたい。

また、そうでなくてはいけないと、
肝に銘じて自己研鑽に励んできた。

 

では「プロ」とは、
どういう人のことを言うのだろうか。

自分で「私は〇〇のプロです」
と胸を張って堂々と言えることが、
プロではない。

 

私は、仕事において
「プロである」と自他ともに認め、

認められるためには
「最後まで任せてもらえる」
かどうか、

これが重要なのではないかと考えている。

 

その昔、私は「何でも自分でやらなければ」と考えていた。

何でも自分で、最後までやることが、
自分の責任であり、また最後まで一人でやりきることが、
その人の責任感の強さを表すとも考えていた。

 

しかし、どうやらそうでもないぞ、
と思い始めたのは、

教員を退職して、一般企業の
多くの優秀なビジネスパーソンと
繋がりを持つようになってからだ。

 

優秀なビジネスパーソンは、人脈が広い。
プライベートな人材バンクを持っているという印象だ。

仕事で課題が持ち上がった時に、
IT関係は〇〇さん に相談しよう。

効果的な営業手法は××さんに聞いてみよう。

雇用問題については▲△先生のお力を借りよう。

と、常に、様々な分野のことを相談できる、
いわば懐刀がいるのだ。

 

つまり、こういうことだ。

その昔、私は、何でも全部「自分でやる」
これがプロの仕事だと思っていた。

 

しかし本当は、プロは、

「大事なところ、肝所 は、自分でやる」

 

そして、自分が苦手なこと、
知識が足りない部分については、

「任せられる人にやってもらう」

 

やってもらえる人脈、人間関係があるということだ。

 

このことに気づいてから、私はより一層、
時間を有効に使えるようになった。

何でも自分で一から学ぶのではなく、
すでにそのことを知っている人、
マスターしている人に教えを請う。

 

年齢や性別など全く関係ない。

或いは、その部分については、
マスターしている人に任せてしまう。
やってもらうのだ。

 

こういった気づきを得たことの
プラスの効果は、以下の通りである。

・自分の肝所に集中できる

・できる人を探して行動するので、人脈が広がる

・「教えてください」という姿勢がある限り、謙虚さを忘れない

 

また、人に任せる、
ということをするようになってから、
つくづく感じることであるが、

それは、部下に何かを任せる、というのは

「後は知らないよ」 ということではなく、
「最後まで、成功を見届ける」ということなのだ。

 

付かず離れず、進捗を確認しながら、
それぞれの役割が、同じゴールに向かっているかどうかを
常に見ながら、チームをオーガナイズする必要がある。

これには多くのエネルギーを必要とする。

しかし、リーダーも部下も確実に成長する。

 

私は、今も常に「プロでありたい」と考えている。

そのために、自己研鑽に励んでいる。

私がプロを目指す各種の教育というフィールドにおいて、
「原田さんに最後まで任せます」と言ってもらえるかどうか、
私は常にそのレベルを目指して取り組んでいる。

 

同時に、何かについて、
私よりも詳しい人との繋がりを
広げることにも取り組んでいる。

「その道のプロ」を探すことだ。

 

プロは、「私が最後までやります」
とう誇りを持っている。

同時に「私よりすごい人がいる」
という謙虚さを忘れない。

生涯、その姿勢を貫き、
より多くの分野でプロと呼ばれるよう
研鑽を積んでいく所存である。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

原田隆史

(原田研究所公式メールマガジン「プロであること」より)

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