From 杉本
昔、フィンランドという国で、
こんなことがありました。
フィンランド保健局が、
40~45歳の管理職を対象に、
定期検診、栄養のチェック、運動、
タバコ、アルコール、砂糖の摂取抑制を承知してもらい、
15年間にわたり、
追跡調査を行いました。
これを1グループとしましょう。
同時に同じ年齢、職種の人々を選び、
そちらには何もお願いせず、
ただ定期的に健康調査をして、
両方の比較を行いました。
こちらを2グループと呼びます。
その結果、心臓血管系の病気、高血圧、死亡、自殺、
いずれも一方が少ない、というデータを得ました。
そして、それは当局の意に反して、
何もしていない2グループだったのです。
その結果に驚いた保健局は、
どうして健康的、理想的な生活行動が、
有害な結果に終わったかを考えてみました。
そこで得た結論は、
治療上の、過保護と生体の他律的な管理は、
健康を守ることにならず、
逆に依存、免疫不全、抵抗力の低下をもたらしてしまう、
ということでした。
さらに、医療においても、
個人を保護し、責任を免除することは、
自我の確立を妨げることになり、
結果として不健康な状態を、
もたらすと説明しています。
つまり、人にとって管理されすぎること、
自発性を奪われることは、何にもまして「害」なのです。
マネージャーが部下を管理しすぎることや、
親が子供を管理し過ぎることは、
部下や子供の自発性を奪い、
状況対応能力を低下させます。
マネージャーや親には、
「任せる」技術が、求められているのです。
関心を持ち、会話を交わしつつも、
「必要以上の管理はしない」
「部下や子供の自発的な行動を促す」ことに価値を置いた、
効果的な関わりの持ち方です。
育自コンサルタント
−自分を育てるお手伝い−
杉本恵洋(すぎもと しげひろ)
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子どもたちを妊娠&出産したときの
産婦人科の体重管理を思い出しました。
一人目の時は、妊婦指導で定評のある
産科を選びました。
出産までの検診では、
体重増加を毎回厳しく指摘され、
指摘されれば指摘されるほど、
不思議と体重が増えるのです。
臨月には妊娠前体重より+10キロ。
難産で苦しみました。
それに懲りて末っ子は、助産院へ。
出産までの検診で
体重管理のことは全く言われなかったのですが
臨月の体重は+5キロ。
見事に、赤ちゃん・胎盤・羊水分です。
赤ちゃんを産んで測ったら、もとの体重に。
管理されるほど、体重が増える矛盾。
あの時、しみじみと感じました。
科学的な根拠があったのですね(笑
まさに事実であると思います。予防医学?果たして予防でしょうか?人間が本来持つ生命力。これを発揮せずに人生を生きる。全くナンセンスです。人間の力は強くて大きい。されど弱くて小さい。こんなに管理される時代、一体だれが管理しているのでしょうか?今日のご投稿に拍手!!
管理され過ぎるつらさは会社勤務で感じる人は多いと思います。終電の電車で自分より若い男性が飲み過ぎて倒れて頭を打ちそうになったので座っていた自分がささえて座らせてやった。
「このまま座らせてたらお前自分の駅通り過ぎて帰れなくなるかもしれねーけど、頭打って逝っちゃうよりはいいからな。」今度はその男はうつむいてメガネを落としたからひろって
「おい、メガネだって買えば高いだろ!このまま置いとくと踏んでレンズ割っちまいそうだからお前のカバンに入れとくからな。」と。しばらくするとそいつは泣いた。「こんなにやさしくしてもらえるなんて。」と涙を流した。「かわいそうに。会社でぎちぎちにやられているんだな。それで悩んで苦しくって酒をガンガン飲みまくったんだな。」本当に若い頃には暴れて
危険な連中ともつきあったけど、そいつらの意外な優しさを発見した半面、会社員になって
普通の会社でも管理職で自分はだらしないいい加減な仕事をしてる癖に部下に対してのぎちぎちにうるさくしつこくする陰湿ないやらしさを痛感しました。生悪説を信じて管理しないとだめだと強く思っているのだろうがそれでは伸びない奴は伸びない。実際にはよい上司にめぐり会うより悪い上司にめぐりあう確率の方が高いと思う。だから悪い上司に当たってしまったものはあまり自分を責めずに参考になるポイントのみ頭に入れるようにしたらいいと思います。
気の弱い人は怖いから相手の言ってることも全く頭に入らずに同じ過ちをくり返す。
「けっ!うるせいこの野郎!死ね!」くらいに思って自分も手を抜く時には手を抜く、半面
指摘されたポイントはおさえるくらいに思っていた方が気が楽だし、成功に結びつきます。
相手のバカ上司が感情的になっても自分の自信はけして失わずただ、同じ失敗はしないようにしたらいいと思います。部下がダメ、後輩がダメって言う奴は自分がダメなんだ。
上司の立場の奴は心して聞いておけ!器のちいせー奴についてく奴はいない!
皆 上のものの顔ばかり見てるからいつまで経っても下がついて来ないのだ。下がついて来ないから結果が出せないから上のお前への評価が低いんだよ。タコ!
いつも楽しく読ませて頂いております。
フィンランドでもそんなデータがあるんですね。
私のような疑り深い性格の人には、データの出所・詳細(年、%)をもう少し多く明示して下さるともっと嬉しいです。
ただ、私の知る限りでも、毎年、定期健診に行く人は、死亡率が何もしない人に比べて、非常に高いということです。
でも、当たり前ですよね。毎年、病院へ行って、白衣をきた専門家ぶっている医者から、「あなたは、心臓が悪い。注意しないさい。」とか言われ続けたら、なんともなくても心臓がわるくなっちゃいますよね。
ということで、私は、何の検査もしないで、日々、快適です。
私の師匠の斎藤ひとりさんという方も、おっしゃっています。
病気は全部、脳がおれたちをだましてるんだ。
だまされちゃいけない。
生徒の健康管理をしているものです。
いつも参考にさせていただいております。
私もデータの出所等を知りたいと思いました。
うちの生徒達は健康だけでなく、勉強に関しても管理されています。もっと自発性を引き出す方法がないかと思っていた矢先に、この話題に出逢いました。生徒だけでなく、生徒を管理しようとしている大人たちを納得させるデータがあれば、是非提供していただければ嬉しく思います。
だから、ばあちゃんを早く病院からだせ、というのに、うちの両親は、馬鹿だから、入院ばっかりさせてついに、今ひどい事になってしまった。
病院なんて、応急処置をする所で長くいる程、人を弱らせる。。。
まだ、私が在宅医療するというのに、なかなかうんと言わない。ひどすぎる。。。
他にも何か理由がありそうだか、全てエゴ、、、。
管理の力で何かをする者には必ず何かエゴがある。。
エゴを捨ててもっと優しく自然に生きてみないか。。。
これは云えますね
私は、このままの状態でした
ただでさえ発達障害なのに、冗長するだけです
というより、こういうことが発達障害の源だったのかも知れません
自分で管理されない環境を選ぶ強さが、
今の自分に1番大切だと実感しています。
管理されて安心している依存症が、
不健康になっていることも、まさに納得です。
確かに他人に管理され過ぎると、良いことは無いですね。
管理されなさ過ぎても、良いことは無いです。
自発的に適格な行動をするように他人を管理する・・・というのが理想でしょうか。
バランスが大事ですね。
祖父が80歳代のときに交通事故に遭いました。救急車で運ばれ入院しましたが、幸い骨折はなく、全身打撲ですみました。しかし、見舞いに行った際、よぼよぼの「おじいさん」になってしまった祖父を見て愕然!! いつもシャキッとしてバイクに乗って遠出していた祖父ではありませんでした。「こんなところに置いてたら本当に病気になってしまう」と、慌てて退院の手続きをして連れて帰ったら・・・2~3日で元の元気な祖父に戻りました。
もちろん家は段差もありますし、ほとんど空調もなしで(冬のストーブはありましたが)90代まで元気でしたよ