自由になりたい?

こんにちは、清水です。 今日はマイケルE.ガーバーが、とあるグラフィックデザイナーの質問に答えている記事がありますので、それをご紹介します。たぶん、同じような悩みを抱えている人も多いでしょう。ぜひ参考にされてください。

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アキム:私の名前はアキムといいます。イスラエル出身でグラフィックデザインとウェブ制作をしています。この分野に関しての学校教育を受けたことはありません。 独学です。私はとても若いときからフリーランサーとして活動していて、デザインやグラフィックについて学ぶために、色々な場所で仕事をしてきました。飽きやすい性格ということもあり、その場所で学べる以上のことを学びたいと思って、いつも1年か2年で働く場所を変えています。

私が気が付いたのは、自分の残りの人生、朝9時から夕方5時まで働くような人間ではないということです。私はもっと自己成長が必要ですし、人生を楽しむ時間が欲しいと思っています。

私はグラフィックデザイナーとして働き続けたいと思っています。ビジネスを大きくしていくような人間ではないと思います。やりたくないプロジェクトを断り、好きなプロジェクトだけやれるようになりたいと思っています。また、1日3-4時間、週に5日以下だけ働いて、生活するのに充分な収入を得たいと思っています。私は30歳でリタイヤしたいとは思っていませんし、ミリオネアになりたいとも思っていません。ただ自分の好きなように生きたいだけです。.

ここに来て、私には2つの選択肢があると考えています。

ひとつは、あなたが言うように、自分のビジネスを作ること。これは私にとってはちょっと勇気のあることですし、自分が本当にそれをやりたいかどうか、確信が持てません。

もうひとつは、いま私が言ったようになることです。働く時間を少なくして、より多く稼ぎ、プライベートの時間を増やすことです。

二つ目の選択肢は、あなたが本の中で言っているアイデアに沿っているかどうか、わかりません。私はあなたの言っていることとは、違う道を探さないといけないのでしょうか?それとも、私が二つ目の選択肢を実現する唯一の道は、あなたの言うビジネスを作り上げることなのでしょうか?

ここでグラフィックデザインのビジネスについて説明しておきたいと思います。この分野では、価格がその人次第で大きく異なります。みんな、やることは同じなのですが、まったく異なるレベルで行うのです。例えて言うならば、自分で自宅で料理を作って食べるのと、有名なレストランで一流シェフの料理を食べるかの違いです。

そこで質問なのですが、どのようにして私の夢を叶えれば良いでしょうか?マクドナルドになるのではなく、一店舗、有名なレストランを作るにはどうしたら良いでしょうか?

MG:わかりました。答えは簡単です。あなたが読んだ本(E-Myth)に書いてあるとおりにやればよいのです。あなたの感情がやるべきだと言っていることではなく、です。

もしあなたが自分のビジネスをスタートさせるのではなく、フリーエージェントになりたいのであれば、あなたがその一流のサービスを提供したいと思っている人が誰かを決めてください。そしてあなた仕事に求められる主要な機能をシステム化することです。

アキム:なるほど。ということは、基本的には、私が自分のビジネスを作るかどうかに関わらず、E-mythの手法に沿っていけば良いと言うことですね。

ここでまた二つの選択肢が出てくるのですが、

ひとつは、他の人を雇って、彼らに私がやっていることを教えることです。こうすると、同じサービスをより多くのクライアントに提供できます。各クライアントから得られる私の利益は少なくなりますが、より多くのクライアントに対応できます。

もうひとつは、いまの状態のまま、各クライアントにより高い価格を請求することです。これによって、対応できるクライアントは少なくなりますが、単価はあがります。

たとえば、あなたのセミナーは高額だと思います。私がやりたいのはそういうことなのです。私は働かずにお金をもらいたいわけではありません。しかし、ある人は、他の人よりも少なく働いてより多くのお金を稼いでいます。あなたのように。

それが私にとって自由を意味します。1日9時間も10時間も働かなくてはいけない状態から抜け出せる自由です。 自分の夢を実現するための時間を持ちたいのです。ぜいたくというわけではなく、いまよりも自由になりたいだけなのです。

MG:私もそれがぜいたくだとはまったく思いません。言っておきたいのは、あなたはまさしく、私が起業家熱に駆られた職人になっている、ということです。彼らは彼らがやり方を知っていることをやり、それによってより多くの支払いを受けようと努力しています。

私が教えているのは、まったく異なるアプローチです。それは消費者からスタートします。起業家の発想からはスタートしません。“この状況の中で、何が欠けているのか?”という質問からスタートします。そして、それを作り上げる方法を探します。それがグーグル、デルコンピューター、ウォールマートがやったことです。

1日9時間の労働から自由になりたい、と考えることを止めるべきです。代わりに、あなたが対象としている市場において、何が欠けているのか、そしてそれを埋めるためのオリジナルのサービスを作ることです。あなたの問題ではありません。他の人の問題を探すのです。

それを考えれば、なぜ私のプログラムに多くの人が高いお金を払って参加しているのかがわかるでしょう。結果として、私はあなたの言う自由な状態になっているかも知れません。しかしそれは自由になろうとしたのではなく、私のプログラムが、私の問題を解決しているのではないからです。あなたのような起業家志望の人、または起業家の問題を解決しているのです。だから結果として、彼らは高いお金を払ってくれるのです。

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- 清水直樹

P.S
自由になりたいなら、こちらのレポートからスタートして見てください。
http://www.nextleader.jp/gerber

11 thoughts on “自由になりたい?

  1. 少し難しかったですが、
    ・・・「自分が自由になるため」を最初に考えるのではなく
    「自分のできる分野で、一人でも多くの人のためになることを見つけて、それを作り上げ提供する」ことを考えるべきなのでしょうか?
    これができさえすれば、結果がついてくる。
    そういうことでしょうか・・・。

  2. 確かに、市場に欠けているものを見つけ出せばいいですね
    あとは、何もしないで、稼ぎ出す仕組みを作ればいい
    私は、仕事からは解放されました
    あとは、金銭的自由を得ることだけです
    これさえできれば、私は完全自由になれるのです

  3. システムはあるが機能していない、それが現在の問題です。
    顧客の問題を把握出来ていないことも。

  4. 市場に欠けているものはなにか?というのを探すのは わかりましたが 自分の探した答え自体が 独りよがりなものに なってるかも。^^;

  5. ありがとうございますo(^o^)o

    なにか 私にもできるような気がしてきました!

    わくわくしてきますね♪

    私にとって、第一歩になるかも☆です\(^o^)/

  6. ただ自由が欲しい、というのは危なっかしい気がします。
    なぜ自由が欲しいのか。自分のやりたいことを思う存分やりたいから。
    その「やりたいこと」が単なる遊びや放縦なら悪い人間に騙されそうで心配です。仕事に対する理念がしっかりしていないと、変な儲け話に心を奪われて気がついてみたら・・・・・・。

    「やりたいこと」の内容で全部変わります。私は自分の好きなことが仕事なら365日働いても苦ではありません。

  7. 自分が出来る事を基本に考えると、必ずしも市場がそれを求めているかどうか分かりませんね。

    ただ、その出来る事に関連した「足りないもの」を補完出来ればビジネスは成り立ちます。

    飽和した市場で正面からぶつかるより、多少イレギュラーでも市場が欲しているものを提供する事こそが成功のゴールデンルールという事ですね。

  8. 簡単にいうと、消費者が何を欲しがっているのかリサーチし、その需要を満たしてやればよいということですか?

    アキムさんが難しく考えすぎなのかな。
    グラフィックデザインがしたいならずっとすればいいと思いますが・・・
    金持ちになりたいわけでもなさそうですし、好きにすればいいんじゃないとおもいました。

  9. そもそも起業を起こす目的は…?? 
    自分自身の希望とする生活・ライフスタイルを…得る!!
    目的手段として??-->当然『お金』…少しはあります~ネ!^^

    労働時間…1日9時間から…自由になりた~~い!!^^
    ビジネスを発起する上で…対象としている市場に着目した場合…
    -->何が欠けているのか?それを埋めるためのオリジナルのサービスを作成
    -->アイデアはあなたの問題ではなく他の人の問題を探すのです…。
    -->これを…戦略として”行動!”

    時として…全ては一人では…出来な~~イ ><
    当然パートナーを組む-->更に、自分の時間を最大限に有効に…!!
    -->自由になり~~たい!! ><
    その時は…次なるアクション!!-->人に頼む(信頼関係)

    自由を得るには…ある程度の”コスト…”必要~~~かもネ??
     
    ありがとうございます…。   (SAKURA…)

  10. 市場が求めてるものを提供するという思想はもう日本の老舗企業にはありません。ソフトバンクのような比較的新しい孫さんのようなオーナー企業ならありますが、ジェームススキナーさんがダブルのアイスが欲しい、「マニュアルにないなら2倍の料金を支払うから」と提案しても「ダブルはやっていませんので」という応対しかしなかったそうですが、自分の場合は飲食店でバイトをしていてもそういう対応をしてしまうし、お客からの要望も社員には提案してきたが日本の会社はもはやマニュアル通りに働きそれもたるんで何も工夫しないロボットの集まり、お役所仕事の会社の都合ばかり優先させて市場のニーズを追及し売上を上げようとしない
    会社になり下がった。そこが起業しようとおもったきっかけです。会社の上司も堅くて会社の
    ご都合主義、しかし自分は上司が一生見ることがないくらいの金融資産を保有し、上司よりかなり広くそして上の階層にも人脈もある。本当にまじめに仕事をしっかりやる人なら起業した
    方が実りの多い人生になると思う。

  11. 「商売」を考える上で
    大切になってくるのが、
    「お客様」の存在ですよね

    だから自分本位の考え方では、
    決して売り上げを上げることは
    出来ない

    お客様の立場でお客様の目線で
    お客様が求めえているモノ・サービスを
    提供することで
    初めて利益が生まれるのですね

    自分本位ではなく、
    お客様の立場で!

    ありがとうございます

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