あるスポーツ新聞の見出し

ある週末の朝、
電車に乗っていると、
おっちゃん達がスポーツ新聞を読んでいた。

ここは関西なので、やはりスポーツ新聞の一面は
阪神タイガーズネタが見出しを飾ることが
圧倒的に多いのです、。

何気にそのおっちゃん達の読んでいた
新聞の見出しを見ていると、
突然、過去にタイムスリップさせられたかのような
錯覚を覚えたのです。

なぜなら、、、、

複数の新聞の見出しが、
同じ日の同じ時間に読んでいるとは思えないほど
正反対の内容になっていたからです。

ある新聞では、

新井二刀流や
一塁手起用

もう一つの新聞では、

守砲異例の特守
四番サードは任せた

なんと一方の新聞では、
阪神タイガースの新井選手が、
守備に不安があるので、
バッティングに負担をかけないように、
一塁手への起用も考えているという記事。

そして、もう一方の新聞では、
真弓監督が、四番サードをお前しかいない、と
新井選手を信じて、守備練習を見守る
という内容だったのです。

真逆の情報

確かに僕たちは、普段の生活でも、
同じような体験をすることがあります。
数多くある成功法則などでも、
180度反対のことを言っていることは、
よくあります。

例えば、
・カルシウムを摂取するために牛乳を飲みましょう
・牛乳は飲んではいけない

とか、

・「Yes」を引き出す交渉術
・「できるだけ早くNOを引き出す交渉術」

とか、

・脳は12才で成長が止まる
・脳は、死ぬまで成長し続ける

などなど、、、
数えてみればキリがありません。

どっちを信じればよいのか?

結論から言えば、
どちらを信じれば良いのか?は分からないと思います。

と、いうより、実際に試してみて
自分にとって効果があった方法を
信じれば良いと思います。

なので、常に正しい情報を手に入れるためには、
有益と思われる情報を全て試してみる必要が
あるのではないでしょうか?

つまり、いくら情報を手に入れたとしても、
実践しなければ、正しいかどうか?
価値がある情報があるかどうか?
というものは、絶対に分からない、
ということなのです。

私たちの周りにはいろんな情報があります。
ありすぎるほどです。
しかし、情報がありすぎると、
ほとんどの場合、人は頭でっかちになり、
行動ができなくなってしまうのです。

どの情報が正しいのか?
どの方法が自分を成功に導いて行くのか?
その答えは、実践するまでわかりません。

今回のスポーツ新聞の記事はともかく、
物事には、表と裏があります。

どっちがいいのかな?と迷う前に、
まず試してみてはいかがでしょうか?

きっと、自分にとって、
ベターな方法に出会えると思いますよ。

ー飯村匡博

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11 thoughts on “あるスポーツ新聞の見出し

  1. おはようございます。まさしくその通りだと思います!

  2. 鋭い。実際に人間は活字化されると事実と思いこんでしまうけれど肯定的にも否定的にも記者のさじ加減と書き方、表題でがらっと内容が変わってしまいますからね。例えば会社の業績でも数字を伸ばしても「この市場は伸びる市場だからこれくらいは伸びるもの」と当たり前にしてしまうこともできるし、逆に数字を下げても「この難しい環境の市場でこれくらいの被害にとどめたのはすごい。」ということにもできます。自分がレポート書くときも結果として周囲をどういう方向に誘導するのがベストなのかを計算して書くこともレポート提出後の仕事に
    大きく影響を与えます。市場の動向やこれからの方向性の目利きが如何に正しくできるかが
    重要なのですが。難しいけれども十分注意したい課題です。

  3. 情報を集めて、被験者を増やして、サンプルを集めない限り、どれが正しいかはわからない
    ひょっとしたら、遺伝子レベルまで解析しないと行けないかも知れないし…

  4. 今日のは深いですね。
    実は正しいことなんかないとも言えますし、全てが正しいとも言えます。
    結局、自分で選んでいくしかないのですね。
    自由とは時に人を不安にさせて、だれかに決めてもらいたくさせますが、勇気を持って自分で決断していきましょう。

  5. 人それぞれ違った現実があるので、何が正しいかも、何が常識かも
    実は存在しないのかもしれません。
    正しいとか、常識とかは、そう思い込んでいるだけの状態、洗脳状態のような気がします。
    情報に踊らされず、自分でやってみて判断するしかないですね。

  6. 本当ですね。何が正しいかに振り回されるより、自分に合っている方法を見つければいいだけですね。

  7. 確かに、○○先生と記されていて、活字になっていると 誘導される様に為りがちです。
    従って、その種の情報をシッカリと集めて、その事に詳しい友人等に話し掛けて観る事も重要では無いでしょうか。
    最後は自分で判断するしかないでしょう。
    過去の経験、失敗事例等も大いなる判断材料になります。

    何れにしましても、大きな失敗にならない様に足元を踏み締めながらして、チャレンジしてみる事も大切と思います。

  8. 野球音痴です。が、おっしゃっていることがよく分かります。
    世の中に存在している陰陽(ポジティブとネガティブ)、どっちが正しいということではなくて、同時に存在していることを受け入れると中庸になれますね。

  9. 実際にやってみないとわからない。
    はい、その通りだと思います。
    で、実際にやっていたら時すでに遅しで、効果なし。
    もう身長は伸びない。とか。
    あの学校には届かなかった。とか。
    成功しなかった。金持ちになれなかった。とか。
    ・・・だからと言って、もう一つの方法をやってたとしても、効果があるかは分からない。
    もしかしたら、同じ結果となり、後悔する・・・。(凡人が経験することです。)

    これは、成功した人が「この方法はいい」と言っているだけで、必ずしも全員には当てはまらない。
    と言う良い例えです。

    いずれにせよ、正反対の事は同時には出来ないので、自分の信じた道は振り向かないようにする
    努力が必要です。ゴールは一つでも、たどり着くための道はたくさんあるはずです。
    が、無理をするとストレスとなるので、Uターンもたまには良いのではないでしょうか?

  10.  スポーツ新聞の書いてあることに信頼を置くこと自体が間違っていると思います。

     TVの番組も恣意的に作られているケースが多いのでなかなか信用おけませんし。

     私は医師ですが、朝日新聞の医学関係の記事も間違いが多い。
     たとえば、警察関係や役所関係の人から見ても自分の領域に関しては新聞もよく間違っているなと感じているのでは?
     ちゃんとした新聞でも真実を正しく伝えることは難しいと思っています。

     ちょっとピントがずれましたが、大事なのは自分で調べ、(マグマが噴出すまで)考えて、判断するということだと思っています。

  11. ノウハウだけではなく、
    実際に自分が経験してみた結果を
    正しいものとする

    これが正しいとは、
    人それぞれ異なるのだから、
    人が進めるものが
    必ずしも自分に良い影響を
    及ぼすとは限らないですよね

    ありがとうございます

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