「クッキー泥棒」

クッキー泥棒

今日は、とてもおもしろい
ストーリーを紹介します。

「クッキー泥棒」

ちょっと、30秒間時間を
作って読んでみて下さい。

==

私の友人は、ロンドンのヒースロー空港で
時間をつぶすことになりました。

彼女はコーヒー1杯とクッキーを一袋買い、
荷物をたくさん持って、よろよろしながら
あいている席に着きました。

彼女が新聞を読んでいると、
誰かが同じテーブルで”カサカサ”音をさせています。

新聞の陰からのぞいてみると、
なんと、きちんとした身なりの若い男性が
彼女のクッキーを失敬しているではありませんか!

騒ぎを起こしたくなかったので、
彼女は黙って身を乗り出し、
クッキーを1枚取りました。

1分後

また“カサカサ”音が・・・
その彼がもう一枚クッキーを失敬していたのです。

袋の中のクッキーが最後の一枚になった時、
彼女はひどく頭に来ましたが、
文句を言う勇気はありませんでした。

すると、彼は最後のクッキーを半分に割って、
彼女によこし、
もう半分は自分で食べて去っていきました。

==

もし、あなたがこの女性の立場だったら、
どのように感じるでしょう。

相手は見ず知らずの男性。
自分が買ったクッキーを、
堂々と食べられるのは、誰にとっても
気分のよいものではないでしょう。

ひょっとしたら、
その場で相手に対して、文句を言う人が
大半なのではないでしょうか。

しかし、その後彼女は、
そのクッキー泥棒に対して、
意外な感情を持つ事になるのです。

その感情とは、、、

真実

この話には、続きがあります。

クッキーを食べた男性が立ち去ってから、
しばらく。

アナウンスがあり、搭乗手続きが始まりました。
しかし、彼女の怒りはまだおさまりません。

ところが、、、

ハンドバッグを開けて、ビックリ!
なんと自分が買ったクッキーの袋が。。

他人のクッキーを食べていたのは、
彼女のほうだったのです。

      From「リーダーズ・ダイジェスト」
==

どうでしたか?
この話は、

「パラダイム」

つまり、モノの見方について、
考えさせてくれるお話です。

真相が分かる前は、
この女性は男性のことにたいして、
腹をたてていました。

「なんや、コイツ。ずうずうしいヤツやな」と

しかし、その後一瞬で、

「めっちゃ恥ずかしい。しかも、
知らない人がクッキーを勝手に食べても文句も言わず、
しかも最後のクッキーを分けてくれるなんて、
ほんま優しい人やわ。。。」

と、その男性に対する評価が180度変わっているのです。

色眼鏡

あなたが今、みている風景、出来事は、
あなたの持っている「パラダイム」によって、
かなり変わってきます。

今の人生が、あなたの思い通りに、
なっていないのであれば、
あなたは、間違った「パラダイム」を
持っているのかもしれません。

人生を大きく変えるには、
この「パラダイム」を
つまり、世の中を見るメガネを変えることが、
必要です。

「パラダイム』変える事は、難しい事ではありません。
そして、時間がかかる事でもありません。

先の「クッキー泥棒」のお話のように、
一瞬で起こるのです。

しかし、、、

じっとしていて、何も行動せず、
日々を暮らすだけでは、絶対に「パラダイム」を
変える事はできません。

新しい本を読み、
新しい人と出会い、
新しいことにチャレンジすることにより、

新たな経験をすることによって、
あなたのパラダイムに変革がおきます。

そう、僕たちは常にチャレンジして、
向上していかなければならないのです。

家族、友人、同僚に対してのパラダイム
自分の今、置かれている状況に対してのパラダイム
お金、仕事、健康、時間、人間関係に対してのパラダイム

あなたは、適切なパラダイムを持っているでしょうか?
もし、歪んだパラダイムを持っているのなら、、、

変える事にチャレンジしてみませんか?
変化は一瞬ですよ。

ー飯村匡博

PS.
そう、やはり最も大きなパラダイムの変換を起こしてくれるのは、
これでしょう「7つの習慣」

今、無料公開中のビデオ
「世界を変える小さな一歩」
ちょっと感動する内容ですよ。
http://www.the7habits.jp/freevideo/

6 thoughts on “「クッキー泥棒」

  1. 『変化は一瞬』
    そう・・・一瞬です!
    でも、それまでの過去全てがそこに集結している!とも言えます。
    >最後のクッキーを半分に割って渡した
    この時点で、彼女は気がつかなければならなかったはずです。
    勝手に人のクッキーを何食わぬ顔をして食べる人が、半分に割って渡してくれるはずがありません。
    さらに、この渡してくれた男性は、自分の分も食べているということは自分を大切にすることを忘れていません。
    それは、相当な人格者であるはずです。
    もし、このような方にお目にかかれたら、今の私ならお友達になっていただきます。
    きっと、めったに出会うことができない人だからです。

    子育てをしているとパラダイムの変換をしなければならないことが多々あります。
    中1息子と小1娘、自立してくれるのは嬉しいのですが、
    本人達が自分達の変化に気づいていないので、まるで私が変わったような言い方をしてきます。
    確かに、子供達の変化に対応しきれていない私でもあるのですがね。
    でも、コミュニケーションをうまく取ることで、
    子供達とでさえパラダイムの転換はできます。
    ?子供達だからこそできるのかもしれませんね。
    自己の思考を見つめる勇気のない人には、パラダイムの転換は難しいでしょうから。
    簡単であり、難しいこと。
    ・・・素直な心を持っていれば簡単だと思います。

  2. そんなことがあるのですね。
    普通は、自分のバッグの中にクッキーがあることは記憶していそうですが・・・
    現実とはなんとあいまいなのでしょう。
    クッキーが誰のものかなんて関係ないところで思考できるようになればすごいですね。

  3. 『クッキー泥棒…』ストーリー 
    本日の”ストーリー?”30秒間のショット・タイム・ストリー…拝読 ウフフ
    あぁ~~~~~~~!!もしかして…他人事ではなぁ~いワ ><

    パートナーと顔を合わせ”私たちの事??”…何故って…??
    人は、脳裏に最初に『断定した事と…』インプットしたとします…。
    そうしますと…確かに行動もそれを前提に…ひたすらなるアクション?^^
    それで…あるきっかけ?-->疑い?変?-->
    ネガティブ感情は?どの地点で生じるのでしょうか??

    仮に~私がその立場(女性)に…なりました時は??
    決断力はな~い!!優柔不断な態度!!
    いざ??勇気を持ち行動をと…?-->『決断』
    (今回は…タイミング的には?いい結果です~ネ ^^)

    あなたの持っている『パラダイム』によって…かなり変わってきます。
    人生を大きく変えるには…
    この『パラダイム』を…つまり、世の中を見るメガネを
       変えることが必要です…。

    私も含め…しばしば『決断力』掛ける時が…
    それは…『一瞬?』
    此の『優柔不断と云う大きな壁…恐怖心かしらん?』これを打ち破り…
    変える事から…次なるステップ!!ですネ ^^

    ありがとうございます…。        (SAKURA…)

  4. 目からウロコです!!
    とても良いお話を聞かせて頂きありがとうございます。
    このクッキーの例は、体験する人はまずいないでしょうが、本質の同じことは日々起きているように感じます。
    それを意識して、ムダに怒ることのないようにしたいです。相手の思いを勝手に捻じ曲げて、一人でイライラしてしうことほど損なことはないと思います。
    私は色眼鏡を掛けていこうと意識しています、人の良い所しか見えない眼鏡を。全ての人が”良い人”、”自分の味方”だと、考えていた方が、うまく行く気がするんです。
    ところで、このクッキーの話を知り合いなどに、是非教えてあげたいのですが、このページをメールやTwitterで紹介しても良いのでしょうか?

  5. 自分のパラダイムを変えるには、
    自分と似通った人ばかりではなく、
    自分と異なった人と接してみなければ
    なかなか変わるということは
    難しいかもですね

    私自身も自分と異なる人と
    たくさん接して
    考え方の幅がかなり広くなりました

    もっともっと広く視野を広げて
    柔軟な考えができるように
    これからもますます
    いろんな人に会っていこうと
    思います

    ありがとうございます

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