ヴァージン流マーケティングとは?

こんにちは、清水です。

先日、リチャードブランソン氏の
インタビューを聞いていました。

ご存知の方が多いと思いますが、
ブランソン氏は、ヴァージングループの
創設者であり、イギリスを代表する
起業家として有名です。

元々は音楽ビジネスからスタートして、
いまでは航空業界、宇宙旅行にまで進出している
巨大企業グループになっています。
私が最も尊敬する起業家の一人でもあります。

インタビューは、彼が所有する、
カリブ海に浮かぶ島で行われていました。

(ちなみにその島は、彼が20代の頃、1000万円台で購入、
いまでは100億円以上の価値があると言われています。)

インタビュワーは、米国で有名な起業家ジョー・ポリッシュ氏。

彼は元々はカーペットクリーニングのビジネスをしていました。

なかなかビジネスが上手く行かず、行き詰っているときに
ダイレクトレスポンスマーケティングに出会い、
順調にビジネスを伸ばし始めました。

その後、マーケティングを教えるビジネスをスタート、いまに至ります。

インタビューは1時間近くあったのですが、
冒頭でブランソン氏がマーケティングについて
語っているシーンがありました。

ポリッシュ氏:あなたの会社は、新商品や新ビジネスの
ほとんどが世間やメディアを賑わすものになりますが、
スタートするときに、どのようなマーケティング手法を
使っているのでしょうか?

そして、これに対するブランソン氏の答えは?

ブランソン氏:まず何よりも、商品やビジネス自体に
話題性がなければいけない。業界を揺るがすものであり、
世間の人が騒ぎたくなるような商品やビジネスで
なければいけない。そのようなものであれば、
自然と人々は騒ぎ始め、口コミで広がるものだ。

というものでした。

マーケティングの戦略やテクニックを知りたかったポリッシュ氏からすると
拍子抜けする答えだったかも知れません。

でも、ヴァージングループのビジネスを
見ていれば、まさに答え通りのものであることがわかります。

業界の常識を破るような、画期的なビジネスこそ
ヴァージンらしいものになります。

ガーバーの考えでは、
”マーケティング”と”プロモーション”
は完全に分かれています。

プロモーションは一般的に言われているような
マーケティング戦略や手法のことを指しています。

一方のマーケティングについては、
”ビジネスそのものがマーケティングである”
という表現をしています。

これもブランソン氏の発言と重なる部分があります。

この思想からすると、プロモーション戦略はあるけれども、
マーケティングの視点は欠けているビジネスが
多いように見受けられます。

さて、あなたのビジネスに”マーケティング”はあるでしょうか?

-清水直樹

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4 thoughts on “ヴァージン流マーケティングとは?

  1. リチャード氏のこの話は
    私がお世話になっている音楽業界の方も
    同じ事を言っていました。

    目が醒めました
    ありがとうございます!

  2. 発想に独自性がある。それを実践するかしないかが大きな分かれ道だろう。それを分けるのはなにかがぜひ知りたい。夢なのかお金なのか、それとも?もっとおきな目的があるのか。その動機付けがエンジンのキーファクターだろう。ありがとうございます。

  3. 確かにやることは変わったとしても本質的なものは同じであると思います。
    やはり、事業は生物だと考えてます。

  4. ビジネスそのものがマーケティング

    読んでなるほどと感心しました

    勉強になります

    このことを意識して
    マーケティングを進めていこうと思います

    ありがとうございます

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