捲土重来を期す

from 杉本

キャリア・デザインで、

1つの重要な考え方を、ご紹介したいと思います。


それは、「これまでのキャリア」と「これからのキャリア」の

一貫性を重視する。


つまり、自分が「やりたいこと」と、

自分に「できること」を認識できている。


そして、「やりたいこと」と、

「できること」の間に、

無理がないかどうかを

見ているということです。


その上で、「これからのキャリア」を、

つまり、近い将来のキャリアを、

明確に描いてみましょう。


そうすると、今を、一生懸命、

頑張ることができるのです。


こう言う言葉があります。


「将来の展望あるいは願望を意識しないと、

今どうすればよいかの判断がつかない」

「先を見て、今を生きるすべを考える」

先が見えるときには、

今ここでの生活に、次の2つの利点が生じます。

ひとつは困難に耐える力が、育つことです。


つまり、今は恵まれない状態でも、

「捲土重来を期す」(一度敗れたり失敗したりした者が、

再び勢いを盛り返して巻き返すことのたとえ)、

といった気概を持って、

頑張ることができます。


将来のイメージが描けないと、

今の苦境に、巻き込まれてしまいがちになります。


つまり意気消沈して、やる気が出なくなるのです。

先が見えることの利点の第2は、

今どうすることが、

自分の人生のたしになるか、

の判断ができることです。

どんな仕事がしたいのかを考えていても、

その仕事に就けるチャンスはほとんどない、

という方も、いらっしゃいます。


しかし、考えていないと、

つまり、明確にしていないと、

いつまでも、そうなるためのチャンスを、

つかむことができません。


メモ書きでもいいので、

まず、書いてみましょう。


これで良いと思ったら、

それを毎日眺めてみてください。


若しくは、毎日同じ文章を書いてみて下さい。


すると、ある日違ったことが付け加えられたり、

今まであった文を、消してしまったりする自分に、

気がつくことでしょう。


書き続けたり、読み続けたりしていると、

それが、自分の脳に定着して、

それが達成できるまで、

努力をやめない自分に気がつくことでしょう。


あなたの近い将来が、

必ず明るいものとなりますように。



育自コンサルタント

−自分を育てるお手伝い−


杉本恵洋(すぎもと しげひろ)

PS.あなたもこの偉大な人物から学んでみませんか?
私は彼から計り知れない影響を受けました。
期間限定公開なので、どうかお見逃しないように:
http://www.nextleader.jp/8keys/REY/

3 thoughts on “捲土重来を期す

  1. 一般的でありますが、基本の基本、日々の忙しさで忘却しますね。今の自分が違う方向を見ているので、少し物足りないかなと感じます。

  2. 当に今の自分の状態。
    「これまで」と「これから」
    「やりたいこと」と「できること」を認識して。

    目指すものを見失わないよう、
    水先案内の灯台を自分で創ろう。

  3. 杉本さん
    いつもすばらしいモチベーションをあげるメルマガをありがとうございます。
    私も、願っている事を紙に書き出して
    日々眺めながら、その願いが叶うように努力しています。
    即効性はありませんが、数か月後に実現しています。
    『書く』という事は、自分の行き先を明確にしてくれますね。
    これからも続けていきます。

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