「酸素の嫌いながん細胞」

From杉本

昔私は、仕事でがんの手術に、
週に何回も立ち会っていました。

勤めていた会社の、
手術器械の、取り扱い説明をするためです。

そう言う訳で、
がんには特別な関心がありました。

お付き合いのある医師の多くは、
ストレスはどんな病気の原因にもなると
よく言っていました。

そして、心配事やストレスを感じている人は
ほとんどの場合、呼吸が浅くなっているとも教わりました。

健康な細胞は酸素結合で代謝作用をしますが、
がん細胞は、酸素が多くてはできない、
発酵作用で代謝しているため、
酸素の豊富な環境ではうまく代謝できません。

つまり、酸素が多いと、
がん細胞は生きていきにくいのです。

ストレスを追い払い、健康であり続けるために
酸素を身体に取り入れる、呼吸はとても大事です。

何度も申し上げているように、
呼吸は腹式呼吸でしましょう。

腹式呼吸は、自律神経を整えます。

肺の下に横隔膜があるのですが、
この膜を、いかに長い時間、
動かしてるかが、ポイントになります。

なぜなら、この膜は、
たくさんの自律神経が、密集しているところ
なのです。

身体の中でも数少ない、
自律神経に直接働きかけることのできる
場所なのです。

お腹に空気を大きく入れたり、
出したりしてあげる。

これによって、
下側から横隔膜を持ち上げたり、
おろしたりしてあげるのが、
「腹式呼吸」と言えます。

大事な点は、腹式呼吸は、
吸うより、息を吐くことが大切だと知ることです。

まずは鼻から、息を吸ってみてください。
ある程度吸ったら、一旦息を止めます。

2秒ぐらい。

そして、ゆっくりと、吐き出していきます。

この時、ゆっくりであればあるほどいいのです。

そのほうが、自律神経の副交感神経に
働きかけて、リラックスすることができます。

長く、ゆっくりと、少しずつ息を吐いていく。

これが、自律神経を整えるポイントになります。

リラックスすると、健康だけでなく、
考え方も前向きになりやすくなり、
充実した幸せな日々を過ごすことにつながります。

あなたもぜひ試してみてください。

育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝いー

杉本恵洋(すぎもと しげひろ)

PS.私はこれを試してからストレスが大きく減りました。
あなたにもぜひご参加頂きたいと思っています。
http://www.0stresslife.com/zrl/

9 thoughts on “「酸素の嫌いながん細胞」

  1. ためになるコメントをありがとうございます。仕事を続けて行く上でストレスとは無縁ではいられないものですね。ジョギングやウォーキングにしても呼吸を楽にすると長時間楽にできるようになります。やり慣れてない人は苦しそうに「ハーハー」と口で呼吸しているけど、
    できれば鼻から吸って、息を吸うよりしっかり無理なく長く吐くようにすると吸う方も大きく吸えます。呼吸を楽に静かにすると有酸素運動となりダイエット効果もその分増します。
    レースに出場するので早くなりたい人もドタバタと呼吸を乱して走っては早くはなれません。
    最初はペースはゆっくりでも体を大きく、呼吸を楽に、軽い感じで走った方が結局スピードも速く走れるようになります。夏場はきついから秋からという人が多いけど、私は夏場のスタートをお勧めします。きつい夏だから距離を短くして、毎日でなくてもいいから週何回とか決めて無理なくスタート。夏に走っておくとその分、秋は楽になるし、夏に走ってなれてきているから秋には楽に夏よりいいフォームで走れるようになります。発汗量も多いので肌にもいい。
    水分は一度に多く飲まずに少しずつ分けて飲み、4,5回目からは暖かい飲み物を取るといいです。冷たいものの取り過ぎも体に不調を来たします。皆さんの健康を祈ります。

  2. 特に、私は自律神経が弱く、自律神経失調症と診断されたことがあるので、これは重要です
    ストレスが掛かりすぎていたことが云えるのではないかと思うのです
    ストレスフリーはいいですね
    本来かくあるべきです
    人の能力を最大限に発揮するのも重要ですね
    この数日、人間の体に回復力が備わっていることを叔父が証明してくれています

  3. おはようございます。

    「息の仕方ぐらいで」と思われるかもしれませんが・・・

     爺さんは ちょと、意識するようなときは(ウオーキング・階段を早めに登るときなど) 「吐いて・吐いて。吸って・吸って(吸う方は意識しないでしぜんに)」をすると、疲れにくい気がします。
    ストレス・がんの予防からはずれますが、心がけています。

    いつも記事を楽しみにしてます。
    ありがとうございます。

  4. 呼吸ですね

    普段の生活で意識しようと思っているのですが、
    忘れてしまいます

    それだけ意識がまだ足りないという証拠ですね

    よりよい生活を送るためにも
    もっと呼吸に対する意識を高めようと思います

    ありがとうございます

  5. いつもアドバイスをありがとうございます。
    瞑想や座禅をする時も深い呼吸をしますが、有酸素運動を取ってみても、ストレスの解消に呼吸は深く関わっているんですね。
    私も早朝、ゆっくりとしたペースでジョギングをしていると、瞑想をしている時と同じような、心の穏やかさ、静けさを感じたりします。
    カラオケなども腹式呼吸を意識して歌うと、よりストレス解消になるかも知れませんね。

  6. 貴重なメッセージ有難うございます。
    ラージャ瞑想の呼吸法がまさにこの方法なのですが
    その医学的な理論まではよく知りませんでした。
    鼻で吸うのは、口呼吸の弊害からも理にかなっているんですね。
    また、癌細胞が酸素の多い環境下では生育しにくいというのも勉強になりました。
    これから意識して今回のメッセージを思い出して呼吸に意識を傾けてみます。

  7. 昨年の春突然、左の腰が痛くなり左足が上がらなくなり、腰もひねることはもちろんしゃがむことも苦しくなりました。私は野球をやっていてちょうどその頃投球フォームを変えたのでその影響かと思っていました。私は整体に行きました。そこで言われたのは呼吸が浅すぎるということでした。呼吸が浅いのでアバラも膨らまず横隔膜が動いていないと言われました。けがして当然の体だと・・・・

    体が硬くなるだけでなく中身にも悪影響なのですね・・・
    意識して深い呼吸をしようとしているのですが何かに夢中になったりしているとついつい忘れてしまいます。

    体は資本。体を長持ちさせるためにも今一度呼吸にも意識を向け、健康を保ちます。
    忘れていたことを思い出せて頂きありがとうございました。

  8. 腹式呼吸で癌の発生が抑えられるというようなことが書かれていましたが。
    ちょっと気になったので、ご連絡します。

    癌の発生には、活性酸素というものが関係しており、これは肺から吸収した酸素が体内で変化したものです。
    この活性酸素は大変有害ですが、必ず体内で発生しており、これに対抗するのが、各種抗酸化酵素などです。

    私は大学でそちら方面の勉強をしておりますが、この活性酸素が、
    呼吸の変化によって発生しなくなる、しにくくなるという話は聞いたことがありません。

    「腹式呼吸で癌が抑制されるんですね。勉強になりました」という類のコメントがあったので、
    多くの方に誤った誤解を与えている場合、ちょっとまずいのではないかなぁと心配しています。

    数万人の方が参考にされるメディアであることを考えると、内容にもう少し気を使ったほうが
    良いかと思いご連絡しました。

  9. 中心さん、わたしも同じ様に感じておりました。偏った(片方の)情報だけでは少々危険ですね。
    発言してくださった事、感謝しております。ありがとうございます。

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