節電

節電

2週間前に起きた東日本大震災は
徐々に落ち着きを取り戻しつつあるものの
原発が予断を許さない状況でもあり
まだまだ安心はできません。

地震が起きたとき普通に仕事をしていたのですが
とっさに何をしていいか分からず
非常口付近でいつでもビルを出れるように
準備していたのを覚えています。

その後、電車は全て止まり
タクシーも拾えず、バスもギュウギュウ詰め
道路は歩いて帰る人で大行列の状態。

帰るに帰れない状態になりましたが
気合いで歩いて帰りました。


■節電

この状況で今、簡単にできることと言えば
首都圏の人に限ってですが、節電です。

とはいえ電気は生活に必要不可欠なので
何でもかんでも使わないというのは
ちょっと無理があります。

一言に節電と言っても
コンセントを抜く待機電力のカットもあれば
普段から暖かいものを着るようにして
エアコンを使わない節電方法もあります。

節電の必要性は殆どの人が理解しているものの
誰が何をどの程度節電すればよいのか
よくわからないのも事実です。

もし、政府なり東京電力がリーダーシップをとって
一世帯何キロワット、飲食店は何キロワット
というように目標値を数字で示してもらえると
わかりやすいですし、

さらに言えばその目標を達成するために
何を節電すればいいのか具体例を挙げてもらえると
自分ができそうな節電をイメージできるようになります。


■リーダーシップとマネジメント

7つの習慣によると
マネジメントとは物事を正しく行うことであり
リーダーシップとは正しいことを行うこと
と書かれています。

言い換えれば、
マネジメントは効率的な手段の定義で、
リーダーシップは望む結果を定義することです。

リーダーシップもマネジメントもどちらも重要ですが
リーダーシップの部分が機能していないと
いくらマネジメントが効率的でも意味を成しません。

そもそも、到達する目標そのものが
間違っている可能性があるからです。

さきほどの節電の話で言うと
各人に数値目標を示すのがリーダーシップで
節電の具体例を挙げるのがマネジメントと
言えるかもしれません。

待機電力のコンセントを抜いて
数ワットの節電で安心している人もいれば
エアコンまで切って何百ワットと節電する人もいます。

だから、節電を呼びかけることも大事ですが
目標を示すことが非常に大事なわけです。

もし、あなたがリーダーなら手段ではなく
結果をしっかりと見据えることができているか
もう一度振り返ってみてもいいかもしれませんね。

ー森兼

PS.
ちなみにちょっと調べてみたところ
家庭で一番電気を食っているのはエアコンと冷蔵庫だそうで
乾燥機なんかも電気の消費量が大きいそうです。

PPS.
リーダーシップの原則とは?
7つの習慣で学んでみてください

http://www.the7habits.jp/freevideo/

9 thoughts on “節電

  1. 甘いです。ビルを出れるようにではなく、でないと助からない。ロスの空港で銃撃戦があった時‘Everybody move !”「みんなここから移動して!」と警官が言っても日本人の行動は遅い。
    瓦礫の下に入ってしまったらもうお終い。救助するべき場所も人もあまりに多くて自分が救助されるのを待っても来ないし、それ以前につぶれてしまう。耐震構造が優れてる建物なら残る手もあるけど。リーダーシップについてのコメントはよかったですけど。

  2. 今回の災害、停電に関しては、政府や東電のリーダーシップは皆無と言っても
    いいかもしれませんね。

    やはり、このような困難を乗り切るにはまずはリーダーシップが重要だと感じました。
    何をやらなければならないかという明確な指針がなければ、
    多くの人は混乱して行動できません。

    私は九州に住んでいますので、今回の災害に関しては直接的な被害は
    うけていませんが、これから徐々に経済的な影響は出てきます。

    そんな時にリーダーシップを持って行動できるように
    常にシミュレーションをしておく必要があるかもしれません。

  3. 東京電力の電力供給は福島の原発は東京電力の20%の電力を供給してました

    供給不足を補おうと火力発電を稼動しようと試みるも二つある火力発電も福島にあり

    津波の影響で石炭燃料も破損して機能しない

    風力発電もたくさん作っても補えない電力量です

    太陽光発電もコストを考えると現実的でないしダムも作れる場所ない

    変電所を時間かかってもつくるしかないかも

    関西電力から供給を受ける場合も周波数を合わせます

    西日本から電力を受けるとしても量が限られる

    この問題を解決しないと電力不足は解決できないのではないでしょうか

    24時間営業もできなくなるのではないでしょうか

    私たちの価値観を変える必要もあるとおもいます

    計画節電と生活にとりいれることになるのでは

    質素と清貧

  4. まずは、民放を放送休止にする、パチンコ、ゲームセンタの休止
    これだけでも、かなり減りますよ
    そもそも、娯楽なんかもう要らない
    娯楽は、与えられて行うものではなく、自分から見いだしていくもの

  5. ボクが今、広めている節電方法は、
    基本契約電力量(アンペア)を下げる事です。

    電力量を下げれば、それ以上に電気を使う事が
    できなくなります。

    節電は意識している時は出来ますが、
    無意識の状態や、急いでいる時は
    なかなかできません。

    なので、1軒でも多くの家庭や会社が
    たとえば40A⇒30Aに変更すれば、
    それだけでも、必然的に節電ができます。

    おまけに、節約効果にもつながり
    経済的にも楽になります。

  6. おはようございます。
    日ごろからの節電は確かに大事です。
    でも電気は十分足りるみたいですよ。
    計画停電は、原発推進派が原発推進を守るためにやってることみたいですね。
    原発がないと電気がなくなるよ!見たいな感じです。
    権力者が住む地域には停電はないらしいです。

    このような大災害がなかったら、原子力発電について何も調べなかったでしょう。
    これを機会にたくさんの人が原発について調べたことだろうと思います。
    調べて感じたことは、今気づいてラッキーだったとしか言いようがありません。
    このような災害がなくても、今日本にある原発は、地球を滅ぼしかねないぐらい危険でした。
    僕たちの子孫のために、やるべきことが見つかったような気がします。

  7. 節電というより、そもそも同じ国で東と西とで電圧が違うことが問題。
    今回のテーマの「リーダー」で考えるなら、

    考えも統一。
    電圧も統一。

    EUでも電圧は統一されている。

    そもそもこれがおかしい。

    一緒であれば、変電しなくとも西日本の電力を送電できる。

    要は、バラバラではがんばっても意味がないということ。
    そして、送電中に半分の電力が失われる事実。

    電力は蓄積できないのが現状。

    しかし、人のエネルギーは良くも悪くも蓄積される。

    たまるものは上手に放出することが重要ですね。

  8. 3月11日の『東北・関東大震災…』
    ようやく、冷静に物事を考える事が出来始めましたが…
    『エネルギー』―→日頃何気なく使用しています『電力!』
    ――>再認識そして節電(私なりの対策…)

    いつの頃か??『家電商品購入…??』こだわるメーカー選択 ^^ 
    今回更に『コンセントを抜く事…』――>しっかりインプット!!
    此処九州地方も『節電』に入ります…。

    節電からの…連想にて??
    『リーダーシップもマネジメントもどちらも重要ですが…
    リーダーシップの部分が機能していないと
    いくらマネジメントが効率的でも意味を成しません…。』 納得!!

    ありがとうございます…。『気づき』     (SAKURA…)

  9. 各個人1人1人が自分本位に考えるのではなく、
    相手を想う心が大切になってきますね

    ベクトルの向ける方向を同じにする

    大切ですね

    ありがとうございます

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