海賊狩りのゾロ

kaizoku

<コミックマーケット>
3日間で54万人 震災で5年ぶり減 
最終日は過去最高の20万人

これは、14日のヤフーニュースの見出しです。
今月14日に閉幕した日本最大の同人誌即売会
「コミックマーケット(コミケ)80」の来場者数です。

震災の影響で減ったとはいえ、
3日で54万人ですよ。

おそらく今、他の業界で、
これだけの集客をするのは、
かなり難しいというか、
奇跡に近い数字、恐るべき集客力です。

上記の数字は、東京ビッグサイトで行なわれていた
イベントの数字ですが、
僕が14日に、家族とたまたま出かけていた
大阪南港のある場所でも、コスプレをした人たちが、
全体の2割を占めるほど、たくさん見かけました。

きっと、何かのイベントが大阪でもあったんでしょう・・・、

しかし、テレビは、、、?

東京のみならず、大阪やその他の地方を含めると、
ひょっとしたら、この3日間に100万人近くの方が、
アニメ系のイベントに参加していたのではないでしょうか?

もはや、このムーブメントは、
とてつもない規模にまで成長しているのです。

ところが、この状況、
おそらく日本中で最も大きなムーブメントを
報道するテレビはほとんどありませんでした。

ヤフーのコメントにもありましたが、
もはやテレビは時代遅れ。
もしくは、偏った情報だけが、
報道されるメディアであると、
言えるのかもしれません。

「ONE PIECE」

このように今や”アニメ”は日本を代表する文化にまでなりましたので、
今日のタイトルを聞いて、
ピン!と来た人は多いでしょう!

そうです、海賊狩りのゾロとは、
「ONE PIECE」に出てくる登場人物なのです。

ちなみに、このアニメは累計2億3000万部を突破し、
30カ国以上で翻訳、販売されている
モンスター作品なのです。

まさにアニメ界の頂点にたつ作品といっても、
過言ではないかもしれません。

しかし、僕はなんとなく、
最初の印象がよくなくて、この作品を
読まず嫌い、していたのです。

ですが、これだけヒットしているのですから、
何かがあるはず、と読みはじめてみると、
これが、噂に違わず素晴らしいんです。

これだけの作品を一言で片付けるのも、
申し訳ないのですが、
「面白くて、感動する」
ということでしょうか?

とにかく、心を振るわすストーリー、
名言がワンサカでてくるのです。

そして、今日はその中でも、
登場人物であるゾロが単行本50巻で言った
言葉を紹介したいと思います。

この言葉は、王下七武会と言われる、
超強い相手を倒して、ほっとしていた時に、
もう一人の七武会が登場した時のセリフです。

ハッキリ言って、この状況で勝てるわけがない、
もはや殺されることは避けられない!という状況で
ゾロがいち早く相手に挑みかかろうとする場面です。

全身ボロボロのゾロが仲間から、
「待て!無茶だろ絶対」

と止められた後に、こんなセリフを言いました。

その言葉とは、、、、

「災難ってモンはたたみかけるのが世の常だ。
言い訳したら、どなたか助けてくれんのか?

死んだらおれはただ
    そこまでの男・・・!!」

いや、鳥肌がたつセリフです。

確かに世の中、生きていれば、
いろんなトラブルや災難に巻き込まれるでしょう。

天災、人災、政府の納得いかない政策、仲間の裏切り、
部下のミスに、家族のトラブル、、、

誰の人生においても、
いろんな不幸や災難というものは、
付いてまわります。

しかし、自分の身に降り掛かった災難を、
誰かにウダウダと言ったところで、
助けてくれるわけではありません。

自分自身で、道を開くしかないのです。

政府の増税や、その他の対応が納得いかなかったとしても、
政府はあなたのお母さんではありませんし、
あなたが、快適に過ごせることだけを願って、
何から何までしてくれるわけではありません。

就職難で職が見つからないかったとしても、
企業も生き残るために、必死で毎日がんばっているわけですから、
会社のニーズに合わない人を余分に雇う余裕はありません。
会社にとって有益な人材、人物になれば、
どんな企業も欲しがってくれるのです。

信頼していた仲間が裏切ったとしても、
周りの人は同情してくれるかもしれませんが、
あなたの生活を立て直しくれるわけではありません。
自分自身で、一からやり直さなければならないのです。

どのような出来事の影響を受けたとしても、
今、僕たちがいる現状は、
全て僕たち自身が選んだ結果です。
誰のせいでもありません。

言い訳したくなる時は誰でもあると思いますが、
言い訳をして事態が好転することはまずありません。

誰の元にも、トラブルは起こるし、
むしろ、自分が成長すればするほど、
より大きなトラブルが目の前に、
でてくるだけなのです。

とにもかくにも、今の僕たちの現状が、
自分の力であり、自分の選択なのです。

ゾロが言うように、言い訳をしたら、
誰かが助けてくれるわけではありませんし、
もっと悪いことに自分の力を小さくしてしまいます。

自分の結果に全ての責任を持って、
プロアクティブに力強く生きていきましょう!

ー飯村匡博

PS.
僕が、「7つの習慣」に惹かれる理由、
それは、何よりもまず主体性を発揮することの
重要性を説いた本だから。。。
このDVDも本当に素晴らしい内容ですので、
特別割り引きの今日までにゲットしてください!
http://www.nextleader.jp/the7habits/freevideo/vol_01.html

9 thoughts on “海賊狩りのゾロ

  1. 昨日、子供達とテレビ録画のワンピースを見ました。ビビ王女が登場するものです。
    我が家では主人は定期的に見ているようですが、息子はNARUTOや銀さんなどが好きなので、私もワンピースは今回のように映画版がテレビで見ることができる時に録画して見ます。
    ワンピースの仲間達は、絆を重んじ、何事にも諦めない精神、さらにはユーモアをも持っています。
    ふと、「ワンピースが流行る日本は、事態を好転させる潜在的能力があるのでは?」と思ってしまいました。
    現時点で足りないのは、ルフィーのような…?…ワンピースの主要メンバーのようなリーダーなのだと思います。
    リーダーシップを発揮できる人材に、今、ワンピースを見ている子供達にもなってほしいです。
    憧れを目標に変え、それを達成する技術を教えてやらねばなりません。
    基礎がマスターできていれば応用ができます。
    次世代の可能性を信じて、7つの習慣をたたき込んでやろうと思っています。
    この習慣を持つことが、私がいなくなったときでも、その子を救うことになるカギになるでしょう。
    私自身、憧れを目標に変える技術を身につけていきます!

  2. 言い訳したくなる時って誰にもありますね。
    ところで現時点で後半が真っ赤。
    修正されるとは思いますが。

  3. その通りですね
    立て直す方法を、今の3次元空間で見いだすことが不可能な場合は、それまでと考えるしかないのでしょうか
    ということで、私は、人類滅亡を待つことにしたのです
    その方が道が開けますからね
    既得権益がなくなる世界なんていいではありませんか
    何からも縛られることなく生きる権利は万人にあるはずですね
    幸いにして、人類社会は滅亡へ向かって突き進んでいるものと思われます
    人類滅亡によって、受けるリスクはなく、教授できる恩恵は最大限
    これを待たずして何とする

  4. 私も「ONE PIECE」が好きで、
    よく読んでいます

    「ONE PIECE」という漫画は、
    そこらへんの自己啓発書に比べても
    学ぶべきところが私自身すごくあるなと
    感嘆しています

    自分が苦しい局面に立たされても
    誰も助けてくれないというのは事実

    そんな局面で、
    自分の力で解決できるだけの
    思考と行動力を
    今、必死で身につけているところです

    このご時勢、自分の力で
    生き抜く力が重要であると
    身に染みて感じています

    これからますます思考と行動力を
    養っていこうと思います

    ありがとうございます

  5. 昨日、録画してたワンピース見ました。
    最近涙もろいのか、やたら涙がでてきましたね。
    昔はこんなに涙なんかでなかったのにな・・・

  6. いつも勉強になるお話をありがとうございます♪

    シビれる言葉ですね。

    僕は、今目標にしていることを成し遂げるまでは死なないと思っていますし、
    逆に、成し遂げることができれば、それで死んでもいいと思っています。

    ちなみに、ONE PEACE、未だに読んだことも見たこともありません。

    おもしろそうなドラマもあえて見ません。
    みたらハマっちゃうから。
    ハマったら、時間を拘束されてしまうから・・。
    ちょっとマジメすぎるかもしれないですけど。

    ちなみに、もしかしたら、飯村さんと僕は、ちょっと経歴似ているかもしれないなぁ、と思ったりしています。幼児教育の会社にピーンと来ています♪

    それではこれからも楽しみにしています。

  7. この度のメールマガジンは小学生でも理解し納得できる素晴らしいものでした。

    当たり前のことがつらつら書いてあると「分かってるよ」と反発してしまうことがありますが、短な題材で更に別の角度からの教示はすっと心に入ってきました。

    ありがとうございます。

  8. 確かに自分のスタンスを見直すいい機会です。
    クライアントからもらった本「チーズはどこへ消えた?」を思い出します。

    きっちりとスケジュールを組むこともいいですが、
    あらよ、あらよっと、乗り越えながら体制を見直すことも大切ですね。

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