目標がくれる勇気

7つの習慣でコヴィー博士は、

自分自身との戦いの為に、

目標に向かってつき進む

ことの大事さについて書いています。


そこで今回は、目標に向かってつき進む

一人の少女の物語をお伝えしたいと思います。


少女の物語

私が昔教えた生徒に、めぐ(仮名)という少女がいました。

めぐは本が好きな穏やかな子で、

昼休みには毎日図書室へ行き、

好きな本を読むことを楽しみにしている子でした。


ところがある日、

外出先での不幸な事故によって、

右小指を切断する大けがを負ってしまいました。


めぐは、体以上に、心に深い傷を負いました。


家にこもりがちになり、

日記を書くのを趣味としていましたが、

その日を境に、やめてしまったようでした。


指の欠けた手でシャーペンを握るのは、

とても辛いことだったのです。


しかし、事故から半年後、

私は彼女の心の力に胸躍らせることになります。

「先生、あたし、ブログ始めたよ!」


めぐは、紙にシャーペンで文字を書くという手段以外に、

キーボードで文字を綴るという手段に辿りついたのでした。


めぐのブログはとても前向きで、明るく、

ハンデを負っている少女にはとても思えないものでした。


PCで文字を書くことに慣れためぐは、

次第に小説を書き始めるようになります。


そしてある日、めぐは言いました。

「あたし、将来小説家になる」


だって、そうすれば外に出ないで済むもんね。

そんな風にちゃめっけたっぷりに語る彼女は、

きらきらと輝いておりました。


数年の月日は経ち

先日、そのめぐから「小説の一次選考を通過しました」

とのお知らせを受けました。


彼女は、夢への第一関門を突破したのです。


目標を持つ。

それに向かって突き進む。

それが彼女を勇気づけ、輝かせる大きな力となっています。


小指の事故や、そのハンデのことをまとめれば、

すぐにも出版は進むかもしれません。

(と、両親には勧められたそうですが)

しかし、それはしないと彼女は言います。


自分の欠点をさらしても、勝ったことにはならない。

純粋に自分の力で勝負したい。

同情で人の心を集めても、後でみじめになるだけだ。


めぐは今、とても素敵な恋愛小説を書いています。

彼女の本が出版される日を、心より楽しみにしています。


さあ、あなたの目標は何ですか?

あなたの特技は何ですか?


きっと、あなたにもあるはずです。

そしてそれが、あなたの自信を高め、

勇気づける大きな力となるでしょう。


中藤 里美

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10 thoughts on “目標がくれる勇気

  1. 女性上司とのコミュニケーションに悩んでいたとき、
    溜池山王の駅で昔の事業部の上司が言ってくれました。
    「お前がもっている強みを伸ばせ!」染みました。

    やはり少女のように純粋に持っているもので
    何か人に影響を与えるようになりたいです。
    その意識が今の自分をつくってくれている原点となります。
    ほっこり思い出しますね。

  2. 競技スポーツをやってた人は普通、楽しんでやるだけのプレーヤーとはかなりレベルの差があるものだけれどそれは自分の目標とする大会で優勝とかベスト16だとか目標を持ってやっていたからモチベーションがかなり違っているからだと思います。でも、例えば「おたく」にしても今やアニメは世界的な人気になってもうかなり経つくらいだから、「おたく」にしても
    そこをきっかけにネットでビジネスをやってみるとか会社を何年で作ってみようとか目標を
    設定することはできると思います。自分の場合はジムでトレーニングをする時に人それぞれ
    目的が違うわけだから「こうでなければいけない。」というのはほとんどないのだけれと
    「ぼけー」と何もしないで人のことを見てるだけのひとは嫌いだ。軽い負荷や少ない回数であっても自分のメニューをしっかり持っている人は「ああ、この人は目標をしっかり持っている
    人だな。」と好感が持てます。目標がないと何をやっても成功するはずはないし、だいたい
    面白くないんじゃないかな。ハードルは低くてもいいからハードルを越える喜びを堪能しよう。

  3. 私は5歳のころから「教師になる」という目標がありました。
    26歳のときその夢は叶いましたが、社会経験が何もない自分が子どもたちに何を教えられるだろう?という思いから公務員をやめ、起業しました。
    ビジネスを通して、生きるための教育を学びながら実践しているところです。
    めぐさんの生き方はすばらしい。
    そして、その生徒さんとコミュニケーションをとりつづけている中藤さんもすばらしいです。

  4. とてもよいお話でしたね。
    感動しました。
    ありがとうございました。

  5. 自分の欠点をさらしても、勝ったことにはならない。
    純粋に自分の力で勝負したい。
    同情で人の心を集めても、後でみじめになるだけだ。

    今のテレビタレントに爪の垢でも煎じて飲ませないといけませんね
    それしかないのかというのが多いです

    でも、経験を書くというのは、その人にしかできないことだから、それは記録として残すべきだと思うのです
    私は、私の記録を残す
    私にしかできないことだから

  6. 珍しく、かなり落ち込んでいる酒林(しゅりん)ゆきです。
    リアル世界で毒牙にやられました(笑)
    まだ、こんなこと言ってられるので大丈夫ですね!
    気持ちの切り替えかたももう知っているし、落ち込んでも何も変わらないことも、いやというほど体験してきた。
    人間は、なぜ落ち込むんだろう?などと考えてしまう。

    「あなたは。騙されるかもしれないから、気をつけた方がいい。」と、その方は助言をしてくださったのだろう。
    そんなこと、高校生の時から悩んできた。
    だから、人のいやがることを役員などもすすんでして、経験を積んだ。
    それにより、様々なことを学び免疫をつけてきたのだ。
    そんな私は、目標をみつけた。
    でも、その私にとってはたまらなくしっくりくる目標も、「何が言いたいのか分からない。何をやりたいのか解らない。」と言われる。
    そりゃそうだ!「子供たちと未来のために、私にしかできないことをしたい?」これが、私の最終的な目標なのだから。
    こんな曖昧な目標、訳がわからないにきまってる。
    だから、具体的なことは何かを探してきたんだ。
    もし、誰かが教えてくれるとき、「その人が騙すかもしれない」と思ってしまえば、たとえ、本当に親切だったとしても、その親切は空をきる。
    疑い深かった過去の私。
    今でも疑い深いが、本当に親切な人がいることも知っている。
    その人の行いが、全て正しいかなんて誰にも解らない。
    騙す、騙されない、という前に、自分自身のその感覚を信じることさえで息苦しいのだろう。きれば、結果的に自己満足を得られるのではないか?
    一生懸命やりすぎると、なぜ、それを止めようとするものが人のいやがる、出てくるのか?
    端から見ていて、  

  7. あれ?
    スマートフォンって、タッチが軽いから間違って押してしまった。
    思いっきり中途半端!
    すみませんm(__)m

  8. 目標はあるのだが、時間管理の下手さ故、実現出来ていなかった!

    そこで、勝間和代さんのコーチング手帳を勝間さんを秘書に雇うつもりで始めることと相成った!

    酒林ゆきさんのコメントを読んで言えることは、

    人が一生懸命やりだすと他人が茶々を入れてくる現象は、よくあること

    ひとつの理由として、言われているのは、

    潜在意識というものは、安定させようとする

    つまり、変化を嫌う傾向があるので、

    他人が変化を嫌うので、人の進歩向上を邪魔しようとしたりしてしまう。

    これが、往々にして身近な存在の人から起きてしまう。

    そういった意味でも、自分一人だけになれる空間と時間を作ることをお勧める!

    さもないと目標は達成されないままっだったりする!!

  9. 安藤さん、本当にそうですね。もう半年以上も前のことですが、一人になれる空間と時間、大切ですね!今からおもえば、こちらへ来てからの期間は、知り合いもいないことにマイナス的な感情になっていましたが、それは私にとって都合がよかったことだったのですね!~少し前、我が家は子育て界のガラパゴス~なんてことを思い付いたのですが、これが、今の私を生み出す絶好の環境立ったのだと思います。まだ、もう少し、ガラパゴスにいなくては(笑)

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