3種類の起業家

世の中には3種類の人達がいます。

その1.生粋の起業家
生まれながらの商人、起業家。

ゴミ収集ビジネスで100億円企業を作ったブライアンは、
生粋の起業家でした。

彼は子供の頃、友人が1台3ドルで近所の人の車を洗車して、
小遣い稼ぎをしているのを見て、
1台2ドルで同じようなことを始めました。

その後、マクドナルドのドライブスルーで、
トラックがゴミを回収しているのを見て、
いまのゴミ収集ビジネスをスタートさせました。

彼のような生粋の起業家は、大抵は親の影響で
子供の頃からビジネスに興味を持ち、
キャンディーを売って歩いた、
ニュースペーパーを作って売り歩いた、
家業を手伝って近所の人気者だった、
などの逸話に事欠かない人達です。

中でも上手くいった起業家は、20代や30代にして
リタイアできるだけのビジネスと資産を手にします。


その2.目覚めた起業家

突然、使命感に燃え、起業家精神を発揮した人達。

いまから40年以上も前、百科事典を売り歩いている男がいました。

彼はフルコミッションのセールスとして実績を上げ、
40歳そこそこで仕事をリタイアしようとしていました。

ある日、友人の紹介で、シリコンバレーにある
ITベンチャー企業の社長と会うことになります。

ミーティングのさなか、彼は突然、その社長のような
人達を支援したいという思いに駆られます。

そしてビジネスコンサルティングの会社、
マイケル・トーマス・コーポレーションを作ります。

彼の会社は順調に成長し、いまでは世界で最も
成功しているビジネスコーチング会社になりました。

もちろん、彼の名前はマイケルE.ガーバーです。

バングラディッシュで大学教授をしていた男は、
田舎町の主婦や母親が、わずかなお金すらないために
奴隷のような生活をしているのを見て目覚めます。

最初は自分のポケットマネーを貸し出していただけでしたが、
その後、国から正式な銀行として認定されただけでなく、
あらゆる事業に進出する財閥になっています。

彼の名前はモハメド・ユヌス。
銀行の名前はグラミン銀行です。


その3.眠っている起業家

1,2に当てはまらない人達全員が、眠っている起業家に当てはまります。

ガーバーによれば、全ての人の中には、起業家精神があります。

上記に挙げたガーバーも、モハメド・ユヌスも、
まさか自分がそんな起業家になるとは思っていなかったでしょう。

しかし、何かのきっかけで、起業家精神が目覚めたのです。

既にビジネスをしているからといって、
目覚めているわけではありません。

逆に、自分でビジネスをしていなくても、
起業家精神に目覚めている人はいます。

あなたはどうでしょうか?

もし、あなたがまだ目覚めていないとしても、
何かがきっかけで今日、目覚めるかも知れません。

あなただけではなく、あなたの奥さん、旦那さん、
子供、そしてもしかしたら親。

さらに今あなたと一緒に働いている社員が
突然、起業家精神に目覚めるかも知れません。

ひとたび目覚めれば、能力などは一切関係ありません。
ガーバーもコンサルティングの経験などはなかったですし、
モハメド・ユヌスも銀行業務については知識ゼロでした。

しかし、目覚めた瞬間に想像できない力が働き、
大抵のことが実現できてしまうのです。

さて、あなたの起業家精神は目覚めているでしょうか。

– 清水直樹

PS.マイケルガーバーの
「ドリーミングルーム」がいよいよ募集開始されました。
今回も少数精鋭ですので、今すぐ参加を申し込んでください。
http://michaelegerber.jp/dp/

6 thoughts on “3種類の起業家

  1. 清水さん、おはようございます! ドリーミングルームでお世話になっています。 

    私も手助けをしたい人達がたくさんいて、わくわくしながら ドリーミングルームに参加しています。

    今まで考えてもみなかったような深いレベルでビジネスに対しての理解も深まり、仲間たちと話をするだけで、自分の眠っていた部分の起業家精神がじわじわと覚醒してきたのを感じます。ドリーミングルームでの体験はこれからの自分の仕事の方向性に大きな影響を与えています。
    より、ビジネスを拡大させて、多くの人の役に立ちたいという気持ちが強くなってきました。
    本当に感謝しています。

  2. 自分がバングラディッシュへ行った時は一人当たりのGNP(当時はGDPよりGNPが指標だった)が150ドルくらいの世界の最貧国で著名な国だったけれども意外と皆が一生懸命働いて
    いたし、人懐っこい人も多かった。勤労は素晴らしいことだけれど、ただ、ひたすらまじめに
    働いているだけではなかなか成功しえないのも現実で素晴らしいリーダーがいて方向性をしっかりまとめないと豊かな国にはなりえない。たらればの話しだけれど、「もし自分が100兆以上の莫大な金融資産を保有してたら?」「もうお金はいくらでも滝から流れる水のように
    あるのなら何に使うか?」と言った時には貧しい国を国家ビジネスを作って富める国に作り変えることにチャレンジしたいって思ったことがある。どうせ人間いつか死ぬのなら、生きている間にどれくらいの影響を他人に与えるかは自分個人の資産形成よりはるかに意義がある。
    暗闇に佇んでる人々に光を与えることができるようなことであるのなら素晴らしいと思う半面、逆にそこをついた阿漕な新興宗教のようなものもあったのでビジネスでそれができたら
    いいなと思う次第だ。現実ではビジネスを行うに当たっては如何にリスクを回避するか軽減させて成功するかがカギだから、理想と現実のギャップは激しいし、どんな世界でも分野でも
    ピラミッドで食物連鎖と同じく下が多くて上が少ない自然の法則で定められたものは変えようがないだろうというのもある。貧しいものを普通のグレードくらいに上げるのが関の山かな。

  3. 死んでいます
    人類滅亡のその日まで…
    つまり、起業することは完全に消滅しているのです
    20代で為し得なかった…
    会社に入れば、既に世捨て人
    せめて、研究の道を行けば世捨て人にならずに済んだのに…
    目指した新規就農は頓挫するし
    FXはさっぱりだし
    これ以上他に何を求めますか?
    書きためた文書も全く通用しないし…
    芸能人などの書く文書に遜色があるとは思わない
    知名度の差だけということもわかった
    適職フェアでも、相談ブースでアイディアを相談してみたけど、役に立たず
    そして、2009年2月7日、徹底排除されていることを証明した…
    それからは、ひたすら、人類滅亡を願い、呪いをブログに書く日々が続く…
    2011年になって、人類の内側から呪いが出ていることがわかり、余り書かなくなった
    yahoo、googleの検索では人類滅亡と呪い、人類の幸福と呪いで検索すれば、私の書く込みが出てくるほどでした
    2009年以降、起業する気が失せていきました
    資金さえあれば、社会との接点は絶つ構えです
    物資さえ調達できれば、社会など用はない
    共存共栄は絶対にあり得ないのだから…

  4. 起業家精神が目覚める時

    それが今なのかもしれません

    やりたいことをしてそれを
    ビジネスとして昇華する

    かなり自分の理想を具現化出来始めている
    今日この頃

    これをもっと明確にかつ実践できるレベルまで
    落とし込んで、拡大させていきます

    ありがとうございます

  5. 過去にどんなに苦しいことがあろうと、それは過去でしかない。
    そして、そのように考え、未来へ挑戦し続ける人しか「成功」を手にすることはできないのでしょうね。
    苦しみは、人それぞれ感じ方が違う。
    だからこそ、何に焦点を当てるかで、障害を乗り越えたり回避するモチベーションを維持できるかが決まりますね!

  6. 起業家精神とは、誰かの役に立ちたい!と仕事を始めること…で、いいのかな?

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