会社が潰れる前に・・・


売上ダウン
売上ダウン


その会社は体力的に限界で、いつ潰れてもおかしくない状況でした。

社内の雰囲気も最悪で、社員は上司に対する不満をグチグチ言うのが日課。社員同士のランチや飲み会の席では、上司の悪口が名指しで飛び交い、「こんな会社早く辞めたい」というのが社員の口癖になっていました。

「上司は能力が低い、命令だけして自分では動かない、高い給料をもらっているだけで何もしてない」、、、そんな悪口が社員同士の日常会話でした。

それに対して上司は上司で部下に対して不満を持っていました。「部下の能力が低いから、部下が仕事をしないから、部下が遅刻ばかりして残業をしないから、、、だから会社の業績が伸びないんだ」と、そんなこと毎日ぼやいていました。

つまり、その会社の状況は最低、最悪・・・

もしあなたがこんな状況の会社を見たらどう思うでしょう?この会社を再建することは果たして可能なのでしょうか?あなたならいったいどうやって再建しようとしますか?・・・

そんなとき。ある一人の人物が、このどうしようもない会社を再建するために呼ばれました。彼の名前は永守重信。日本電産の創業者で、経営再生で日本一と呼ばれる人物です。

永守氏はこの会社に来てすぐに、社員と役員それぞれに対してある「簡単な規則」を決めて必ず守るよう指示しました。

簡単な2つの規則とは?

それは、

1)社員に対して、、、「いつもの出社時間よりも15分早く会社に来くるようにして、終業時間が過ぎても15分だけ仕事をして帰ってくれ」という規則。

2)役員やマネージャーに対して、、、「今までよりも1時間だけ早く会社に来て、トイレ掃除をしてくれ」という規則。

この簡単な規則を、この最低最悪の状況だった会社に徹底させたのです。あなたはこの単純な規則を聞いてどう思いますか?果たしてこの2つの規則は、いったいどういう効果があったのでしょうか?

それからしばらくして・・・

結論から言うと、この会社は経営再建に成功しました。

もちろん実際に行った政策はこれだけではありませんが、まず最初にこの2つの「人間の行動をほんの少し変える2つの規則」を徹底させたことが、経営再建が可能になった最初のカギのだと言われています。

今日はちょっとあなたに考えてみて欲しいことがあります。なぜこの2つの単純な規則を導入することにより、この会社は経営再生が可能になったのでしょうか?

大きな組織にしろ、小さな組織にしろ、この会社のような状況は現実問題として起こり得ることだと思います。なので、今回の課題を考える過程が、あなたにとって非常に重要なレッスンになると思うのです。

あなたの考えを聞かせてください。

ヒントになるか分かりませんが、永森氏の3つの経営哲学は、「情熱、熱意、執念」「知的ハードワーキング」「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」です。

ー磯貝優

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19 thoughts on “会社が潰れる前に・・・

  1. 3つの哲学、私の母から受け継がれしものの一部です。たいへん感銘を受けました。
    「謙虚」と「敬う心」
    これが、大切ですね。

  2. 磯貝様
    お世話になります。

    日本電産 創業者 永守重信氏の成功哲学

    すぐやる。やると決めたら、必ずやる。失敗が続いても、出来るまでやる。

    この根性で成功しないわけないですね。

    ありがとうございます。 自分に厳しく人に優しく頑張ります。

  3. 上司も部下もお互いに助け合っていく環境を作ったことにより、
    形だけでもお互いの協力する状況が生まれ、
    それを続けていくことによって、本当の信頼関係が生まれ
    仕事がスムーズに進むようになったのではないでしょうか。

    「上司はトイレ掃除をしてくれている。」
    「部下は頑張って仕事をしてくれている。」

    ーだから、自分も頑張らないと!

    まずは、思考より行動。
    考えていることは、わからないけれど
    自分の行動を見てもらうことにより、
    相手に伝わるのではないでしょうか。

    最初は、「上司がトイレ掃除・・・いい気味だ!」
    と思っていても、続けているうちに
    感謝の気持ちと、それが信頼につながっていくのではないでしょうか。

  4. お互いの信頼、仲間たちへの信心愛情、共存共栄の意識、互助精神の芽生え、
    自分たちによる自分たちの為の会社運営。
    この様な意識が従業員全体に芽生えて、協調・共同・協力により
    自然と企業業績のアップに結びついていった。
    私はそう信じます。

    私も先月42年間勤めた製造会社を定年退職しました。
    その会社の創業当初からの経営方針の最重要方針の一つは
    「全員経営参画」です。
    この方針により大きく企業も成長し続け、従業員にも大きな見返りが得られて
    金銭的にも精神的にも裕福な生活をされている方が多いです。
    この精神を忘れなければ成長し続けられると確信します。

  5. 自分がやる!と思うまでの最初の一歩。

    みんなの小さな一歩から始まる。

    ような気がします。

  6. こんにちは。

    社員は「上司の姿を見て、自分もがんばろうと思うようになった」
    上司は「部下が仕事をしてくれることに感謝できるようになった」
    とか、、、では。^^;

    自分だけではなく、多くの人が協力し合って業務が遂行されていくことに
    気づけば、自然と協調性が生まれてくるのかもしれないと思いました。

    磯貝さんからの答えが楽しみです^^。

    ありがとうございます。

  7. こんにちは!
    気持ちの矛先を変えさせただけだと思うのですが・・・

    これ私もお客様によく使いますよ。

    来店していただいた瞬間の顔を見ればだいたいその日のその方の気分が
    わかるので気持ちの矛先をちょっとずらしてあげることで生産的な
    方向に修正できます。

    また、それをしてからでないと結果が出せません。

  8. 役員が1時間早く出社してトイレ掃除をする。ステキな会社ですね。これは役員の意識改革になり、それを目の当たりにする社員にも間接的に影響する。そして社員は前後15分の意味を考えるようになるのではないでしょうか?「何故30分長く働かないといけなのか?」から、「この30分で何ができるか?」に変わり、30分で出来ることの大きさに気づいたとき、その他の時間の意味も変わってくる。結果、良い循環が生ませれてくるのではないでしょうか?

  9. 1時間早くきたリーダーが仕事の段取りを組んでいて
    15分前に来た社員がすぐにスタートできた。
    結果的に仕事の能率が上がったから。

  10. 永守氏の3つの経営哲学は・・・
    「情熱、熱意、執念」
    「知的ハードワーキング」
    「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」です。・・・

    「出社時間よりも15分早く・・・・終業時間が過ぎても15分だけ仕事をして退社・・・
    トイレ掃除をしてくれ・・・」

    やはり、会社再建を成功されました『永守氏』・・・
    『規律』 『倹約』 『感謝』 『謙虚』 『質素』 『平静』 『清潔』 『正義』  ・・・人格の価値観!!
    改めて、尊敬の念が・・・
    やはり、人は、そのトップとなる人の行動を・・・
    ・・・人は、必ず見ている ・・・ 必ず!!

    組織化されました大企業は、特に分業化・・・
    ややもしますと、社員の潜在意識には、『歯車』のみ・・・の考え方??
    一人一人が会社経営に携わつているという認識観を・・・

    改めて、偉大なる人物の『人格価値観』・『倫理価値観』・・・
    『素晴らしいアドバイス』   ありがとうございます。

    1. humanさん

      貴職のご意見に大賛成です。
      いろいろな立場はあっても、
      「当たり前のことを当たり前に」
      「基本の徹底」や「6エス」なども
      根は同じようです。
      日本人の忘れている「美徳」を
      大切にすべき秋なのかも知れ
      ません。
      ヨッシーから

  11. 日本と言う国の再建もホントは建て直された会社みたいに、まず、小学校からの道徳や躾けや掃除の時間を徹底させることから始まるのではないかと感じました。

    国家というと大きすぎて気がつかないけれど、本当は今回の話と同じように、目先の利益のために小手先をいじくりまわすのではなく、現実的な対策をしつつも、関わっている人間一人一人の行動を小さなことから徹底させることが大事なのではと思います。

  12. 小我を捨てさせ大我を得させようとした。
    2つのルールは他の人になる事を思い起こさせ実践させる事に効果があった。

  13. ジョン・F・ケネディの有名なある言葉を思い出しました。
    「国家があなたに何をしてくれるのかを問うのではなく、我々がこの国の為に何ができるかを話し合おう」
    本質はこれと同じ事ですね。

  14. 上司が部下よりも早く来てトイレ掃除をする

    その謙虚な姿を部下が見て、自分もがんばらなければと
    触発された

    30分分の延長された時間で、時間内で仕事を終わらせれば、
    その日は終了!というさせられている意識から、
    30分の時間が自発的に仕事をこなすという意識をもたらした

    のだと思います

    ありがとうございます

  15. その家に住む権利がなくなり出ていかなくては行かなくなった家庭、両親が離婚したりした家庭など崩壊した家庭の家に行くと共通して同じ匂いがする。すえた匂い。洗い物をきちんとせずにそのままにしたりして基本が崩れている。掃除だとか地味なことでも基本は大切なんだと
    思いました。たとえいろんな不満があっても基本は大切に生きていきたいものです。

  16. 今私の周りにも ”くれくれ(人からもらうことばかり要求する)人間”がたくさんいます。

    充分もらってもさらに欲ばり、周りに要求し続ける方がたくさんいます。

    それは なぜか全く出来ない人ではなく、どちらかというとある程度恵まれた方達ばかりです。

    環境も同じなんでしょうか。

    人間能力を発揮するには シンプルに生き、常に与えることを惜しむな  ということかと思いました。

  17. ”人間の 行動を少し変える 二つの規則”
    そうですね 従業員さんが 15分 役員が1時間早く来る 行動の変化は
    継続すると 大きな力となって 変化を 起こすのでしょうね
    私の 早起きも なかなか継続でしませんが
    少しの変化の 継続こそが 大きな変化につながり
    諦めない 精神こそが 成功につながるのでしょうね
    それは 解っているのですが
    なかなか 自分を 怠けさせてばかりで、、、???
    少しの変化を 自分に 起してみます

  18. 〇〇は私に〇〇してくれない・・というくれない族。どんな状況でもそのなかで「What can I
    do」と自分に問う事ができる状況改善マン。周りの環境にいつもコントロールされる人と自分で自分をコントロールしようとする人。後者が増えるとより良い状況になりますね。
    悪い状況を変えるのに最初の風穴をあけるのが難しいんですが、絶対にできる簡単なこと(だけど大切な基本)に最初は取り組まされて、体を動かして、エネルギーをポジティブに使う事を始めるうちに爽快感を味わったのではないでしょうか?
    自然に目標を探したくなるのは赤ちゃんが歩いたり話し始めたりしたくなるのと同じように本能だと思います。エネルギーを全部出して行動するのは気持ちが良い。学生時代はそうでした。自分のエネルギーを他者の為に使って喜ばれるのはさらに気持ちが良い。報酬が伴えばもっとありがたいですが。自分の会社はどうだろうか?自分の部署は・・・?自分は全部エネルギーを出して行動しているだろうか?

    できることをいまから探して、今日から始めますそして続けます。ありがとうございました。

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