世界最強チームの秘密

あなたは「最強の組織」と聞いて
何を思い浮かべるでしょうか?

ご存知のように今、世の中には
いろいろな組織があります。

もしあなたが会社で働いているのなら
どこかの組織に所属しているのかも
しれません。

もし起業家やマネージャーなら
組織を引っ張って行く役割を担っているの
かもしれません。

個人的に僕は、これが最強だと
思っている組織があるのですが、
それは、、、

アメリカの海兵隊です

アメリカ海兵隊のスローガンに
“The Few, The Proud.”という言葉があります。

これは「誇り高き少数精鋭」を意味し
このカッコ良さに僕はシビれました。

きっと多くの起業家やマネージャーは
優秀な人が集まる少数精鋭の組織を
求めていることでしょう。

では、いったいどのようにして
海兵隊はこの「誇り高き少数精鋭」を
実現しようとしているのでしょうか?

その秘密はブートキャンプと
呼ばれるものにありました


以前、「ビリーズブートキャンプ」という
ダイエットDVDが流行りましたが、
そのブートキャンプも軍隊訓練という
意味から来ています。

海兵隊に志願した人はその
ブートキャンプの訓練に約3ヶ月間、
強制的に参加させられます。

その厳しいブートキャンプに
耐え抜いた人のみ海兵隊隊員に
正式になることができます。

そしてブートキャンプを卒業した
人たちの間には圧倒的な信頼関係が
生まれるのだそうです。

必要なのは共通の原点・・・

ブートキャンプでは主に、
4人でチームを作りそれぞれの
チームで競争が行われます。

そしてチームが競争で負けた場合、
それはチーム全員の責任になります。

つまり、チームのメンバーが一人でも
何かミスをするとそのチームが勝利できない
可能性が常に付いて回るのです。

それをみっちり3ヶ月行うことで、
チームの中に共通の原点が生まれます。

なぜなら、

チームの勝利=自分の勝利

となるからです。

ブートキャンプを通じて
チームのメンバーは自分のことだけでなく、
自分のチームを勝利させるにはどうしたら良いかを
常に考えるようになるそうです。

当然そこには、
組織に寄り掛かって自分だけ楽をしようとか、
誰かがやってくれるのを待っていようとか、
付いて来れない人は放置して置いて行こうとか、
そんな雑念はなくなります。

そして最終的にそのチームは
全員がリーダーシップを取れる組織になるのだそうです。


最強チームを目指して!

僕は組織論の勉強をしていたときに
このアメリカ海兵隊の話を聞いたのですが、
当時とても感動した覚えがあります。

そして僕も実際にこんなスゴい組織を
作ってみたいとも思いました。

今、僕が関わる組織はまだ全員が
リーダーシップを取れるような組織には
なってはいません。

おそらく主要メンバーが抜けたら
一気にその組織は崩れるでしょう。

ですが、僕にはその理想の組織という姿が
あるので組織作りに迷うことはありません。

組織みんなで戦い、組織みんなで勝利する、
そして組織みんなが大喜びして感動を分かち合う。

あなたもそんな最強の組織を作って、
何かでかいことをやってみたいと思いませんか?

磯貝優

PS.
組織の目指す方向を決めればブレはなくなります。
まずはここからスタートしてみてください。
http://www.nextleader.jp/the7habits/freevideo/vol_01.html

9 thoughts on “世界最強チームの秘密

  1. 軍隊には善悪の判断は必要ありません。
    トップの思考のみに従い勝つために最善を尽くす。
    勝利こそ正義、まさに最強の組織です。
    でも???
    僕のいとこは、女性ですが湾岸戦争にいきました。今は退役して伯父さんとアメリカで寿司屋をやっています。30代前半ですが、最強の組織にいてなぜ早く退役したのかを聞いたことはありません。
    今日、聞いてみたいと思います。

    軍隊を嫌いなわけじゃないです。必要だと思っています。が、普通の組織とは性質が異なるような気がします。

  2. 組織の目標をメンバー全員が共有し、さらにそれに向けて個々が
    自分の力を120%発揮することを当たり前になると、強い組織になるんでしょう。

  3. 軍隊、軍事とは究極の善悪の判断たる『正義』を守り抜くことにあります。

    軍事、国防を放棄した国には、したがって、『正義』は存在しません。(大東亜)戦後日本の精神的荒廃の原因はそこにあるといってよいと思います。また、国防を放棄した国は、『軍事と医学』が科学技術を動かす原動力だという社会的常識、人材育成の発想が欠ける傾向にあります。

    4人(少人数)でチームを組むということは、自分がリーダーならば何をすべきなのか瞬時の油断なく常に考え続けるということであります。軍事を放棄していない国にあっては、『兵站』・『補給』・『情報』・『銃後の守り』とは何か、それを考えることが、組織論の基本・初歩ということになります。旧敵国のことを褒めたくはありませんが、海兵隊に学ぶことはたくさんあると思います。

  4. 善と正義は違います。
    僕が思う悪にも、正義の言い分があるでしょう。善と悪は人によって違うときが多々あります。
    正義じゃ善悪の判断は出来ないと感じています。

  5. 今、私の組織はなかなかまとまっていません、チームの勝利=自分の勝利と考えられる様に成ると良いですよね・・・何時も参考にさせて頂いております、本当に感謝したします。これからも色々と教えて頂けたら本当にうれしいです。 感謝

  6. なるほど。確かに究極の組織ですね。
    そう考えると、ビジネスマンは、所詮は金を稼ぐために働いていますが、兵隊は、自分や仲間の命を守るために生きていますから、意識というか、モチベーションというか、必死さも全然違うでしょうね。
    気づきをいただいて、ありがとうございました。

  7. 日本の政府機関にはリーダーがいませんね
    この論理で行くと、日本の政府機関は駄目ということですね

  8. 強い組織をつくるためには経験が必要だと捕えました。
    限定期限、少人数、連帯責任で乗り越える経験が、必要だと感じました。
    これは取り入れたいですね。

  9. 組織を組む上で、
    自分ひとりではなく、
    チームが一丸となって
    組織を向上させていく

    まさに理想ですね

    チームが大きくなり、
    人数が多くなればなるほど、
    意思の統率というのは、
    厳しくなります

    だから少数精鋭のチームで
    個々が最高のパフォーマンスを
    発揮できるように
    画策しています

    自分の理想を実現出来るように

    ありがとうございます

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