From杉本
「幸せなのですね、伯父さん」
「とても幸せだよ。・・・」
「お差し支えなかったら、
どうして、今のように幸せになれたのか、
教えて下さいませんか」
「単純なことさ、・・・
自分自身と同時に、
他の人も大切にするように、
し始めたからなのだ」
これは、スペンサー・ジョンソン
（心理学者であり、医師であり、
有名なコミュニケーション・コンサルタント）が、
彼の書物で語った一節です。
幸せになるには、
自分自身と、他の人も、
大切にすることと言っています。
これは、どういう意味でしょうか？
彼は続けて、こう言っています。
「・・・よくしたもので、
自分自身を大切にすることが、
たいていの場合、
他の人のためにもなるのだ」
「しかも、他の人を考えるということが、
自分自身を、大切にすることにもなるのだ」
「というのは、他の人のことを考えることで、
バランスの取れた生き方ができ、
心の平和が得られるからだ」
そして、最後にこう締めくくっています。
「まず自分自身を大切にしなければ、
どんなことも、
また何人をも大切にすることはできない」
私の経験からも、
自分自身を大切にし始めると、
より健康で、幸せになると断言できます。
そうなってこそ、
ほかの人々を、
もっと、助けることができるようになるのです。
なぜなら、もし、私たちが不幸せで、
気が滅入っていると、
自分自身に対しても、ほかの人に対しても、
周囲の事柄に対しても、
関心を示さないからです。
自分自身に関心を示さず、
大切にしない人は、
他の人にも、良くない存在になると思います。
こんなことが、過去にありました。
全身に大やけどを負った少年が、
自分はもうすぐに死ぬんだと、
考えながら、病院の集中管理室で過ごしていました。
だから何をしても仕方がないと思い、
生きようと思う希望も持たず、
ただ、ベッドで死ぬ日を待っていました。
そこに、学校から先生が訪れたのです。
そして、彼に国語とかを教え始めたのです。
彼はその日から、変わり始めました。
彼はこう考えたのです。
もし、僕がもうすぐに死ぬのなら、
先生は、わざわざ病院まで来て、
ぼくに勉強を教えたりはしないと。
その日から、彼の病状は、
見る見る良くなっていきました。
ドクターや、看護士からの注意を良く守って、
よく食べ、性格も明るくなっていったのでした。
言い換えると、
自分に、関心を持ち始めたのです。
そうすると、一緒にいる病室の人たちが、
よく見えてきました。
苦しそうにしているのが、
見えてきたのです。
そして、優しい言葉を彼らにかけることが、
できるようになりました。
そうです。みんなで幸せに暮らすために、
まず私たちは、
自分自身のことに、
関心を払うことが大切なのです。
私たちが幸せでいれば、
まわりの人も、幸せになるのです。
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋（すぎもと しげひろ）
P.S.
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今の私の心にズシンと響きます。
良い事は良い。悪い事は悪い。
雰囲気に振り回されず、正しいと思う事に正直になろうと思う。
上手に生きよう。
自分を大切にすることと、自分を甘やかすことは違います。
大切にするということは、時には、自分に対して厳しすぎる措置を取らなければならないときもあります。
でも、その厳しさは、未来での自分の幸せを確信しての厳しさであること。
だからこそ、苦しい期間を耐えることができる。
そして、この苦しさを乗り越えて得た喜びは、何にも代えがたいものだということを知る。
これを、自分の体や感情で実感できたとき、ふと、周りを見回して同じような状況にいる人を励ましたくなる。
さらに、この苦しい状況を誰かと共に乗り越えることができたとき、
そこには切れることのない絆が生まれるのだと思います。
この絆を手にした時、きっと、本当の幸せの意味を知ることになるのでしょうね・・・。
まず自分自身を大切にしなければ、どんなことも、また何人をも大切にすることはできない
その通りですね
全身に大やけどを負った少年が、自分はもうすぐに死ぬんだと、考えながら、病院の集中管理室で過ごしていました。
これは、1990年10月2日から30日、他人事ではありませんでした
まあ、ここまでひどくはありませんでしたが…
でも、ここにいる間、いろんなことを考えることができて良かったのかもしれません
休息が必要だったのでしょう
何かを考える時間が必要だったのでしょう
こういうときこそ、人は考えるべきですね
更に、2008年6月も考える時間を十分に与えてもらいました
ここでは、自分のあるべき姿に近づくために過ごしていたわけですが…
「自分を大事にする」、「何を基準にどう生きていくか」簡単なようでとても難しいことですね。でも、本当に変りたいのであれば答えはいつか見つかると信じたいと思います。
自分を大切にする基準は自分が本当にどう思うか・本当に何をしたいのかを本来の自分の思想にしたがって、自分が最も気分の良い状態になる行動を選択し・行うことだ思います。
人に合わせるのではなく、本当に心からしたいと思う事をする。
自分を愛すること・自分に優しくすること・自分をかけがえのない素晴らしい命だと自覚することetc……..こうすると自ずと他人の事もそうだと思えます。心から愛しくなります。
自分をじっくり見つめて・深く知ると新たな発見と共に他人への理解力が強まって、
思いやり深くなります！
自分に関心をもつということは、自分を認めることに他ならない。
自分を認めて初めて、心に余裕が生まれ、その余裕が他者への関心を呼ぶ。
自分を認め、他者を認める。
その連鎖が健全な社会を作っていくのでしょうね。
いろんなコンプレックスを誰しも持ち合わせているものですが、それを和らげる優しい一言をかけられる人間になりたいものです。
何度も聞きなれていたはずなのに、今回ほど素直な気持ちで聴けたのは初めてのように思います。
いつも、今の私に必要なテーマが題材になってるようです。
ありがとうございます。
私の場合は自分を大切にしないけれども他人は大切にしている。あまり幸福ではない反面、他人から
はあまり裏切られはしない。幸福でないのは自分の性格が変わっているので他人のせいではなく、仕方がないと諦めている。例えば会社は辞めようと決意しているが、給料をもらっている以上はちゃんと働くし成果を上げる。でも他の部との兼ね合いがあれば会社にお金が入ればいいから全部持っていけよと譲ってしまう。そうすると他部の人も折れてくる。同じ系列会社の人も同じで大きな案件があり、
自分の会社が入ると価格競争力がなくなる。相手は大手企業で信用があるので支払いのリスクもない。同じ系列ならいいだろうと全部持ってけ、紹介するからと相手に言う。と 「いやーそんなわけには！」とかなり安い価格にしてくれる。結果は自分を捨てるとうまくいくことは多い。自分は目立つことが嫌いなので同じ目立つなら自分が経営者として自分の会社の仕事をした方がいいと独立を目指してます。勤務している間は絶対に自分に幸福は来ない。
今思い返してみても
まだまだ自分の事を
大切にしていないですね
自分を大切にして
他人も大切にする
まずは自分を大切にすることから
始めようと思います
ありがとうございます
最近、自分に対して甘やかしているな、と感じていた時に、このメールを読みました。
ありがとうございます。なんか勇気が湧いてきました！
自分磨きを怠らないように頑張ります！
自分を大切にすることが、他の人々を幸福にすることにつながる…それはわかるのですが、
どうしても、自分で自分自身のことを肯定できない人、自分が価値ある人間だと思えない
人もいます。そういう人は、どうしたらいい？
『単純なことさ、自分自身と同時に…
他の人も大切にするように、し始めたから… 』 …スペンサー・ジョンソン
『自分自身を大切にすることが…』これは、どういうことなの～～♫
『たいていの場合…？他の人のためにもなるのだと…？？』
…なぜなら、もし、私たちが不幸せで、気が滅入っていると、
自分自身に対しても、ほかの人に対しても、周囲の事柄に対しても、
関心を示さないからです…。
それは？確かにそうなのですが…？
唯し、今回の『東北・関東大震災』此の時…人々は…？
環境・境遇は…？目の前の…
– – >【アクシデントとの遭遇…】
それでも【人間は愛であり…】此の事を…実証したものと！！
例え…自分がいかなる状況下に於きましても…
【絶対なる愛！！愛そのもの！！】
そのように…思いますが…
ありがとうございます…。 （SAKURA…）