辛いときこそ笑顔の力を


僕は健康のためにジョギングをするのが習慣なのだが、
以前ジムで走っているとき、ふと鏡を見ると
とても疲れた顔をしていることに気付いた。

確かにそのときは走り出してから40分以上が経っていて
ちょっと疲れてくる時間帯だ。

しかし、疲れてきたからと言って
疲れた顔をして、心の中でも
しんどい」という感情が支配的になると
それにひきずられるように体もしんどくなってしまう。

こうなると、自分でも勝手に限界を作り出して
「今日は調子が悪いなー。このあたりが限界やな。」
というような言い訳までご丁寧に考えて出してしまう。

そして、その結果走ることを放棄して
歩きだしてしまうというのが
うまく走れないときのいつものパターンだ。

反対にお笑い番組やスポーツ番組などを見たり、
(ジムのランニングマシーンにはTVが付いているものもある)
iPodで音楽を聞いたりしてエンジョイしながら走っていると
不思議なことにあまり疲れを感じずに走れる。

ジョギングのように持久力がものをいうスポーツだと
そのとき頭の中で考えていることが体のコンディションに
如実に影響してしまうようだ。

なので、「これはいけない!」と思い
すぐに頭の中を切り替えて楽しい顔をして
楽しいことを考えて60分を走り切った。

このように、、、

何をするにも楽しみながらというのが
仕事でも人生でも良い結果を生み出すための
とても重要なポイント
だ。

楽しい顔は、楽しい気分を作ってくれて
苦しさを和らげ、忘れさせてくれる。

しかし、ジョギングで疲れる程度ならばかわいいものだが、
人間、生きているとどうしようもなく
辛い局面に遭遇してしまう場面もある。

・仕事での致命的な失敗
・人間関係のもつれ
・他人からの非難
・失恋
・意図せず他人を傷つけてしまった

他にもいろいろとあるだろうが
こういった局面では、たとえ普段から
プラス思考やモチベーションアップを心がけている人でも
落ち込んでしまって、良くないことばかりを考えてしまう。

そして、困った事に
この辛い苦しい状態は長続きしてしまう。

普通、このような心の痛みは
時とともに癒えていく場合が多いわけだが
しかし、癒えるまでの時間がかなり長くなってしまって
精神的に参ってしまう。

普段からふさぎこんでしまって
悪いことばかりを考えるようになってしまう。

人は感情で行動する生き物なので
辛いからといって落ち込んでいると
本当に何もできなくなってしまうものだ。

そんなときこそ笑顔の力に頼ってみよう。
笑顔は辛さを忘れさせ、生きるための喜びを与えてくれる。
そして、喜びから明日への希望が生まれる。

人生を辛く生きるのも楽しく生きるのも考え方一つ。
もしかしたら、明日とてつもないハッピーなことがあるかもしれない。

だから、身近な人に力を貸してもらって
無理にでも楽しいことをしてみよう。

あなたの笑顔に元気をもらう人もいるのだから。

ー森兼

PS.
あなたの「セルフイメージ」を変えれば、
プラス思考やモチベーションアップに頼らなくても
あなたは内面から変わることができる。
http://www.0stresslife.com/zrl/halloween2011/

11 thoughts on “辛いときこそ笑顔の力を

  1. 本当にそのとおりだと思います。「笑顔」の効用は絶大なものがあります。ただ最近は「笑顔」の作り方を知らない方が多いように思います。それはメールやインターネットの活用が多く、つい絵文字や言葉だけに置き換えてしまっていることが大きな要因の一つカモ知れませんね。でも、「笑顔」の大切さと必要性を私たちは今こそ、大きく語り伝えていかなければいけない気がします。私の格言”笑顔はすべての悪にも、悲しみにも勝つ!!”です。

    1. >hiroさん

      私の格言”笑顔はすべての悪にも、悲しみにも勝つ!!”です。

      良い言葉ですね。

      笑顔は、自己免疫も活性化し健康にも良いです。
      生で人が人と接する時間も大切にしたいですね。

      今日も頑張って生きましょう。

  2. 「私は辛いときこそ笑え」という考え方には反対です。心の痛みも、からだの痛みも、自然なシグナル。「ここで休みなさい。方向を変えなさい。」変化や休息に対する警告だと思います。限界を超えて走り続けて生命を消耗する。という生き方もありだと思いますが人がそういう生き方をし始めたのは、資本主義社会、弱肉強食、闘争を中心とした社会ができあがったからであり、人間と言うのは本来そんなにがんばらなくても自然に生きて生ける存在だと思う。
    「泣きたいときに泣き、甘えたいときに甘え、楽しんでいるときに笑い、余裕があるときに助け」いつでも自分の感性と感情に自然に忠実でありたい。周りにもそうであって欲しいと思う今日この頃です。

  3. 斉藤一人さんの書かれていた言葉だったと思うのですが、「あなたの笑顔は人も自分も助けるよ」という言葉がありました。私自身も「今日は元気!」とか「今日はアカン!」と日によっても・時間によっても・相手によっても、人間なのでコロコロと変わることは多々ありますが、やはり『ツライ・悲しい』などのネガティブな表情をしていると態度も行動もダウン↓してしまいますが、無理にでも(絶対にとは言えませんが出来る時には)『嬉しい・楽しい・ツイてる』などのポジティブな考え方に持っていけるように心がけています。そうすると自然と最初はシンドイと思えていたことも、表情や考え方を変えることで、それから生まれる行動や態度や言動はアップ↑することを身を以て感じているので、良いことを引き寄せたかったらやはり『笑う』ということは大事だと最近つくづく感じています。『笑顔』には人を和ませる良い影響もありますしね☆

  4. つらい時やピンチの時は誰でも焦るものだし、つらい顔をしがち。でもそれではいいアイディアは出ない。そういう時にこそ、落ち着いて逆転の発想はないか考えてみると意外と出てくるものです。ブルーメンの笛吹きについて行くがごとく人と同じようにつらいと思って諦めたらそれまで、笑顔を出すくらいの気持ちで落ち着いて考えよう。たとえは悪いけどこどもの頃に喧嘩をする時に怖い顔をしてやると肩に無駄な力が入って力んだ状態になりシャープなパンチは打てない。それこそ笑顔を出すくらい全身の力を抜いて落ちついてよく狙いインパクトの瞬間だけ力を入れると慣れてない相手とは雲泥のスピードと的確さの違いが出て圧勝できます。
    何か考える時もたるんでいてもだめだけど、緊張しまくってがちがちだといいアイディアはまず出て来ない。人が緊張する時は自分も緊張しがちだけど、そんな時に笑顔を出すくらいの気で冷静にあきらめずにアイディアを練ろう。車の運転でもフットブレーキが効かなくても
    エンジンブレーキを効かすとか坂の上り坂に乗り上げるとか壁に少しずつぶつかりながら減速してくとか諦めなければ何とかなることは多い。

  5. 【辛い時こそ笑顔の力】これは私も沢山の啓発本をよみ、自分の身につけたツールの一つだと思っていました。最初はきれいごとで馬鹿馬鹿しいと思った時もありました。でもつらくてもちょっとでも無理に笑顔をつくると、周りがゆっくりに感じ、少し気持ちに余裕が出てきたものでした。が、今回はさすがにうまくこれが機能せず、困ったものです。一人で能天気(私なりに必死でしたが)に生きてきた私が突然、父の死を前にして毎日会社と病院の往復と、母と二人で過ごす生活習慣のずれや、携帯電話をひと時も離すことができない状況、もちろん会社にも迷惑をかけています。励ましの意味なのはわかるのですが【頑張ってね、あなたがしっかりしないとね】は、もう疲れていて十分頑張ってる自分にはちょっとムスッとしてしまい、このツールが使えなくなってるのがわかりました。と、言うことはまだ本当にこのツールを身に着けていなかったと言うことなんだな~と実感しています。
    被災者の方たちもそうですが、頑張ってる人に頑張って!はどうですかね。そっとそばで笑顔で見守るのがやはりよいのかと・・・。Taraさんがおっしゃるように、頑張らなくても自然に・・・・この言葉ほっとしました、ありがとうございました。

  6. 今、悲惨な状況なので、何とかしたいです
    笑う門には福来たるとはよくいいますね
    意外といいのかも知れませんね
    私も試してみようかな

  7. 思い出すと笑顔になってしまう「笑顔」の記憶がありますか?
    私は、ありがたいことにあるのです!
    私の宝物です。
    私はこの笑顔に「清水(しみず)の笑顔」と名付けています。
    こうして好きなものに名前をつけるという行動は、愛着をより深めるのに効果があります。
    まっ、私のやり方ですがね(笑)

  8. そうかもしれません。が・・・しかし本当に辛い時って本当に笑えないんですよ!

  9. 本当につらい時は波動により、なかなか助けてもらえる人にも出会えない。
    でも、泣きながらでも一人がんばって諦めなかったとき、やっと最後に助けてくれる人が現れる。泣いた回数を超える位、笑わなきゃ損だと思う。

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