世界のおサイフにっぽん

「世界一気前のいい同盟国 日本」

byアメリカ

あなたもご存知のように
日本にはアメリカ軍の駐屯地が各地にあります。

日本をはじめとする極東の安全と平和を見守るアメリカ。

平和の為に命をかけてくれる彼らに、
日本がどのような恩返しをするかと言えば、、、

総額約3兆円のおもいやり。

これは、思いやり予算の開始当初から
現在までに日本が負担した駐留経費です。
(※少し古いデータです)

日本は他諸国にも大変親切にふるまっています。
政府開発援助ODA

中国へ 
総額約6兆円。

韓国へ
総額約2兆円。

毎年のODA拠出額

約1兆円。

2012年、世界第2位の経済大国へのODAは
42.5億円に決まったそうです。

世界第3位に転落した日本が、
世界第2位に援助を続ける歪みは、
一体どうしたら起こるのでしょうか。

大地震に悲鳴を上げて、
立てなおしの為に税金を上げると議論のある中、
「なぜ?」ともっと私たち国民は疑問をぶつけ
なければならないのでは?

景気低迷で、学費捻出にあえぐ日本国民がいるなかで、
多額の資金が中国の学生へ流れている現実があります。

そうして、当の中国が感謝してくれるかと言えば、
日本は、援助はしても賠償をしない
と怒っているのが現状です。

賠償という名をかいくぐり、援助という名目で
お金を流した日本の暗黙の了解を、
かの大国には組みとってもらえないのです。
(※中国(中華民国)は賠償金請求権を放棄していますが、
在外資産による賠償は受けています)

60年もかけて、日本の真心はなぜ伝わらないのか。

暗黙の了解。
口を慎む。
行間を読む。
空気を読む。

こうした日本独特の美徳が仇をなした。
うとしか思えない現状が横たわっているのです。

(実際、日本のODAは戦後賠償の意味合いが強かったのですが、
全く伝わっていないのです。
なぜなら、誰もそうと声を出して言ったわけではないからです)

中国には、
「大声を出した者勝ち」
という文化があります。

皆が皆、自分の主張を言う中で、
より大声を出した者の意見が通る。

そうした文化の中にあって、
日本の無言文化はあまりにも無力でした。

言葉に出さなくても、心は通じる。

これは日本という島国でしか通用しない「幻想」であると、
そろそろ気付かなくてはなりません。

勿論、日本の援助に感謝してくれる国も、
たくさんあります。

3月の大地震では、135カ国もの国々から
応援メッセージや義援隊や義援金が送られて、
日本に助けられた恩を返そうと
一丸になってくれた経緯があります。

日本人のがんばりや、思いやりは、
決して無駄ではありません。

しかし、感謝される必要はないなどと、
そこまで高潔になる必要はないのではないでしょうか。

アジア圏などで規模を拡大する会社では、
こうした文化の違いに戸惑う声をよく聞きます。

「郷に入ったら郷に従え」もまた日本だけの名言です。

大声を出すのが苦手なニッポン。
せめて、相手に理解してもらえるまで語り尽くす。

そうした尽力とコミュニケーションを
惜しまないことが大事なのではないでしょうか。

この問題、あなたはどう考えますか?

中藤 里美

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26 thoughts on “世界のおサイフにっぽん

  1. 確かにおっしゃる通りです。
    日本の常識は世界の非常識という言葉が一時期流行りましたが、まさに
    その通りです。

    どこの国と言わず、真意は言わないとわからない。夫婦の間であっても。
    この愚かであっても愛すべき日本はどこに行くのでしょうか?

  2. 本当にそのとうりですね
    口に出して言わないとわからない
    いつまで世界の財布でいるつもりなのでしょう
    もう底が見えているのに

  3. 私は海外営業をしていましたが、日本と外国との国交をみると会社と会社、個人対個人でも
    似てると感じることがあります。例えばアジアのある国で新聞広告を3カ月で3万ドルやると
    きまっていたのが勝手に半年やって費用も6万ドル以上かかってしまった。「折半という約束だから半分支払え。」などと言ってくる。一流大卒の先輩は「うーーん、まいっちゃうよなー。うーーん。」と唸って何もできない。自分はそのまま「ふざけるな。3カ月3万ドルだろうが、あ!」とそのままぶつかり騒然となる。でも最初はそうやってガンガンやりあっても
    物別れになることはほとんどなく、逆に解決すると前より仲がよくなって相手も事前にきちんと相談したり連絡をくれるようになる。日本は何でも相手のいいなりに支払いを実行し、相手からは大した見返りなくやられているように思う。営業でも何でも相手のいいなりの奴隷セールスというものもあるらしいけれどもそれだと逆に自分も相手も儲からないことが多い。
    「否定すべきは否定し、交渉すべきは交渉する。」という姿勢があれば相手は最初はちょっと
    むっとしても売り込む商品に価値があるとみなす傾向がある。「絶対もうかる投資話」があれば営業なんてしなくても口コミでガンガン広がっていく。「いらねえ!」って電話を切ろうとすると必死に食い下がってくる。本当にバリューのある商品ならそんなに必死に売り込む必要はない。どんなに態度が大きかろうが、利益が出るならそれこそ土下座してでもやって欲しいと向こうの方から来るものもいるものだ。それに儲かる説得力ある話なら個人に売るのではなく会社へ売るはずで不特定多数の個人を相手にするということイコール詐欺。だから潜在的に
    経営者でも国政をつかさどる立場のものも下手に出過ぎるとそれだけ自分に自信のないもので
    価値のないものに見られてしまう。財政が逼迫しているのだから中国に援助はもはやいらない。ただし、インフラが不十分だから水道、道路、鉄道、ビル、原発などのインフラとのひもつきなら経済効果が期待されるので場合によっては出しても致し方ないし、多分そのあたりの
    事情はあるのだと思う。いずれにしても日本自体に他の国にはないか優れた技術やノウハウが
    ないと外交もうまくやりきれないし、あっても外交が下手で条件などの交渉がうまくいかないと出した資金も無駄になってしまう。

  4. それでも日本を愛します。
    通じ逢える人がそこにいます。必ず。

  5. 日本など、貢がせるためにしか存在していないと考えられています
    金の切れ目が縁の切れ目
    こういうことわざもありますね
    それと同じように、拠出できなくなれば、見捨てられるだけ
    これは、政府と官僚がいけないのです
    まあ、賢者は日本から脱出して、国外で活動します
    そして、国内なら奴隷にならないように子供は作らない
    なので、日本人の質は下がるだけ
    しかも、子供手当によって、その流れに拍車が掛かっています
    国の愚民政策のために、愚民しかしかいない国日本
    立て直すのは不可能です
    しかも、メディアによって、愚民化は続けられています
    一部の特権階級と既得権益がある限り、日本は衰退の一途を辿るだけ
    最早、滅び去る以外になさそうで…

  6. まあ、人類は滅び去るときがやってきているようです
    早ければ今日にも、マネーによって人類は滅ぼされるでしょう

  7. 模倣文化、まやかし文化の溢れる中国を羨ましいとも思いません。日本人の良さ、すなわち文武に生きる気概、人情と思いやり、忍耐という精神力等々は大いに誇って価値ある文化です。失いたくないものです。

  8. 税金なんて水みたいにたくさんあるさ。という意識があるのでしょうね。
    簡単に○○兆なんて予算が組まれていきます。
    しかも、みんなで予算の奪い合いです。
    公務員だけじゃありません。有権者も自分のところに予算を引っ張ってくる人に清き1票を投じている傾向があります。
    民主主義も共産主義も人民の意識が高くないとうまく機能しないのでしょうね。
    エゴが全ての元凶なのかな。

  9. 敵国にいつまでも援助する愚行は、大半の国民は知らないことが問題であり、来年度から中止すべきである。中国、韓国、ロシアは特に、悪意には悪意で対応しなければ日本が滅ぼされます。

  10. 今日のメルマガですが、論点がいくつもあり、中藤さんが一番主張したい事がよく分かりません!
    もし中藤さんが、日本人のコミュニケーションについて、「口を慎む。行間を読む。空気を読む。」
    という日本独特の美徳を否定したいと考えているなら、それは間違っていると私は考えます。
    そして中藤さんには、この日本独特の美徳について、この美徳の歴史的背景や、日本人以外の
    人がこの美徳をどう考えているのかなど、もっともっと深く勉強して頂きたいと思います。
    文化は一朝一夕ではありません。浅薄な理解で良否を語ってみても無意味なだけです。以上

    1. おぐまんさん、、、あなたの言いたいことが一番良く分かりませんよ!
      おそらくあなたが一番この投稿に対する行間が読めていないし、さらに悪いことにこの場の空気すら読めていない。

    2. ずいぶん過去のコメントですが、失礼致します。

      まず、おぐまんさんの主張がハッキリしていないので、
      なんとも言えぬただの感情論になっています。

      「私は考えます」とありますが、
      これは単なる想像であり、
      「なぜ」そう思ったのかを皆に伝える必要があるのではないでしょうか?

      私はドイツに9年間いたのですが、
      総じて感じたことは、「日本人は損をする」です。

      今回の記事の通り、口を慎み、上手い事も言えず、
      ただダンマリかえる日本人は、損をしていると感じます。

      ただ、文化レベルで言えば、
      世界でも最も長い歴史を誇る日本ですから、
      深く根付いてしまっているものはなかなか抜けないでしょうね。

  11. 今こそ、暗黙の了解、口を慎む、行間を読む、空気を読む、そういった文化を日本は捨てるべきなのでは?

    そんな文化背景や教育がほどこされてきたから、今の日本の政治家がダメダメなのは言うまでもないでしょう。

    これからは日本独特の文化などと甘いことを言ってないで、もっと世界に通用する人材を作るべきなのでは?もう高度経済成長の時代は終わったのだから。

  12. 中藤さん、あなたの意見に同意しました。
    チョンにまでバカにされ、日本の外交は本当にダメダメで情け無くなります。
    今こそ、大きな声を出してきちんとした主張ができる官僚が必要なのです。

  13. 中国に対するODAは無償援助ではなく「円借款」である事もお忘れなく!

  14. 中藤さん、それから上に「同感」とコメントをされた方々、
    軍事の「思いやり」はともかく、ODA=政府開発援助に関しては誤解なさっているようです。

    Nickさんに一票を投じます。
    ODAは日本語訳だけ見たら思いやりある国家ぐるみの人助けに見えますが、日本にお住まいの皆さん、これで偉そうな顔をしてはいけません。
    日本からのODAは他先進国の無償援助とは違って、円借款(銀行業務と同じように高い利息を付けて返させる)の形式にしている部分が大きいのです(あとで日本政府がもうかる)。また、現地で日本からのODAを使った大規模公共事業に契約される会社は日系企業やその下請け仮面会社の場合が多く、結局、日本(強いコネを日本政府に持つ日本の民間企業)に還流するようになっているのです。
    ODAを使った大規模公共事業が行われる土地や港からは大勢の民間の人々が強制立ち退きをさせられ故郷も家も家業も「公共の福祉」の一言で奪われ、低賃金の肉体労働に日雇いされるのですから、発展途上国の人々の「援助の名の下の搾取だ」という不満の声ももっともですし、これらに使われる税金を納めている日本人は、それが正しく使われているかを知ろうとする意識を持たねばなりません。

    それから、日本独特の言語・行動習慣を改める必要はありません。
    なんで、海外とうまく渡り合うために独自文化を捨てたり曲げたりする必要があるんでしょう?卑屈すぎる考えだと思います。それが通じる相手には使い、通じない時は説明する機会を設けるか、ダメならそれこそ「郷に入っては郷に従え」など、臨機応変な態度で臨めばいいのです。それが自他双方の文化を尊重して、また、どちらかが泣きベソをかいたりということなく、解決していける方法なのではないでしょうか。

    それに「郷に入っては郷に従え」が日本だけの名言、っていったいどこから持ってきた知識なんですか。私の住むブラジルにもありますよ。確か英語にもあるでしょう?

    1. 日本のODAが高い金利で?
      どこからが高いと判断されるのでしょう?

      また、ODAはインフラ整備には使えないことになっていますが、
      中共政府は青道鉄道などのチベットなどの
      侵略国支配を強めるために使っています。

      つまりは日本は民族弾圧に間接的とは言え関与している。

      また、このコラムはODAを問題にしていますが、もっと酷いのはアジア開発銀行。
      頭取は最高出資額の日本ですが副頭取が支那から出ていて低利で資金を集めています。
      この辺りは青木直人氏などがより詳しく著作で書かれています。

      日本は言うべきことを言えば皆聞いてくれます。

      民主主義は大事ですね。
      自由主義も大事ですね。
      契約履行も大事ですね。
      智財保護も大事ですね。

      価値観を共有できる国とは常に親しくしたいと考えます。

      他国への侵略はいけませんね。
      言論弾圧はいけませんね。
      ましてやそのために軍隊を出すなんてもっての他。

      国民が無知故なら啓蒙し、
      自国の所行に問題があれば
      改めれば良いのです。

      我々は道義を重んずる国として、
      人道に反する国とは例え経済的に繋がりが深くとも、
      そんな人達とは付合えません。

      我が国と関係を結びたいのであれば、
      道義を整えてからにしてください。

      外交には権謀術数があるでしょう。
      それでも結果として何を為したか?
      それだけを見て我々は判断すれば良いのです。

      人を貶めたり卑しめたりする人達に
      ODAで協力する必要はありません。

      単純に、そして明快に行動していれば、
      言わずとも分かります。
      分からない人(国)とは付き合わなければ良いのです。

    2. 「郷に入っては郷に従え」という言葉ですが、
      平安時代の安然(あんねん)というお坊さんが書いたとされる書物に「童子教」というものがあります。
      この「童子教」は中世から明治時代まで日本人の教養の基礎となり、江戸時代に数多く出版されたものだそうです。

      この「童子教」の中に漢文で、

      入郷而随郷、入俗而随俗
      (郷に入っては郷に随ひ、俗に入っては俗に随へ)

      という文章があり、私たちの使う「郷に入っては郷に従え」はこれが元になっているそうです。
      そういうことで、出典は実は日本の書物、ということで良いようです。

      田中さんは、この言葉が日本だけのものかどうか、その真相について言及されていますが、それはさしたる意味はないと考えます。ライターさんは、「これが世界中の常識であると考えては危険だ」ということを伝えたかったのではないでしょうか。

      ブラジルなどは親日国で有名ですし、最大規模の日本人街があります。この言葉が日本から輸入されていても不思議ではありませんね。

      また、日本のODAはタダであげているものではありませんが、それが確実に返されると決まっているわけではありません。むしろ、踏み倒してもかまわないくらいに思われているのでは?

      毎年湯水のごとく注がれるODA。かの大国はどうやって返すつもりなのですか?

  15. たしかに日本では「言わぬが花」ですね。とくにカネに関することは。
    でも外交上、急にモノを言うようになったら・・諸外国はびっくり仰天でしょうねぇ。
    日常の人間関係だって、普段言わない人が強く主張すると
    日ごろ主張の強い人と同じことを言っているのにも拘わらず、はるかに強い反感を買ったりします。
    モノ言わぬ日本の弊害は私も認めるところですが、これは徐々に変えていくしかありません。

    それと、メッセージの冒頭の部分のことですが
    いざという時にアメリカは日本を守ってくれるかは疑問です。
    彼の国はカネがすべてですので、カネになると思えば協力援助もしてくれるでしょうし
    カネにならないと思えばあっさり見捨てることでしょう。
    カネのためなら何か理由を見つけて戦争を仕掛けていく国ですから。

  16. 皆さまへ。
    沢山のご意見、ご感想ありがとうございました。
    しかし、誤解を解かなくてはならない点がありました為に、こうしてご返信させていただくことに致しました。

    まず、ODAについてですが、「日本の援助に感謝してくれる国が沢山ある」と書いたように、それ自体を批判するものではありません。

    また、その行動が良い結果を伴わないことについて、原因に日本の美徳について書きましたが、これを批判しているわけではありません。
    外交下手と揶揄されるに至る日本の特徴について、別の切り口から原因を探ってみたにすぎません。

    やり方が合わないならば、変えるしかない。
    傍若無人になれ。ケンカ腰で行けと言うのではありません。「相手が理解してくれるまで語り尽くす」と書いたように、「会話」によって他国との関係性を構築する重要性について訴えるのが目的でした。

    そして結局のところ、ODAに対して、私の主張は控えております。このようなセンシティブな問題において、発信する側には配慮が必要と考えたからです。ですが、ひとつ意見を残すとするなら、お金で解決する時代は長くは続かないだろうという憂いがあります。

    このような難問については、一昼夜にて解決できるものではありませんが、多くの国民が関心を持ち、考えることが大事だと思うのです。

    最後になりましたが、読んでいただき、ありがとうございました。
    これからも、貴重なご意見、ご感想をいただければ幸いです。
    中藤里美

  17. 確かに 言われるとおり 「言わなくとも わかってもらえる」 とか 「遠慮」 「謙遜」 と言ったものが美しいとか 正しいような気がしていた。それゆえに利用され悲しい思いもしなかったわけではない。
    そしてまた「騙すより 騙されたほうがいい」なんて自分に言い聞かせていたりもする。

    しかし、これは弱虫なわけでもないし、アホでもバカでもない!と言いたい。

    人間が他の動物と同じ 「声の大きさ」「口、角、爪の大きさ鋭さ」といったものをむき出しにして
    感情をあらわにし 自分の事しか考えられない 人が増えたのではないでしょうか。
    親子・親類・友人ですら傷つけ 殺人だっておきる世の中になってきた。

    強国相手に意見を発表できる日本をめざしたかも知れないけど 
    強いものにへつらい 弱きものに牙をむくといった 一番見苦しい日本人になってきている気がして
    悲しいかんじです。

  18. ここでの記事は、英訳して海外に知らせたほうがいいと思います。
    私は海外在住ですが、海外では日本はお金持ちだが何もしないと思っているようなので(
    …と言われた経験あり)。

  19. 「口に出して言えない」ようになったのは戦争でアメリカに負けてからではないでしょうか?
    サムライと軍人がいなくなって、欧米の許可がなければお金も刷れない。
    子供の頃から自立心旺盛だった私は日本で人間関係でとても苦労しました。
    今はイギリスで、自分の意見ははっきり言わないと通じない。意見が食い違っても決して争いにならない。むしろお互い個性の違いを認めて味わえる。とても楽です。政府が他国の顔色を伺っている限り、国民も他人の顔色を伺う癖は治らない。自分の意見をしっかり主張する、他人の意見を尊重する、感情的にならずに真実を追求することはとても大切だと思います。

  20. 私には外交のことを論ずるほどの教養など持たない無学な人間ですが、ご指摘の、「実際、日本のODAは戦後賠償の意味合いが強かった」は、外交という立場に立って言えば、「このお金は戦後賠償だ」と言わなかった政府の外交政策に問題があり、外交的事実としては、「戦後賠償はなかった」と言われても仕方がないのでしょう。外交という国家間のレベルでは、「言葉に出さなければ意図は通じない」のが当然で、ご指摘の通りだと思います。

    しかし、個人のレベルでは、「言葉に出さなくても、心は通じる」を、幻想ではなく、実現させているのが、日本人の持つ心配りや気遣いであり、日本人の心や文化の根底をなすものだと思います。そして、今後も大切にしていかなければならないものだと思います。国際社会の今だからこそ、自国の文化を理解し大切にし、外国の方に日本を理解して貰う機会を得た時には、日本人として、できる限りの努力をするべきだと私は思っています。そのことに、還暦近くになってようやく気づき、日本の事を勉強し、英会話を習い始めました。この先、使う機会もないまま死を迎えるかもしれませんが、必要なことだと思って、続けていきたいと思っています。

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